あなたは毎日楽しく暮らしていますか?
それとも、心配事が多いのでしょうか。
人は、心から楽しんでいれば、苦しいことは考えられないものです。
逆に、つらいときには、楽しいことは考えられません。
閉塞状況でなんとなくネガティブなことばかり考えてしまう時、また現在の社会延滞の不安を感じさせる空気に知らないうちに傾いたとき、自然と楽しい方向にシフトする考え方を持っていると気持ちをラクにすることができます。
こんばんは、ラブです。
ワクワクと不安は、同時に感じられない
心配と不安は、本人がたいしたどりょくをしなくても、心に浮かんでくるものです。
そんな状況でも、自然に楽しいことや嬉しいことに意識がシフトする方法としては、
「これまでに楽しかったことを3つ思い出す」
というものがあります。
ひょっとしたら、子どもの時までさかのぼる人もいるかもしれません。
部活で優勝したとき、何かで表彰されたとき、修学旅行など。
または、子どもが生まれた時、プロポーズされたとき、海外旅行、誕生日、仕事での表彰や実績を伸ばした時かもしれません。
できれば、その時の状況を細かいところまで思い出します。
心から楽しかった時のことを思い出していくうちに、5分前まで感じていた心配事が意識からそれていることに気づくはずです。
ワクワクすることと不安を、私たちは同時に感じることができないのです。
そして、よく見てみると、その2つはコインの表裏の関係にあることもわかります。
不安はワクワクがネガティブになった感情です。
ですから、今感じている不安はワクワクに変えることができます。
それは、あなたの選択次第です。
将来に対して感じる不安は、「ワクワクに変えてみよう」と思うだけで、十分変えることができます。
不安定な仕事が、新しいチャンスに見えるかもしれません。
お金が無い状態が、フレッシュスタートを切るきっかけに見えるかもしれません。
一番悪いのは、漠然とした不安のせいで、本当にやりたいことをやらないことです。
あなたが不安に思っていること、例えば友達がいなくなるとか、批判されるとか、お金が無くなるなどのことをリストにしてみましょう。
「友達もお金も評判も、また作ればいいや」
そう思えるようになると、あなたは不安から解放されます。
やりたいことを始めてみようという気分に名たら、もう心配はどこかへ飛んでいます。
人の数だけ、人生の真実がある
私たちは、自分が感じていることや記憶が真実だと疑問を持たずに感じています。
著者は親戚10人と旅行をしていて、30年以上前の出来事の話題になりました。
当時小学生だった著者の覚えているのと、まわりの大人の認識が全く違うことに驚かされました。
行った場所などの記憶は、大人だった彼らがおそらく正しいものです。
自分の記憶の多くは、じつは歪曲されているのです。
特に子供時代の記憶は、かなりあいまいです。
著者の父やは10年ほど前に亡くなりましたが、税理士として経済的成功は収めていました。
しかし、ずっとアルコールの問題を抱え、人間関係を上手く築けず殺伐とした人生を送った、「愛のない人間」ように著者には見えていました。
しかし、後日叔母である父の妹二人に効いてみると、早くに亡くなった父親(著者の祖父)代わりに弟妹の面倒を見てきた頑張り屋で、ヒーローで、どんなことがあっても守ってくれるような素晴らしい兄だというのでした。
もちろんそんな側面もあったのでしょうが、著者はそのギャップに驚きました。
「人を愛することができない不器用な人だと勝手に思っていたけれど、妹にたくさんのことをしてあげられるくらい愛情がいっぱいあった」
そう思うと、「自分もやっぱり愛されていたんだ」という熱い思いがこみ上げてきて、その夜に夢で、父親と楽しくキャッチボールするところをみたそうです。
人生の真実は、私たちの感情によって大きくゆがめられています。
パートナーに愛されていないと確信している人も、実は「自分は愛されない」という観念を子供時代から引きずっているだけかもしれません。
著者のカウンセリングにくる多くの経営者のカップルで、愛されていないと感じている奥さんが「もちろん、愛しているよ」と旦那さんに言われて、信じられないという顔をするのを何度もみてきました。
息子や娘として、両親にまったく愛されていないと感じている人はたくさんいます。
あるとき、父とうまくいっていない女性がお父さんと一緒に来ました。
「私は父に愛されたことが無い」という女性。
その父親に話を聞くと「確かに仕事で忙しくて一緒にいてあげられなかったけれど、一時も娘のことは忘れたことが無い」と、証拠にぼろぼろになった娘の小さいころの写真を取り出して見せてくれました。
その写真を見た彼女は号泣していたそうです。
人の数だけ真実はあります。
自分の思い込みでゆがめないようにしたいですね。
周囲の人に対して、誠意がない、愛が無いと感じた時、その人を別の角度から見てみることです。
そこには、あなたが見落としていた真実があるかもしれません。
ハッピーエンドを自分で作り出す方法
あなたは、これからの人生で、具体的にどうなりたいか、どうしたいかというイメージを思い浮かべられますか?
あまりイメージがわかない人は、これからの可能性を自由に想像してみませんか。
映画のDVDには、本編とは別に「もう一つのエンディング」という付録がついているものがあります。
そのディスクには、実際の映画と採用されなかった別のエンディングのシーンがいくつか収録されていたりします。
著者もこの何通りもあるエンディングを楽しみにしていますが、映画によっては大どんでん返しがあったり、まったく違う話になったりするそうです。
人生でも考えてみれば、途中のちょっとした選択次第で、まったく違うものになります。
どちらの大学に行くのか、どちらの会社に就職するのか、誰と結婚するかによって、まったく違うストーリーになるはずです。
そうした選択肢の数々を得て、私たちの人生はできています。
途中で選択を迫られる場面に遭遇しますが、最期には幸せな終わり方をしたいと誰もが願うのではないでしょうか。
どうせなら、そのシナリオを映画のように自分でつくってしまいましょう。
これから、あなたはどんな人と出会い、どういう仕事をして、何を体験するのでしょうか。
退屈な仕事や不愛想なパートナーと毎日をやり過ごすだけが人生ではありません。
毎日ワクワクするのは、どんな人生なのでしょうか?
あなたの人生は、これから遭遇する何百という選択で、まったく違うものになります。
これからどんあことをやりたいのか、どうなったら最高なのか、想像力を働かせてみましょう。
自分が創るシンデレラストーリーでありアメリカンドリームをつくってみましょう。
イメージするのにお金はいりませんし、ワクワクする気持も手に入れられます。
人生に奇跡が起きたところをイメージします。
そして、何通りもハッピーエンディングを考えます。
どの物語も、楽しく面白く終えられるとしたら、途中の苦しみなんて何とか我慢できるものです。
そのストーリーに沿った、最高に面白いあなたの人生がこれからスタートするのです。
人生の楽しいエンディングをいろいろイメージしてみるのも、なかなか楽しそうです。
そのためなら、今の小さな悩みなんて、ほんの小さな成功に向かうための踏み台でしかないかもしれません。
今日も1日おつかれさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。