猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』横田真由子

小さなバッグを持つと、身軽になって出かけたくなってきます。

もっといろんなものを見てみたいという気持ちになります。

重いバッグを持っているときより、小さいバッグを持っているときの方が、自由度が断然増すからです。

 

例えば散歩の途中、いつもは同じ道を通っていても、曲がらない角を曲がってみたくなります。

素通りしていた店に、ちょっと入ってみようかと言う気になります。

すると、思いがけず、欲しかったものに出会ったり。

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著者の友達は、小さなバッグに変えたある日、駅でふと

「今日はいつもの3両目ではなくて、1両目に乗っていつもと違う景色を見てみようかな」

と思い立ち、乗ってみたそうです。

すると、そこで以前から素敵だなと思っていた人とばったり出会い、雑談するうちに一緒に食事することになったそうです。

いつもと同じバッグを持っていたら、彼女はいつもと同じ3両目に乗っていて、出会いもなかったと思います。

 

チャンスをつかむには、直感に従って行動することも大切です。

「チャンスの神様は、前髪しかない」とよく言われます。

直感を磨くには、決断を早くすること。

決断を早くするには、身軽であることが必要なのです。

 

「小さなバッグ」とは、有限だが貴重なあなたの人生の象徴

「女性は、まだ怒っていないことを心配して、ゆるやかに積極性を失ってしまう傾向がある」と言ったのは、フェイスブック最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグです。

これを心理用語では「成功回避」と言います。

いわゆる「メンタルブロック」です。

 

会社から能力を買われて抜擢されたにもかかわらず、「自分にできるだろうか?」と不安に思ってしまう自己評価が低い傾向がある人がいます。

そうした人の傾向として、心配しすぎる癖をもっていることがあります。

 

心配しすぎ、あれもこれも準備して持っていこうと生きていると、そういう人のバッグは大きくなる傾向があります。

どっさり不安を象徴するものたちを詰め込んだ結果、その重みでかえって体力を奪われ、あちこち歩きまわりたいという積極性を失ってしまいます。

 

それは、持ち物だけに限らず、限りあるエネルギーや時間の使い方も同様。

断り切れなかった飲み会や、惰性で行ってしまっている作業。

そういうものが、1日という限られた小さな枠の中で、大きな割合を占め、大事な業務を圧迫してはいないでしょうか?

 

著者はある程度年齢を重ね、人を雇う立場になりましたが、それでもついつい安請け合いしてしまった仕事や、本当は誰かに頼めたなぁ、と言うような仕事を抱え込んでしまうことがあるそうです。

自分がやるべき大切な仕事にエネルギーを投入するには、まずは業務の洗い出しをする必要があります。

 

そんなときのために、中堅社員研修の講師をするときにやっているワークがあります。

とにかくまずは、

①自分しかできない仕事

②ほかの人にもできる仕事

に、すべての仕事を分類するのです。

 

このワークをして、「これは本当に私しかできない仕事か?」と自問する癖をつけるとこと。

すると徐々に「ここまでは部下や後輩に頼もう」という部分がだんだん増えていき、上手に仕事を手離れさせていくことができます。

後輩の育成にもつながり、独りで仕事をかかえるより全体の効率も良くなります。

10分ほどでできる簡単な作業ですから、ぜひやってほしいと著者は勧めています。

 

仕事でも家事でも、「そこまで時間をかける必要のないもの」にまで全力を注いでしまい、大切なことに取り組むときに、肝心のエネルギーがないというのは、よくあることです。

しかし、あなたの人生を充実させるものは、量よりも質です。

どれだけたくさんのことをするかではなく、どれだけ価値あるものを生み出すことができるかです。

あなたの人生を充実させるために、この2つが必要です。

①やらないことを決める(良くもなく、悪くもないことはやめる)

②本当にやりたいこと、自分がやるべきことを決める(人生の質を決める)

 

実は、”自分のやりたいこと”というのは、そんなにすぐにわかるものではありません。

ですから、日々「これはやらなくていいかな」と思うことを省いていくこと。

その中で「私はこれがやりたかったんだ!」というふうに徐々に見えてきます。

 

だから、「もう、これ以上は1人でできない!!」と思ったときは、周りを見回してみましょう。

きっと誰かができるはずです。

両手がふさがっていては、欲しいものが目の前にあってもつかむことができません。

それどころか、「何が必要なのか」すら、手がいっぱいで見えなくなります。

本当に欲しいものをつかみとるためには、片手をあけておきましょう。

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最近は大きいバッグを2つ持って職場に向かう習慣がついてしまっていました・・・。

この夏はバッグを小さくします!

 

今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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『「やる気」が出るコツ 続くコツ』和田裕美

「動かなくちゃ!やらなくちゃ!でも、動けない・・・っ」

こんなとき、ありませんか。

 

そんな気持ちを体験したことがない人に言わせれば

「何を甘いこと言ってるんだ」

「そんなのは、逃げだろう」

と一蹴されるかもしれません。

 

けれど、著者はたくさんの人と出会ってみてわかりました。

ついには動けなくなった人は、自分が甘いことを言っていることも、このままではいけないことも、充分わかっています。

「なんとかしたい」と思い、「どうでもいいや」と人生を投げているわけでもないのです。

へこんでいる理由がわかりやすいときは、解決方法も見えやすいのですが、原因が複雑になってしまって、大きくなってしまっている。

糸が複雑に絡まっているのです。

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どうして動けなくなってしまったのか。

その絡まった糸の理由としては、こんなものがあります。

 

①自己肯定ができない

②目標設定を間違っている

③情報過多で消化不良を起こしている

④スピードに飲まれている

 

絡まった糸は、もっと他にもいろいろあります。

だからこそ、現代に生きている私たちは、明らかに昔よりもふつうに頑張ることが難しくなっています。

しかし、焦ってもがいても、ますます糸が絡まるばかりです。

 

絡まった糸をほぐすためには「なんとかなるさ、まぁいいや」という、ゆったりとした心の在り方が必要なようです。

しかし、いくら自分に言い聞かせても、最初はなかなか「なんとかなるさ」とは思えないものです。

でも、大丈夫。

絶対にあなたの今の自分を肯定して今の状況を受け入れて、わくわく前に動くことができるようになります。

とにかく、信じて動いてみることです。

やる気が出るコツ

動けることから動き出す

あるセミナーで著者に

「どうしてもやる気が出ない時、どうしていますか」

と言う質問がありました。

 

著者のアドバイスとしてはまず、「とにかく動くこと」だと言います。

”動かないと余計に動けなくなる”というのが、著者が学んできたことです。

そんな話をしていたら、

「でも、仕事をする気がどうしても起きないのです」と、さらに質問が出ます。

であれば、料理でも掃除でも、スポーツでも、なんでも好きなことをやればいいのです。

なんでもいいから「動く」

著者は、よく神社に行くそうです。

いろいろ考えることが多すぎて頭一杯になったときや、何から手を付けていいのかわからなくて動けない時などには、とにかく神社に行くようにしているそうです。

それだけでもまず一歩外に出るし、神社の階段を1段ずつ上がるだけでも違います。

そのうち「自分の足で上がれるだけですごいな」と自分をほめ始め、「今日はここに来させていただき、ありがとうございます」という感謝の気持ちがむくむく湧いてきます。

 

とにかく動くことはとても大事です。

とにかく体を動かすと、悪い方には考えすぎないで済みます。

 

何が怖いのか?不安を直視する

なんでもいいから動けばいい、といっても動けない人もいます。

そこにはきっと、不安や心配があるのだと思います。

どんなにワクワクすることであっても、絶えず不安や恐れは湧いてくるものです。

ワクワクすることを見つければ、不安や恐れが無くなると思いがちですが、そうではありません。

なんとか動いていると、それらの不安がだんだん小さくなって消えていくのです。

 

だから、あなたが動こうとしたときに不安や心配が沸き上がって、深いブラックホールに落ちた気分になってもいいのです。

無理にそれを消そうとせず、じっくりそれと向き合ってみることが大事です。

 

あなたの問題を面と向かって直視した瞬間から、解決の糸口が見えてくるからです。

 

対面してみると、相手が良く見えてきます。

 

「自分は何を怖がっているのか?」

「自分は何が心配なのか?」

「自分は何から逃げているのか?」

できれば、それを書き出します。

ネガティブなことが悪いのではなく、マイナスの側面に本質が潜んでいることに気づきます。

真夜中の暗闇で浮かぶ人影を見たら、逃げてしまうしまうかもしれないけれど、明るいところで見たら狸の置物だったり。

同じように、問題に向き合って、それをはっきり見えるようにすることで、その問題が怖くなくなってきます。

 

だから、安心してください。

湧き上がってきた不安は必ず消えてきます。

そうすれば、やりたいことが見えてくるかもしれません。

ワクワクする感情に素直になれるかもしれません。

歩いていく道に意思があったら、避けて歩くか、拾ってよけるはずです。

暗闇だったから、あなたはつまずいて転んでしまっただけなのです。

今日、人から”ありがとう”と言ってもらえることは?

「今、こんなこと(仕事)をしていていいのか?」と前に進めない時もあります。

そんな人に「出世したいのですか?」と聞いても、「いいえ」と言います。

「独立したいのですか?」と聞いても、「いいえ」。

「じゃ、会社を辞めたいのですか?」と聞いても、「そこまでは」。

そんな風に現状に焦りを感じながらも自信が持てない時は、とにかく自分にこう聞いてみるのが効果的です。

「今日、わたしが人から”ありがとう”と言ってもらえることは何だろう?」

 

今から10年以上前、ニューヨークでは「ワナビー族」がたくさん生まれたと言います。

”I wanna be”。

今やっていることを否定して、「私には夢がある、私がやりたいことはこんなことじゃない」という人たちです。

レストランで働いていても、テーブルにお皿を投げるように料理を出したり、ものすごく不愛想に接客していたそうです。

みんな「ワナビー族」なので、本当の自分は今こんなことをしている人間じゃないと思っているので、目の前のことに一生懸命になれないのです。

でも、どうでしょうか?

こんな人は幸せになれるとは思えませんよね?

 

みんな自分は特別でありたいのです。

でも、今やっていることは普通で、特別に思えないのです。

だから、現状に不満だらけだったのです。

でも、不況になったおかげで、今仕事があるだけでありがたいという心が生まれて、最近はずいぶんプロ意識が生まれ、サービスも向上したそうです。

そうしてら、なんと、そこから本当にウエイトレスの仕事を誇りに思える人も増えてきたのです。

なぜなら、接客が向上したおかげでお客さんからの「ありがとう」がたくさんもらうことができたから。

 

現状に何となく不満がるときに欠乏しているのは、目標でも夢でもないのです。

その心にあるのは、「認めてほしい」と言う欲求です。

だから、お客さんに「ありがとう」と言ってもらえることは、「やりがい」になり、自信が生まれたのです。

 

今日、上司に「ありがとう」と言ってもらえるためには何をすればいいでしょうか?

今日、お客さんに「ありがとう」と言ってもらえるためには?

 

「ありがとう」をもらえると、自分に自信が持てます。

すると、自分が今持っているものや現状に少しずつ感謝することができるようになります。

まずは、そこをちょっと整理してみませんか。

それを求めて動いてみませんか。

 

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暑さでやる気が出にくいです。

そんなとき、ちょっとだけ動いたり、周りのためになれることを探したりしてみようと思いました。

 

今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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『ほんとうの味方のつくりかた』松浦弥太郎

ふつう「味方」というと、まず自分自身を取り囲む人間関係を思い浮かべることが多いと思います。

しかし、あたたの味方はそれだけとは限りません。

あなたが本来持っている、習慣やものの考え方、資質や性格も、人生のあらゆる局面であなたを助け、仕事においても頼りになる「内側の味方」として力を貸してくれるはずです。

 

あなた自身の内面や生活を見直し、「あなたの内側」に目を凝らすことで、一生力を貸してくれる力強い味方を手に入れてみませんか。

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あなたの「内側の味方」は、あなたが持っていたり使っていたりするもの、あなたの生活の中に自然に現れてくるもの、当たり前すぎて自分の肌の一部のようなもの。

そういう考え方や態度、習慣、持ち物などにも、味方になってくれるものがあります。

「あのとき貯金があったから逆境をしのげた」とか、「もともと早起きだったから、その仕事は苦ではなかった」などの経験があると思います。

これはたとえですが、貯金や早起きの習慣こそがあなたの「すでに持っているもの」で、それがあなたの味方になったのです。

このように、あなたがすでに持っていたり、日常的に助けてもらっているもの、身の回りにあるもの、自分ならではの象徴的なものとして現れているもの、それをおもいつくままに、書き出してみましょう。

リスト化することは、目視化するので、あなたの味方を客観的に知るための良い方法です。

 

9人の友達

すぐに鉛筆を動かして書くことが難しいものなので、参考までに著者の場合です。

1 健康

2 身だしなみ

3 マナー

4 時間

5 お金

6 ライフスタイル・生活習慣

7 経験と知識

8 道具

9 情報

 

おおよそ、この中に入るものが多いのではないでしょうか。

どれが特にあなたにとって大切な味方か、つながりの深いものかを考えて、優先順位をつけてみましょう。

こうしたものの優先順位は流動的なものです。

人生のさまざまな局面で順位が変わることが自然です。

 

この9つのポイントを、それぞれ9人の友達と考えてみましょう。

あなたが「健康」という一人の人、「身だしなみ」という一人の人、「生活習慣」という一人の人だとしたら、相手がどういう風に接してくれたら、味方になってくれるでしょう。

つまり、あなたの挙げた「友達」が何をしたら喜んでくれて、どうしたら味方になってくれるか、それぞれの立場に立って考えてみるのです。

スヌーピーのしあわせはあったかい子犬』

ちょっと視点を変えて、ほかでもないあなた自身が、人からしてもらったらうれしいものって何だろう、と考えてみることにしましょう。

スヌーピーのしあわせはあったかい子犬』という本では、スヌーピーとその仲間たちが、ささやかな幸せを見つけていきます。

「しあわせは特別な人を待っていること」

「しあわせは夜中についている明かり」

「しあわせは自分のベッドで眠ること」・・・。

どうでしょうか?

こんなささやかなことだけで、どれだけ私たちの心が満たされるでしょう。

とびきりの大きな喜びもうれしい気持ちにさせてくれますが、生活のあちこちに落ちている小さな幸せもまた同じなのです。

 

そして相手にうれしくて幸せな気持ちになってもらえるのもまた、こうした心のこもったささやかな事柄ではないでしょうか。

あなたにとってのしあわせとは何でしょう?

うれしいことはなんでしょう?

急いで決めつけなくていいのです。

それを知ることは見方を作るためにとても大切なことです。

 

うれしいことは何でしょう

あなたの挙げた友達がうれしいと思ってくれることを見つける最初の一歩として、あなたが「うれしいと思うこと」「うれしいと思うとき」が何かをじっくり考えてみたいと思います。

そこが味方づくりのポイントになるからです。

たとえば、著者がうれしくなるキーワードは、このようなものです。

①「受け入れる」

人を受け入れるのもうれしいですが、人に自分が受け入れられることもうれしいこと。

②「あいさつ」

気持ちの良いあいさつはうれしいことです。

③「笑顔」

④「生かす」

それによって「自分も生かされる」からです。自分が何かを、誰かを「生かす」のもうれしいこと。

⑤「愛する」「愛される」

⑥「育てる」

⑦「認める」

⑧「学ぶ」

⑨「丁寧」

⑩「ほめる」

⑪「高める」

⑫「忘れない」

⑬「応える」

⑭「安心」

 

人にしてもらってうれしいことがあるなら、自分にも心を込めて、それを当たり前のようにしてあげることです。

追加になりますが、「雑にしない」、「おもしろい」ことや「たのしい」こともうれしいこと。

そんなううに、思いつくことをなんでも書き出して、じっくり考えてみることです。

「うれしいこと」や「うれしいもの」がたくさん出るほど、挙げられた1つ1つの事柄が今のあなたの姿です。

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今日も1日お疲れさまでした。

今夜の夢にあなたの大好きな人が出てきますように。

では、また。

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『「今、ここ」に意識を集中する練習~心を強くやわらかくする「マインドフルネス」入門』医学博士・禅指導者 ジャン・チョーズン・ベイズ

マインドフルネスと聞くと、多少なりとも「アヤしい」と思う人はいるかもしれません。

実は、マインドフルネスは、科学的研究によるメソッドがベースになったもの。

著者はハーバード大学に留学しているとき、実際に病院でがん患者にマインドフルネスを実践している現場を目にしたことがあります。

これは、がんの痛み自体は取り除くことはできないけれど、痛みに対する自分の向き合い方を変えることができる、という考えによるものです。

痛みに対する自分の反応は変えられるというトレーニングでした。

現代はネットにより情報や刺激があふれかえっています。

そんななか、「今していることに注意を向ける」という科学的なメンタルトレーニングとして、ビジネス分野でも広がっています。

マインドフルネスはそんな中で、Googleインテルなどの先端企業でも社員研修に採用されています。

また、テニスのジョコビッチ選手などのトップアスリートも取り入れています。

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脳は、疲れた、いらつく、つらいなどのネガティブな感情に支配されやすいものです。

それは、脳の中の偏桃体という不安や恐怖などのネガティブな感情を認識する部分が影響します。

マインドフルネスは、そのような偏桃体の支配から抜け出して、目の前に起こっていることに気づこうというものであり、「気づきのトレーニング」ともいわれています。

 

本著では、「日記を書こう」「座禅をしなさい」といった「新しい試み」を生活に取り入れるというタイプのものではありません。

これまでに「やっていること」をもとに、視点を変えて注意を向けるというもの。

 

ワタシもやってみたのですが、実践がとてもしやすかったです。

いつもやっているしぐさに、いつもより少し意識を向けてみるだけ。

それを1週間意識し続けてみる、というものです。

week1.痕跡を残さないように暮らす

自宅内のどこかの場所を選び、そこを使った痕跡を残さないように暮らします。

ふつうは、洗面所やキッチンなどがいいとのこと。

そこで料理したりシャワーを浴びたりしたら、食べ物やせっけんの匂い以外、いっさい痕跡を残さないように完璧にきれいにしてその場を離れます。

コツは、その場所に「痕跡を残さない」という文字を紙に書いて貼っておくことです。

禅画では、カメがこういう行動を象徴しています。

カメは砂浜を移動するとき、しっぽで地面を履いて足跡を消していくように見えるからです。

文字の代わりにカメの絵を貼ってもいいでしょう。

 

この練習では、私たちのちょっとした「怠け心」にスポットライトが当たります。

そして、どれほど多くの小さなモノが私たちの生活を支えて1日中働いているかを気づかせてくれます。

week2.「つなぎ言葉」に注意する

無意識に口にする「つなぎ言葉」に気を付けて、できるだけ言わないようにします。

つなぎ言葉とは、「あの→」「ええっと」「でー」「そのー」「みたいな」「ほら」「っていうか」など、とくに意味のない言葉です。

最近では「基本的に」とか「まぁともかく」など。

そして、「なぜ使ってしまうのか」にも注意して見ましょう。

 

最初は、自分がどんなつなぎ言葉を使っているかに気づくことさえ難しいものです。

しかし、徐々に気を付けていると、テレビなどからも、周囲の会話からも、そこら中からつなぎ言葉が聞こえてきます。

今の10代の若者は「Like(みたいな)」を、年間平均20万かい使うというから驚きです。

 

また、つなぎ言葉を使わない人がいる事にも気づくようになります。

つなぎ言葉がない話し方がどれほどわかりやすく、力強いかということもわかってきます。

マーティン・ルーサー・キングダライラマ・ラマ、バラク・オバマのスピーチは、つなぎ言葉がないことによって、ダイレクトに人の心をつかんでいることが分かります。

 

つなぎ言葉を使ってしまう理由は、ひとつに言葉をあいまいにしてやわらかくするためということがあります。

また、相手が強く反応することを恐れて使うことも。

また、自分が間違うことを恐れて使ったり。

しかし、つなぎ言葉を使ってばからしいほどに話の内容を薄めてしまうと、聞き手にはほとんど何も伝わりません。

聖書だってこんな感じになります。

「イエスが、まあ何というか、言ったんです。

汝の、ほらあの、隣人をね、えーっと、自分と同じように、まあ、ある意味、愛したらどうか、みたいな・・・」

week3.自分の手に感謝する

日に何度か、手が忙しく働いているときに、それが誰かほかの人の手であるかのように、観察しましょう。

また、手がじっとしているときに、じっくり眺めてみます。

手の甲に「私を見て」と書いた紙を貼り付けます。

仕事などで無理な場合、ふだんははめない指輪をはめます。

指輪がはめられない仕事の場合、手を洗ったり手袋をはめるときに手を意識しましょう。

ふだんしないならマニキュアなどを塗るのも思い出すヒントになります。

 

この練習により、私たちの手が実にさまざまな仕事を上手にこなしていることに気づきます。

この練習をしていると、人が独特の手の動かし方をすることに気づきます。

そして、手が変化していることに気づきます。

あなたの手は、赤ちゃんだったころどんなだったでしょう。

あなたのその手が年を重ねてどう変化するかイメージしましょう。

そして、さらに今後年老いていき、動かなくなり、やがて土に還ることを想像します。

寝ている間も、手は私たちの面倒を見てくれます。

ずり落ちた毛布を引っ張り上げたり、隣に寝ている人を抱きしめたり、目覚まし時計を勝手に消したりします。

 

禅では、意識していなくても体が自分自身の世話をすることは、「本性」、つまり人間の生来の善性や知恵が果たす機能なのだと説明しています。

心が邪魔しなければ、人が本来持っている叡智と慈悲がともに働くということを教えているのです。

手が目を傷つけないように、あらゆるものが手と目のように助け合っていることがわかります。

人と人とのかかわりも同じ。

人の本性は自分も人も傷つけるようにできていないのです。

 

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冷たい飲み物ばかりを摂っていると、気づかないうちに胃が重くなったりしがちですよね。

台風も近づいていて、天気が荒れ模様な日は、あったかいものでほっこり過ごすのも良いですね。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでください。

あなたに最高の夢が訪れますように。

では、また。

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プレッシャーを解放する22の方法~『プレッシャーなんてこわくない~誰でも本番で勝てるメンタル強化術』ヘンドリー・ウェイジンガー J・P・ポーリウ=フライ

「よくてんぱってるよね・・」と言われるワタシです。

 

プレッシャーを過度に感じてしまうと、人は運動機能が低下してしまったり、たいていの人は実力を発揮できなくなったりします。

日々のモチベーションとなる報酬や評価さえもが、なぜかその瞬間プレッシャーとなって、あなたのパフォーマンスを下げてしまうかもしれません。

現代人は日常的に強いプレッシャーを感じているものですが、そこには現代の生活スタイルに原因があります。

だから、どうにもならんのです。

 

スポーツ選手などは、プレッシャーに強いように見えますよね~。

それがあるからこそ、結果を出すと思われています。

しかし、データをよく見るとそうでもないらしいです。

バスケットボールのマイケル・ジョーダンであっても、同じでした。

試合終了直前の重要度の高いシュートをわたしたちはよく記憶しています。

が、それは「利用可能性バイアス」と心理学者が呼ぶもので、実際は違うそうですね。

実は統計的には拮抗した試合の中では、ジョーダン選手でさえシュート率は落ちていたのです。

 

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いま、プレッシャーを解消する方法

そこで、とりあえず、目の前にあるプレッシャーの対処。

22のプレッシャー解消法です。

 

①自分を試すチャンスだと考える

②チャンスはほかにもあると考える

③あまり深刻に考えない

④ミッションに集中する

⑤心の準備をしておく

⑥自分のすぐれている点をあげる

⑦絶好調の自分を思い出す

⑧前向きな姿勢を保つ

⑨五感に耳を澄ませる

⑩自分がコントロールできることに集中する

⑪好きな歌を聴く

⑫キーワードやイメージを決める

⑬プレッシャーの場面を練習する

⑭左手でボールを握り締める(右利きの場合)

⑮不安をすべて書き出す

⑯自意識を捨てる

⑰瞑想する

⑱プレ・ルーティンを決める

⑲思考を減速させる

⑳呼吸を整える

㉑自分の出番を1番にする

㉒自分の気持ちを誰かに打ち明ける

 

プレッシャーに強くなる鎧を身に着ける方法

生来のあなたの力を強化して、さらにプレッシャーにつよい自分に育てていく方法もあります。

①自信

自信はひとりでに魔法のように上げることはできません。

たとえば、イメージトレーニングという方法もあります。

自信のある人はよく自分自身のプラスのイメージを思い浮かべています。

彼らは様々な場面で自分が成功している姿を「思い描く」傾向にあります。

 

また、たいていの人は重要な場面での成功を夢見ていますが、小さな成功を大事にすることも将来の業績に繋がっていきます。

たとえば、上司と有意義な会話をすることや、同僚や友人にほめられることなどにも、実hあ同じ効力があるのです。

小さな成功によって商社効果が生まれ、テストステロンとドーパミンが分泌されて自信が増すのです。

日常では、小さな成功の方が頻繁に起こるので、いっそう重要です。

 

自信を習慣づけるのもとても有効です。

外見をベストの状態にしておくこと、

自分の行動に責任を持つこと、

批判を積極的に受け入れること、

自分の正しさを疑ってみること、

準備を怠らないこと。

それらはあなたの自信を習慣づけます。

 

自信のほかに、②楽観性を意識して持つこと。

③ねばり強さを持つこと。

④熱意を持つこと。

 

そうしたことで、あなたはもっとプレッシャーに強くなることができるのです。

 

プレッシャーがかかると、私たちの思考力や判断力は低下します。

創造性さえ損なわれます。

しかし、ポジティブな感情や熱意には、そうした逆境にめげず立ち直る力を持続させる絶大な効果があるのです。

 

熱意を高めることで、脳内の作業記憶は増えます。

そして、情報を瞬時に取り込めるようになるからです。

 

1998年、ピクサーは小規模なハードウェアの製造会社としてスタートしましたが、生き残りをかけて奮闘するうちに、史上初のコンピューターアニメ映画を作るという画期的なアイディアを思いつきました。

しかし道のりは平たんではありませんでした。

トイストーリー』でアカデミー賞を受賞し、二作目の『バグズ・ライフ』も大成功。

しかし、『トイストーリー』の続編は、もともとビデオソフト用作品として予算も低い中で準備したものでした。

そのまま劇場上映すれば悲惨なしろものになってしまう。

そこでピクサーの首脳陣は苦渋の選択をします。

これまで撮影された分をすべて廃棄し、公開までの9か月で劇場用に作り直しを決意したのです。

昼も夜もなくノンストップで作業をしました。

トイストーリー2』を成功させようという長期にわたる大きなプレッシャーでしたが、熱意がその成功を導き出したのでした。

 

 

 

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暑いですね。疲れますね。

週末まで、がんばりましょう。

カフェに逃げたい。

古民家カフェの端っこに座って、壁だけ見ていたい。

 

今日も1日お疲れさまでした。

あなたの大好きな人があなたの夢に出てきますように。

では、また。

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『脱3日ぼうず!続かない女のための 続ける技術』剱持まよ 監修 石田淳

漫画家剱持まよさんが、自ら石田淳さんの監督のもと、3日ぼうずを返上していくという著書です。

ダイエット、美顔、カメラ、エクササイズ、日記、家計簿と何事も続かないことにコンプレックスを持っていた著者。

続けるには、実はコツがあったのです。

必要なのは、実は「根性」ではありませんでした。

 

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漫画家である著者の編集者さんは、禁煙歴15回の自称根性なしでしたが”、続けるコツを知って一気に禁煙に成功しました。

編集者さんの場合は簡単で、「いっぺんにタバコとライターを捨てた」こと。

もちろん我慢はします。

が、それでも意思の力だけで続けるのは100%ムリでした。

続けるコツは、

①自分に甘くする

②オジャマ者は消す

と編集者さんは断言します。

 

こどもの自分はけっこう手ごわい

たとえば、著者が英語の勉強を始めたとして、1日2時間の勉強を計画。

しかし、3日目あたりに「こどもの自分」が出現します。

「今日やらなくてもいいじゃん」

「明日まとめてやればいいじゃん」

そんな「こどもの自分」の言い訳に負けて、挫折!

だいたいの挫折は、「言い訳する自分」に負けて起こると言います。

だから、自分に甘くする、というのは

「この勉強が終わったら、ケーキが食べられるよ!」とご褒美で釣ったり、

暇になって「なんか読みたい~」と思ったときに、英会話の教科書を手に取れるようにして、うまくこどもの自分を誤魔化すのです!

 

しかし、そんなあなたとこどものあなたとの仲を引き裂くのが、「オジャマ」です。

「ほ~ら、マンガ読んだらいいと思うよ~?」

「テレビ、面白いのやってる時間だよ~?」

とささやきます。

こどもの自分は、

「テレビ見る方がラクだし、楽しいよね」

「休むことも大事だしー」

と無邪気に引き寄せられます。

こどもな自分は、連戦連敗。

これを我慢するのは、大人になってからもムリなのです。

 

だから、マンガを仕舞ってしまい、テレビを消す!

もちろん、隠すだけではなくて、発生させないよう気を付けたり(余計なゲームなどを買いそうになったら、やめておくとか)、オジャマ者を逆手にとる(2週間勉強が続いたら、あのゲームを買ってもいいことにする)など。

自分へのご褒美として使うなんてのも手なのだそう。

 

シンプルですが、この2つのコツさえ押さえておけばいいのです。

①自分に甘くする

②オジャマを消す

 

日記などを続けてみる

手始めに日記を始めてみた著者。

思い返してみると、日記帳でもブログでも3日坊主を経験していました。

そこで、1日1ページだったものを、手帳のウイークリーページのようにノートをカスタマイズ。

見開き2ページで1週間にして、テーブルの上にセットしました。

 

しかし、

 

なぜか続かない日記帳。

そこにはオジャマがいたのです。

 

よくよく見てみると、テーブルの上にはテレビのリモコンがいたのです。

無意識のうちに著者はリモコンをてにとっていたから、日記が目の前にあっても続かなかったのです。

 

ふと見ると、オジャマの王様であるパソコンデスクの横に、雑誌。

パソコンの起動する待ち時間に、雑誌で気づかないうちにひまつぶしをしていたのです。

そこでパソコンわきに日記を置いてみました。

すると、パソコンの起動待ち時間に自然に日記を開くことに成功!

初めて1か月日記を続けることに成功したのでした。

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今日も暑かったですね。

お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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あなたの人生を無駄にしない方法~『頭に来てもアホとは戦うな!~人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』田村幸太郎

他人とのいざこざで人生を浪費していた経験がある著者。

政界に30代から飛び込んだころ、その青さから痛い経験をいっぱい積んできました。

正論をぶちかまして、足をたくさん引っ張られてきました。

 

本著ではそんなひとを「アホ」として、とにかくその人たちに時間を割かないことを提唱しています。

あなたの周りにも、あなたにとって目障りだったり邪魔だったり、時として正当な理由もなくあなたの足を引っ張ってくる当たり屋のようなタイプがいるかもしれません。

あなたにしつこう絡んできて、自分の価値を上げようとする人物です。

あなたにしつこくアタックしてくるその人たちの特徴は、まず暇であること。

そして、大事な知るべき特徴としては、じつはこのアホの人たちは、あなたに強い関心があり、かまってほしかったりすることです。

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表向きには気づいていないけれど、深層心理では、好きも嫌いも、強い関心があるということで同じです。

あなたがそのひとをアホだと思っているから、あなたはその人物の実力を認めていないということでしょう。

 

企業でも政界でも、多くの場合若いころはその未熟さゆえにそういう人物と戦っていました。

政界では、テレビに出てくる政治家をはじめ、なんでこの人が・・・と思うその人たちがたくさんいます。

政界では不条理の塊みたいなところがあるそうです。

政治家としての優秀砂糖いのhあ数字では公平公正にはかられず、人事や発言権はよくわからない基準で決まっていたり。

 

その人たちが政府の中では各種の手練手管で地位や権力を獲得していく姿を、著者は目の当たりにしてきました。

 

まだ若かった著者は、納得いかない気持ちで寝付けない夜もありました。

そうした先輩への嫌悪感から、アルコールに頼って体調を崩したり、酔って腹いせにその人たちの悪口を言って評価を下げたりしました。

 

しかし、今考えれば権力にすりよる彼らの努力は、洋の東西をと問わず、さらに上に近づく大事な準備作業。

彼ら自身も不本意ながら、清濁併せ呑む覚悟でそれを積み上げていくしかなかったのかと思うのです。

著者は幸い先輩が常に守ってくれたので事なきを得ました。

それ以上に幸いだったのが、そうした政界で長いキャリアを持つ先輩からアホと戦う無駄さを教えてもらったことでした。

無駄な戦いを繰り広げてしまうタイプの人の特徴

アホと戦ってしまう可能性がある人物の特徴として、次の点が挙げられます。

・正義感が強い

・自身にあふれる

・責任感が強い

・プライドが高い

・おせっかい

正義感が強い

物事を判断するときに、善悪を最上位に置いている人のことです。

時代劇を見すぎてしまった著者も、その代表でした。

おてんとう様は見てくれている。

どこかでスーパーヒーローが助けに来てくれる。

自分はヒーローである。

いざとなれば大岡越前の裁きがあるのだ、と。

 

学生時代まではこの感覚が許されますが、現実社会では考え直した方がいいのです。

アメリカでは有能な弁護士を雇う資金力があれば、どんな裁判でも有利な判決に持っていけると言います。

つまり、あるいみ、お金で正義が買えると言えるのです。

インドやインドネシア、ロシアでは、いまだに交通違反のもみ消しをするときや、ビザの取得等の官僚の仕事を優位にするとき、チップのようにわいろを要求されます。

日本はそこまでひどくありませんが、正義は常にまかり通るわけではありません。

最後には常に正義が勝つというナイーブな考えも奨励できません。

 

善悪を最上位において、正義感を世の中にむやみやたらに要求することは避けた方がいいのです。

正義感から他者と無駄な諍いをすることはもってのほかなのです。

なぜなら、相手が勝つ場合がけっこうあるからです。

自信にあふれる

何事もカラ元気でも、自信を持って取り組むことはいいことです。

しかし、自信かが相手を論破しようとするときほど、相手から見て屈辱的なことはありません。

著者は金融庁担当の政務官自民党の財金部会の副部会長や財金委員会の理事をやっていたころ、金融界の人たちとの意見交換の場をたくさんもうけていました。

金融界の実力者は学生時代からエリートコースをそのまま歩んできた人が多いそうです。

腹の底では政治家や官僚をバカにしている人が多いのですが、鈍めの著者でもそれは感じられました。

 

上から目線の自信家たちが論破調で「教育してやる」「我々の言うことを聞け」という部下に対するような言い方。

一緒にいた先輩たちが言葉には出さないけれど「あいつらちょっとお仕置きをしてやろうか」という感じの顔になっていたのをよく覚えているそうです。

 

自分の方が頭がいい、知識がある、そう思っている人間のやる行為は、明らかに逆高価な場合が多いのです。

頭はいいかもしれませんが、愚かです。

自信があるとき、自信がある人こそ、謙虚に危機感をもってことに対応すべきなのは、洋の東西、何事にも言えることです。

責任感が強い

これも一種の正義感ですが、背景に組織のためでもあるので、献身的で、身勝手な正義よりレベルは高いものです。

しかし、やり方に問題があります。

どんな理由でもアホと喧嘩してはいけないのです。

それが自分の信念のためであろうと、自分が所属する組織全体のためであろうと。

責任感を感じていたら、っ他買わずに、相手を気持ちよくさせて組織のために誘導することです。

嫉妬社会・日本では、能力が高い人ほど足を引っ張られやすいのです。

アホな人ほど権力にすり寄っているので、結託していたり権力の中枢に発信力を持っています。

 

他者を組織全体のために誘導するのは、相当な高等技術ですが、できないとしても、辰向かって怒らせて制御不能にしてはならないのです。

プライドが高い

プライドと言うのは、ほとんどの場合邪魔にしかなりません。

功を奏するプライドの持ち方は、自分の仕事の質に対してのプライドのみと言ってもいい。

「プライドが高い」と言われるたいていのケースは、”他人によく思われたい”という思いが強いにすぎません。

 

「質の高い仕事をする」というプライドを持ち、手抜きをしたい自分と戦いながら仕事を続けていれば、相手がバカにしてなめてくるようなことはないし、それでもなめてくるような相手とは仕事をしなければいいのです。

プライドやメンツをつぶされた?

それがどうしたのでしょう?

そんなもの、本当はあなたにとってどうでもいいことなのです。

おせっかい

これもある種の正義感です。

他人を正してやりたいという気持ちです。

他人のケンカの仲裁に入って、ついでに説教もしてしまうタイプの人です。

親切にもアホを是正しようと思っているのです。

しかし、残念ながらすでにいい年になったこういう人物を正すのは不可能です。

 

いくら見事に論破しても、こういうアホたちが自分の考えを買えるとは思いにくいのです。

美しく論破されたら、あなたに対する恨みが増すだけでしょう。

次は姑息な手を使ってでもリベンジしてくるかもしれません。

誰が見ても論破だとしても、アホは論破と考えない可能性が高いのです。

屁理屈をつけて、言いがかりをつけられたと、あなたを恨みます。

 

おせっかい傾向のある人は、たいていはお人好しで純粋です。

ある意味、自信かで、自分は問題を解決できると思っているから、いろいろお節介して介入します。

 

しかし、この世の中で自分がコントロールできることは意外に少ないのです。

著者のモットーは“自分がコントロールできることだけに時間もエネルギーも集中するべべき”

 

他人の気持ちはコントロールできません。

どれだけ説得して汚、わかったような顔をされても、まあ「万が一」でも0.01%でもわかってくれたらもうけもの。

つまり、「万が9999」は恨まれて倍返しされる可能性が高いので、おせっかいほど危険なものはないのです。

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無駄な戦いを繰り広げてしまうタイプ、いくつ当てはまりましたか?

ワタシは全部です・・・。

無駄なことに時間を使っていたと思いました。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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