猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「引き寄せ」がうまい人は、「この世にライバルや敵が存在しない」と思っている?~『「引き寄せ」に成功する人がやっている 小さな習慣』水谷友紀子

私たちひとりひとりの潜在意識は、宇宙と直接つながっていて、そして宇宙が私たちの思考を「現実」という形に変換してくれて、私たちの人生に返してくれています。

私たちだけでなく、地上に住むすべての人がそうです。

 

引き寄せの法則」に気づいている人は、他の人の存在が「自分の望んだものを自分に届けてくれるありがたい経路」だと知っています。

だからこの認識ゆえに、「他人=自分の仲間」と解釈します。

他人を好意的にいつも見ているので、他人とのトラブルに巻き込まれることが非常に少ないのです。

 

それゆえ、またポジティブな信念を深めます。

「ああ、やっぱり世間は私に優しいな」と・・・。

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一方、往々にして「他人=ライバル」ととらえてしまっている人は、他人とのトラブルが当然高くなります。

実際にそのようなトラブルをたくさん経験する中で、他人に対してネガティブな自分の心情をますます深めてしまうのです。

 

著者はある友人家族と17年ぶりに再会しました。

著者の住む三重県まで県外から来てくれることになり、せっかくなのでお土産を買っておくことにしました。

普段なら著者自身が好きな甘いものをとっさに思うのですが、この日だけは「いや、ちがう!」と思ったのです。

「そうだ!梨だ!」

と思い付き、その時期旬でその地方でおいしいと評判な梨を買いました。

友人家族と会ってすぐに、梨を渡すと、友人の横にいたその高校生のお兄さんがげらげら笑いだしました。

聴けば、このお兄ちゃんはサッカーをしていて、甘いものを食べるのは禁止されているけれど、果物だけはオッケー。

しかも、前の晩、ちょうど梨を食べ終えたところで

「お母さん、また梨買ってきてよ!」

と言っていたのだとか。お兄ちゃんは

「わ~い!引き寄せの師匠から梨を引き寄せちゃったよ」

と、それはそれは喜んでくれました。

引き寄せがうまい人は、自分の限界を設定していない

昔、テレビ番組で「あなたの夢を叶えます」というものがありました。

待ちゆく人誰かに突然声をかけて、「スタッフがあなたの願いをなんでも叶えるから、あなたの夢を聞かせてください」と尋ねます。

 

1人目の人は「世界一大きなハンバーガーが食べたい!」と言いました。

2人目の人は「世界一周旅行!」と言いました。

スタッフは1人目の人に直径1mくらいの巨大ハンバーガーを届けました。

しかし大喜びする1人目の人に、番組スタッフは

「2人目の人は『世界旅行』でしたよ」

と伝えると、

「え~?しまった!」

とそれは悔しそうにしていました。

 

人間は、特になにも心の準備ができていないときに突然のことが起きれば、「心の中でいつも考えていること」が思わず出てしまいます。

つまり、とっさのことでありのままのその人の中身が見えてしまうことです。

「世界一のハンバーガー」もユニークで面白いのですが、「世界旅行」に比べたら、発想が小さいことにお気づきになるでしょう。

 

つまり、こういう突然降ってわいたような幸運さえもしっかりキャッチできるような幸せな人は、普段から「物事を大きく考えている」人なのです。

「こんなことを考えても叶うはずがない」「どうせ無理に決まっている」などと考えを「制限」したり「限界」を設定しないため、いつものびのびと自由に発想を広げています。

そのため、知らないうちに「自分の器」わえも自分で大きくしていて、従って幸運が降ってきたときにも、しっかり受け入れられるようになっているのです。

できるだけ最高の未来をのびのびとビジュアライゼーションする

ある日著者がコーチングの最中に、こんな出来事がありました。

パートナーを求めていたクライアントの人が、

「デートの場面を『ビジュアライゼーション』していても、全然楽しくないんです」

と言うのです。

なにかがおかしいと思った著者がその場面を聞いてみると

「え~っと、未来のパートナーと近所の神社に家で作ったお弁当を食べて・・・」。

 

彼女はディズニーランドが好きなはず。

なぜディズニーランドしないのか、と聞くと驚いたように

「え?ディズニーランドでもいいんですか?」

と驚いていました。

そこから、彼女は笑顔になって

「私、いつかイタリア旅行もしてみたい!」

と言い出したので、デートの場面をイタリアに変更したところ、喜びの声をあげながらビジュアライゼーションできました。

 

つまり、なぜ彼女のビジュアライゼーションが楽しくなかったかというと、彼女は過去に経験したことに基づいた未来化、過去のちょっとだけ延長線上にある程度の未来しか描けていなかったから。

同じように

「自分の過去に経験のないことはビジュアライゼーションできません」

と言う人は、ときどきいます。

今まで経験したことしかビジュアライゼーションできないとしたら、これまでの人生と何一つ代わり映えすることはありませんね?

「まだ見ぬ素晴らしき未来」「まだ体験したことのない素敵な未来」を先に心の中で見るからこそ、その素晴らしく素敵な未来に到達します。

著者も、自分が選挙に出るまで、候補者として選挙を経験したことはありませんでした。

自分で本を出版するまでは、出版の経験なんて、当然なかったのです。

でも、のびのびと自分の想像力を駆使してビジュアライゼーションをしました。

著者のビジュアライゼーションの多くは、まだ見ない未来を想像しているのです。

そんなビジュアライゼーションこそが、新しい未来をどんどん切り開いています。

 

初めて訪れる国に旅行することを考えてみてください。

どうやって胸を膨らめせて行きますか?

パンフレットを集めたり、ネットで調べたりできますね。

次に、その国のガイドブックを買うかもしれません。

そこにはもっと具体的な写真があります。

つまり、資料集めをして、自分なりのイメージを作り上げ、その中に自分を組み込んでしまえばいいのです。

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品種によっては、桜も咲き始めています。

桃の節句も近づいてきましたね。

 

この春に、あなたにとって素敵な出会いがきっとありますように。

では、また。

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あなたに幸せを「引き寄せる」魔法の言葉~『「引き寄せ」に成功する人の小さな習慣』水谷友紀子

日々いろいろな人を観察していても、あなたの周りにいる「ラッキーなことがよく起こる人」を思い出してください。

そんな人たちは「ありがとう」などの言葉が多いのではないでしょうか。

そもそも人生がうまくいっていない人は、そのうまくいっていない原因を自分以外のものに押し付けるためか、文句や愚痴はものすご~く多いのですが、そういう人たちに感謝されることって少ないですよね。

 

この「ありがとう」の気持ちの多いか少ないかは、私たちの「人生の質」を決めている大きな要因です。

毎日の中で感謝するには、基本的に「良いこと」に目が向いていなければ探せません。

つまり、感謝の気持ちを日々たくさん出している人はポジティブなことに目を向け、そして感謝の気持ちを感じているということ。

 

すると、当然「引き寄せの法則」によって、この「ありがとう」の言葉は、ますます感謝したくなるような素敵なことをあなたに運んでくるのです。

 

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「引き寄せ」る人は、「ありがとう」をいつもたくさん繰り返している

一方、不平不満ばかり口にする人は、この「ありがとう」の気持ちが少ないということ。

そして、これも当然ながら、ますます悪いことを引き寄せる「悪循環」に陥っています。

「引き寄せ」るために大事なプロセスであるビジュアライゼーション(想像する)は、ごく簡単に説明するならば

①望むものがたった今手に入ったところを見る(想像で)

②その時の喜びの感情を味わう

③感謝する

です。

ごく簡単なのですが、人によってはこのビジュアライゼーションのときでさえも「感謝する」を忘れています。

また、こんな人もいます。

実際にビジュアライゼーションが成功し、望んだものがある日突然無事に届きました。

たくさん喜ぶのはいいのですが、でも何かをすっかり忘れているのです。

その望みを届けてくれた宇宙に対しての「ありがとう」の気持ちです。

 

普段、私たちの生活の中で実際なにかプレゼントしてくれたら、絶対に「ありがとう!」と言いますよね?

もしビジュアライゼーションで、「ありがとう」を忘れるとしたら、あなたのイメージには今一つ「リアル感」が欠けているのかもしれません。

「ありがとう」は、この「リアル感」を生み出し、あなたに確信を生むものなのでとても大切です。

次の「引き寄せ」を迎えるためにも、「ありがとう」と感謝することは、とても重要です。

引き寄せの上手い人は、年がら年中「ありがとう」を日常生活の中で連発しています。

 

著者は買ってきた花に対しても1日に何度も

「う~ん、きれいね。どうもありがとう!」

と言っているそうです。

あなたの普段の言葉をちょっと変えることが、あなたの感情と認識さえ変える

ハワイ出身の元大関がテレビ番組で、自分の過去について語っていました。

貧しい幼少期を過ごし、10人もの兄弟とともに育った彼。

日本で活躍するようになって、ついにお母さんのためにハワイの豪邸をプレゼントするまでになりました。

すると、その後彼のまったく知らないところで、その豪邸が売りに出されていたのです。

理由は、彼の兄弟姉妹たちが、その豪邸を抵当に借金に借金を重ね、浪費しまくり、その額は1億数千万円。

そしてその後、その1億数千万円の借金を自ら返済しなければならなかったという話でした。

司会者が

「ご兄弟とはいえ、これはさすがに頭にきたでしょう?」

と聞くと、本人曰く

「あんまり気にしない・・・」

 

もちろん、私たちとは稼ぎ方が異なる人たちではありますが、大関とはいえ1億数千万円は決して小さな額ではなかったはず。

それでもこの「気にしない・・・」の持つ不思議な力は何なのでしょう。

 

私たちは、日々の生活の中で、ほんの些細なことに腹を立ててしまうことがあります。

「もう頭にきた!」

「むかつく!」

そう心の中で思ったり、言葉にしてしまいますが、そうした言葉を使うがゆえに物事が必要以上に大きく見えてしまうのです。

そして、必要以上にネガティブな「嫌な気分」を感じてしまうものなのです。

 

この「気にしない」という言葉は、実際に著者も試してみると、実に有効でした。

スーパーで長蛇の列に並ぶことになった著者。

いつもはすぐにイライラしていたところを、心の中で

「あんまり気にしない!あんんまり気にしない!」

とちょっととぼけた言葉を心の中で言っていると、

「レジ係の人も一生懸命やってくれているのよね~」

という余裕を持って眺めることができるようになり、イライラが消えました。

 

私たちは、「ネガティブなものに目が行ってしまう癖」をすでに持っています。

そのために「嫌な思い」を抱きがちで、嫌な気分に勝手に浸ってしまいます。

ネガティブなことに目が行ってしまった、と気づいたら、このようにまったく違う言葉を遣うようにすると、その後の認識と感情が変わります

したがって「嫌な思い」も自然とでなくなるのです。

 

そして、当然ながら、自分の中から「嫌な思い」が出なくなることで、あなたの人生にますます「嫌なこと」は引き寄せられなくなるのです。

 

遣う言葉は、こんな風に変換することができます。

・むかつく、イライラする→あんまり気にしない

・嫌な人→ちょっと変わった人

・最悪の出来事→ちょっと稀にみる不思議な出来事

・頭にきた→ちょっとびっくり仰天した

・面倒くさいこと→いつもより少~しやりがいのあること

 

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上の写真を「枯れた花」というのか「おしゃれなドライフラワー(?)」というのか、それを決めるのは自分ですもんね。

(疲れていると、この類のものがごみに見えがちなのは、ワタシだけでしょうか・・・)

 

言葉を変えるだけでも、確かに引き寄せの力が付きそうな気がします。

引き寄せがうまくいく瞬間は、とにかく気持ちが上向いているときだとか。

気持ちをポジティブ方面へ引っ張っていくのに、「言葉」というツールはとても有効ですし、何より身近です。

 

ワタシが去年引き寄せたのは、「使い勝手の良いグレーのトートバッグ」。

「具体的に」「楽しい気分で」ビジュアライゼーション(想像する)してみたら、うまくいきました。

「いつ」「どこから」やってくるか、については「宇宙」というか「空」みたいなところにお任せしておくのも大事だとこの著者の別の本にあったので、そうしてみました。

で、想像しながら手に入れた瞬間の喜びを「先取りして」楽しんでおくことも大切だ、とこの著者の別の著書にあったので、実践しました。

 

でも、人は本当に「ネガティブに考える」ように出来ているので、たまに「引き寄せのやり方」をおさらいしないと、きれいさっぱり忘れてしまうのが難点です。

というか、実はこの「ありがとう」をワタシは忘れていたために、「引き寄せ」の「ループ」が作れなかったのです。大反省。

 

今回、また復習して引き寄せをしてみようと思っているので勉強しますが、一緒にあなたの幸せが引き寄せられたらとてもうれしいです。

 

週末ですね。

ちょびっとは明日、休めるのでしょうか。

あまり、無理なさらないように。がんばりすぎないでくださいね。

では、また。

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自分からネガティブな言葉をふりまかないように気を付けている~『「引き寄せ」に成功する人がやっている 小さな習慣』水谷友紀子

ほとんどの人が、普段自分がどんなことを口にしているかに意識をしていません。

 

ときどき、こんな人がいませんか?

会社への不平不満がやっと終わったかと思うと、次は家族の愚痴が始まり、挙句の果てに自分の体調の悪さを延々と話しだして・・・・。

聴いている方も悶々としてしまい、たまったものではありません。

そして、そんなネガティブな人の話から、聞いている私たちも過去の嫌な体験を知らないうちに思い出して、自らますます嫌な気持ちになることだってあるのです。

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引き寄せの法則」をよく理解している人は、自分から発信する不平、不満、愚痴などのネガティブな言葉は、当然、自分になんらかのネガティブな現実としてかえってくることをわきまえています。

それ以上に、その時に周りの人に対してもネガティブな影響を与えてしまうだろうことも分け合っていますので、自分の話す言葉や内容に注意を払っているものなのです。

 

ある有名選手が、私たちにあまりなじみのない珍しい病気になったとの報道が相次ぎました。

その後、著者はふたりのクライアントから、同じようなことを繰り返し聞いたのです。

「報道を見て、わたしももう何年も起きていなかった同じ病気を持っていたことを思い出してしまったら、翌日、それを発症していました」

と・・・。

こうして、何気なく耳から入ってきてしまうような情報に対しても、私たちはいつもなんらかの反応をしているということです。

 

著者も同じような失敗をしました。

あるとき、友人からの電話で「五十肩になっちゃって」という話を聞きました。

ついそのあと、著者はひとりで「四十肩は聞いたことがあるけど、五十肩ってなに?」とうっかり無意識に考えてしまっていたために、数日後まんまと「五十肩」を引き寄せてしまいました。

 

他人の言葉でも、ネガティブな言葉は気を付けなければなりません。

 

潜在意識は「良い」「悪い」の区別がつきません。

なので、あなたがたとえそれが「欲しい」ものでなくても、あなたが「それ」を何度も心に繰り返してしまったりすると、潜在意識は「何度も考えるってことは、あなたは『それ』がとても欲しいんだね」と解釈してしまい、見事に現実化するのです。

たとえば過去に持っていて忘れてしまっていたかのような病気でも、またリアルに実感してしまったりするがゆえに「それ」を引き寄せてしまっているのです。

 

引き寄せの法則」をまったく知らないならばともかく、知っている私たちなら、できるだけ自分の口からネガティブな言葉は発しないように日々自分を客観的に観察し、ましてやそれを他人にふりまくことがないようにしたいものですね。

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幸せな人生にするためにも、明日からポジティブな言葉を大切にしたいものです。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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「私にはできない」とは絶対言わない!~『「引き寄せ」に成功する人がやっている 小さな習慣』水谷友紀子

アメリカの自動車王ヘンリー・フォードのこんな有名な言葉があります。

「自分にはできると考えても、自分にはできないと考えても、どちらも正しい」。

 

引き寄せの法則」の観点からすれば、まさにその通りです。

あなたが「できる」と思ったことはあなたが心からそう信じている限り、絶対にできます。

そして、あなたが「できない」と信じ込んでいることは、絶対にできないものだからです。

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著者の母親は、著者のマンションに遊びに来て変えるとき、玄関のドアを開けようとするとき、必ず

「開かない、開かない!」

とカギをいじくりまわします。

つまみを押さえながら回す、ただそれだけのことですが、いつもきまってカギが開けられませんでした。

本人が「開かない」と思い込んでいる限りは、絶対に開かないのです。

こんな誰にでもできるような些細なことであっても、本人が「できない」と思い込んでいることは、たとえできる可能性が200%あっても、できなくなります。

 

著者のクライアントの中にも、

「私、引き寄せができないんです」

といきなり言い出す人がいるそうです。

「それじゃあ、どんなビジュアライゼーションをしてみましたか?」

と尋ねると、

「そういえば、意識的にはまだ・・・・」

というのです。

ビジュアライゼーションをしていないのに、何も引き寄せられないのは当たり前のこと。

まだ実験も始めていないのですから、結果が出るわけがないのです。

このように、多くの人が、自分で一度も経験したことがないにもかかわらず、それをやる前から「私はできない」と勝手に決めつけ、やればできるかもしれない自分の可能性を自らの手でつぶしたり制限したりしてしまっているのです。

 

また、ほかの人から「あなたは無理よ」と言われると、すぐに心が折れてしまい、「やっぱり、無理だ」と信じ込んでしまう人が多くいます。

でも、誰が何と言おうと、いつだって自分の可能性をひたすら信じ続けていくことが大事です。

「自分にはできない」などと軽々しく口に出さないこと。

「自分にもできる!」と信じて何事にもひるまず挑戦していきましょう。

なぜなら、「できる」も「できない」も本当はすべてあなたが決めることだからです。

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「できる!」と思って挑戦してみたら、できたことがありました。

思い込みの力って、けっこうあるものですよね。

ちょっとずつ挑戦していく習慣をつけられたら、と思います。

 

今日もお疲れさまでした。

すてきな夢が見られますように。

では、また。

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言葉から、引き寄せる!~『「引き寄せ」に成功する人がやっている 小さな習慣』水谷友紀子

私たち人間は、外見的な面を見ていることしかできません。

が、実は引き寄せに成功する人々、人生を幸せに生きている人々、次から次へと成功を収めていくような人々は、ほかの人とはまったく思考の使い方が違います。

この「思考の使い方」こそが、あなたの人生を幸せなものにするか、そうでないものにしてしまうかの決定的な要因なのです。

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成功している人の心は、いつも忙しい

一言でいえば、外見上はどう見えようと、「成功している人の心はいつも忙しい」ということです。

このような人たちは、自分の思考を「能動的」に、いつも自分にとってできるだけ都合のいいように賢く上手に働かせています。

そして、そのほかの人々は、いつも外からの情報にただ受動的に反応し、外の出来事や自分の感情に翻弄され、ほとんど思考を能動的に使ってはいないのです。

 

自分の人生をもっと豊かに、もっと幸せに生きたいのなら、そしてもっと夢を実現していきたいのなら、すでに「そうなっている人」の真似をすることです。

特に人生を思い通りに生きている人たちの「ものの見方」「思考の使い方」を徹底的に盗んでみませんか?

そして、実際に一緒にやってみませんか?

これがほかのどんな方法よりも確実に成功していくと著者は言います。

「思い通りにならない人生」に甘んじてはいけない!

本著では、「引き寄せ」に次々と成功し、奇跡を連発していく人々や、人生を思い通りに生きている人々の日々の習慣について書いています。

このような人々が「普段どんなふうにものを見ているのか」「どんなふに考えているのか」、そして「それをどんなふうに自分の人生に活かしているのか」ということを一緒に読みながら、できることからちょっとずつやってみませんか?

 

「何もうまくいかない」と嘆き悲しむことは、あなたの貴重な時間とエネルギーを無駄にしていることです。

あなたはそんな「思い通りにならない人生」に決して甘んじてはいけない人です。

なぜならば、私たちすべての人間は「創造力」という人生を思いのままにする素晴らしいパワーを生まれながらに持っているからです。

言葉で引き寄せる

「自分が発信した言葉は、自分に返ってくる」ことを理解している

私たちは、普段あまりよく考えもしないで、何気なく言葉を次々と発信してしまいますが、「言葉の持つエネルギー」に気づいている人は、そう多くないようです。

引き寄せにはメカニズムがあります。

つまり、私たちの「思考」が「現実化」するプロセスです。

私たちの意識には「顕在意識」と「潜在意識」があり、私たちが意識的に使っている「顕在意識」が発信した思考、言葉、イメージは、まず「潜在意識」に届けられます。

そして「潜在意識」から今度は宇宙に伝わって、宇宙がそれを「現実」という形として私たちの人生に返してきます。

 

潜在意識は「言葉」よりも「イメージ」に強く反応します。

ですから「ビジュアライゼーション(想像する)」を「夢をかなえる最も簡単な方法」として進めています。

しかしだからといって「潜在意識」が「言葉」に反応しないわけではありません。

 

著者の父親は子供たちが話を聞かないときに「他人の話を聞かないやつは、耳が聞こえなくなるぞ」と繰り返し言っていました。

「一番人の話を聞かない人に、そんなことを言われたって・・・」と思って受け流していた著者。

そして、そんな言葉を投げつけていた本人が、50歳になるかならないかの頃から耳が悪くなり、補聴器が必要となり、

ついにはほとんど耳が聞こえなくなりました。

 

私たちは、いつもあまり考えもせずに口から飛び出してくる言葉を発信します。

でも実はその言葉のひとつひとつが、私たちの現実を作り上げていることを意識し、今後は自分の発信する言葉にも注意してみましょう。

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今日も一日お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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「避けて通りたいところ」にカギがある~『0ベース思考』

『ヤバい経済学』で、著者たちは犯罪発生率の低下について見落とされていた要因の一つを特定しました。

1970年代初めの人工妊娠中絶の合法化です。

とても私たちにとって神経を逆なでされる話ではあります。

しかし、単純明快な説です。

望まれない子供があまり生まれなくなることで、犯罪の温床になりやすい酷な状況で育つこともが減ったのです。

アメリカで妊娠中絶が激しい道徳論争や政治論争の的になってきたことを考えれば、著者たちの説は中絶反対派にも賛成派にも受け入れられなくて当然でした。

怒鳴りあいの喧嘩も覚悟しました。

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驚いたことに、著者のもとに嫌がらせの手紙は殺到しませんでした。

なぜか?

思うに著者は妊娠中絶が犯罪を減らす「作用があった」と指摘しただけで「根本原因」と指摘したわけはなかったからでしょう。

 

では、何が根本原因なのでしょうか?

ずばり、多くの子供が犯罪の温床になるようなひどい環境で育てられたことが根本原因です。

中絶合法化後に生まれた最初の世代が大人になったころには、そういう環境で子供時代を過ごした人が以前より減っていました。

根本原因を見つめるのは、不安なことです。

怖いことです。

だからなるべく避けて通りたくなります。

子どもを育てる資格があるというのはどういう親かといった、チクチク突き刺すような問題を話し合うより、警官や刑務所や銃規制法について議論する方がずっと気楽です。

でも、犯罪について有意義な話し合いをしたいのならば、まずは出発点として、安全で実り多い人生を送るチャンスを子供たちに与えてやれる、しっかりした愛情深い親がいかに大切かを話し合った方がいいのです。

 

しかし、これは簡単な議論じゃあすまない話です。

でも、根本原因に向き合っていれば、ありもしない幻影じゃなく、現実の問題と格闘しているという安心感だけは、少なくとも持っていられるのです。

裏付けがなくても、怪しい「答え」が定着してしまう

科学と論理の強力な裏付けがある医学のような分野であっても、根本原因がばっちりわかっているというわけではありません。

人体は複雑で動態的なシステムで、まだまだわかっていないことが多いからです。

たとえば、潰瘍について考えてみましょう。

これは、簡単に言うと胃腸の粘膜に傷やただれができることです。

焼けつくような痛みを起こすことがあります。

1980年代初めまでに、潰瘍の原因は完全に解明されたと考えられていました。

遺伝的なものか、過剰な胃酸の分泌を促す精神的なストレスや刺激の強い食べ物が原因とされていました。

ですからその治療法も、「わかって」いました。

患者はストレスを減らすために気を楽に持って、胃を落ち着かせるために牛乳でも飲んで、胃酸の発生を抑えるためにタンザックかタガメットを服用しなさいと言われていました。

 

この効果は、大目に見て、可もなく不可もなくというところ。

こういった処置は、患者が痛みをコントロールするのに役立ちましたが、症状をおさえはしませんでした。

潰瘍はときに胃に穴が開いて腹膜炎を併発したり、出血による合併症が起こったりすれば死に至る危険さえあり、症状によっては大手術を必要としていました。

何百万人の患者が、胃腸の専門医や外科医の処置を定期的に必要とし、潰瘍治療薬市場は、1994年には80億ドルを超えました。

 

潰瘍やがんなどの根本原因が、別のところ・・・ひょっとしたら最近に・・・あるかもしれないという説は、昔も一部で唱えられていました。

しかし、医学界の権威は、まぎれもない欠陥をめざとく指摘していました。

強酸が渦巻く胃の大釜の中で、最近が生存できるはずがないだろう。

そんなわけで、従来型の潰瘍治療法は、その後も幅をきかせ続けました。

「これはいったい何なのか」を突き詰める

さいわい、1981年バリー・マーシャルというオーストラリアの若い研修医は、突き詰めて考えることができる医師でした。

バリーの居た病院の年長の病理学者が「20人の患者の胃から、細菌が見つかった。強酸性で細菌が生息できるはずのない場所から」ということから、「こうした患者の体内で何が起こっているかを調べる」ことの手伝いをバリーもすることになったのです。

このくねくねした最近は、鶏などと接触する人たちに感染症を引き起こす「カンピロバクター」という種類の最近に似ていました。

 

バリー・マーシャルが患者の胃から見つけた最近は、カンピロバクターではありませんでした。

のちに「ヘリコバクター・ピロリ」と名付けられました。

マーシャルとウォレンは、胃の不調を診てもらおうとやってきた患者がこの細菌を持っていないかとその後も調べ続けました。

すると、13人の潰瘍患者のうち、13人ともこのくねくねした細菌を持っていたのです。

 

ラットや豚にこのヘリコバクター・ピロリを注入して、潰瘍ができるかを調べましたが、潰瘍はできませんでした。

「これは人体で実験してみなくちゃだめだと思った」

そう思ったマーシャルは、自分自身を実験台にしました。

自分の胃から生検を調べて、すでにヘリコバクター・ピロリがいないことをたしかめました。

そして、患者から培養したピロリ菌をぐいっと飲み干しました。

 

5日後に、マーシャルは激しい嘔吐に襲われました。

10日後、自分の胃からもう一度生検をとると、「最近だらけだった」。

すでに胃炎を起こしていて、明らかに潰瘍になりかけていました。

そこで、ピロリ菌を駆除するために抗生物質を飲みました。

 

こうしてマーシャルとウォレンの研究によって、ヘリコバクター・ピロリが潰瘍を引き起こす真の原因だということ、またその後の研究によって、胃がんの原因でもあることが証明されました。

これは驚異のブレイクスルーでした。

 

もちろん、まだたくさんの検証が必要だったし、医学界からは猛反発を食らいました。

それまで潰瘍になれば、生涯にわたる医者がよいとザンタックの服用、場合によっては手術と決まっていたのに!

 

潰瘍発症のしくみが完全に受け入れられるのは何年もかかりました。

一般通念というものは、なかなかしぶといのです。

今も潰瘍はストレスやからいものが原因だと信じている人がたくさんいます。

しかし、さいわい医師たちはちゃんと理解しています。

医学界はとうとう認め、2005年に二人はノーベル賞を受賞しました。

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一般通念は、なかなかに頑固ですよね。

しかし、そこにカギが!

それを疑ってみることって、大事ですね。

今日もお疲れさまでした。

 

すてきな夢が見られますように。

では、また。

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問題のとらえ方を変える方法~『0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる』ステーヴン・レヴィット、ステーヴン・ダブナー

昨日は、胸がスカッとする小林尊の成功を読みました。

ホットドッグの早食い競争以外の、もっと有意義なことに応用する方法について、今日は勉強したいと思います。

 

彼のやりかたから、広く応用できそうな教訓が少なくとも2つ引き出すことができます。

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「ゲームのルール」を書き換える

1つ目の教訓は、問題を解決する方法全般にかかわります。

コバヤシは解決しようとしている問題を、自分なりにとらえ直しています。

ライバルたちは、どんな問いを立てていたかというと、「ホットドッグをもっとたくさん食べるには、どうする?」でした。

しかし、コバヤシは「ホットドッグをもっと食べやすくするには、どうする?」という問いを立てています。

これをもとに実験を重ね、フィードバックを収集して、ついにはゲームのルールを書き換えることができました。

問題をゼロベースでとらえ直したからこそ、新しい解決策を見つけられたのです。

 

大食いは普段の食事とは根本的に違う活動だと、コバヤシは考えるようになったのです。

大食いはスポーツだと彼は言います。

特別な訓練と戦略、肉体的・精神的な準備が必要だという点で、ほかのスポーツと変わりません。

 

早食い大会を普段の食事の延長線上に考えるのは、マラソンを散歩に毛の生えたものだと考えるくらい、彼にとっては違和感のある事でした。

 

大食いのような問題をとらえ直すのは、教育制度の崩壊とか貧困の蔓延のような問題に取り組むことに比べれば、ずっと簡単だと言われればその通りですが、複雑な問題であっても、コバヤシのように問題の核心を鋭く把握することは、よい出発点になります。

 

脳への「だまし」が限界を押し広げる

コバヤシの成功から学べる2つ目の教訓は、私たちが「受け入れる限界」「受け入れようとしない限界」と関係があります。

 

著者はコバヤシと会ったときに、コバヤシから聞いた言葉があります。

コニーアイランド大会の25本と8分の1本という世界記録を正当なものだと思わないようにした、と。

なぜかというと、それまでの出場者は待つはずれな問いを立てていたから、過去の記録に対して意味がないと考えたのです。

彼の眼には記録そのものが人為的なバリアになっているように見えました。

 

25本と8分の1が上限だなどとまったく思わずに大会に臨んだことで、自分がいま何本目のホットドッグを食べているかだけに集中するよう意識を持っていき、どうやって食べるかに神経を注ぎました。

 

一流アスリートでも「だまし」によって成績を伸ばせることが、最近の研究で分かっています。

 

ある会実験で自転車選手に訓練用のサイクリングマシンを全速力で4000メートル漕いでもらいました。

それから時間をおいてもう一度繰り返しましたが、この時は1度目のタイムトライアルで自分がペダルをこいでいる映像を見ながらやってもらいました。

選手は知らなかったのですが、じつはこの映像は漕ぐスピードを実際より早めていました。

それでも彼らは映像のペースについていき、自分の全速力と思っていたスピードを超えられたのです。

 

「スピードの決め手になる期間は心臓や肺ではなく、能なのだ」と、高名な神経学者で人類史上初めて1マイル(約1.6キロ)4分の壁を破った陸上選手として知られる、ロジャー・バニスターも言っています。

 

誰もが物理的、経済的、時間的など、いろいろなバリアに日々ぶつかっています。

本物の手ごわいバリアもありますが、まるで人為的なものもあります。

たとえば何かの制度がうまく機能しそうかとか、変化がどこまで許されるのかとか、どうふるまうのが無難化といった期待がそうです。

 

今度、想像力や意欲や創造性に欠けた人たちが勝手にこしらえたバリアにぶつかったら、全力で無視してみましょう。

問題を解決するだけでも十分難しいのに、最初から無理だなんて決めつけていたら、解決できるものもできなくなってしまいます。

 

コバヤシが最初の年に25本を一気に突破できたのは、それまでの記録を受け入れなかったからです。

コニーアイランド大会では、出場者1人1人にバネットと呼ばれる女の子がついて、数字の書かれたプラカードを頭上に掲げ、選手が何本食べたかを観客に知らせています。

でも、この年は途中でプラカードが足りなくなりました。

コビー担当のバネットは黄色い紙にマジックで数字をひたすら書きなぐっていきました。

協議が終わったとき、日本のテレビリポーターが「気分はどう?」と声をかけました。

 

「まだまだ行けるよ」

とコビーは答えました。

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問題をとらえ直すことができたら、限界を超えていける。

ちょっと勇気が出ました。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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