猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

失敗を繰り返して分かった!これは外せないビジネスマナー(2)~『人に好かれたら、仕事は9割うまくいく』

経営コンサルタント堀紘一氏は「学歴ではなく、卒業後の学習歴が重要なのだ」と述べています。

 

誰もが仕事に就いてから初めて学ぶことの方がたくさんあります。

その就いた場所で必要なことを1つ1つ学ぶこと。

あなたの成長を確実にしていくには、失敗しそれから学び取っていくこと。

 

学び方は、学生の時と社会に出てからは異なるのです。

学生はテストで「間違えない」ことが評価されますが、社会人になると「失敗を次に生かすことができるか」という力が大きく評価されます。

 

こんばんは、ラブです。

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たぶんこの子は、木登りをがんばりすぎて降りられなくなったのでしょうね。

ナイス・チャレンジ!

メモはその場で箇条書き

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約束の日にちや場所や時間、大事な数量などを間違えてしまう最大の原因は、約束について「メモをとらなかった」ことです。

 

ワタシは記憶力が低いのに、めんどくさがり。

「後で予定表に書き込めばいいや」「今、ポケットにメモ帳が無い。取りに行くのもメンドクサイ」と思った瞬間が失敗でした。

後から打ち合わせの微妙な細かいところが見事に思い出せなくなります。

しかし「あれ、どうでしたっけ?」なんて、聞きにくい。

だって、メモを取っていないことは、目の前のその人が一番知っているんですから!

そして、出した文書に間違いがあり、結局あらゆる人に迷惑をかけてしまうこと・・・数回!

ついには相手から、「こんなメモ帳があったから、あなたにあげるね」とプレゼントされたこともあるんです!

社会人として全くダメです。

 

また、メモ帳に書いただけでなく、それを予定表や手帳に落とし込むという作業を忘れていることも多く、結局ごちゃ混ぜになったりしていました。

しかし、それを手帳に落とし込む時間がこれまた「がんばれない」・・・。

そこで、退屈な会議の際に、こっそり内職でメモ帳の中身を手帳に書き込んだりすることにしました。

それで何とかフォローできました。

 

さらに、メモを取るときには、重要事項やキーワードを箇条書きにしていくことが大切です。

後から見直したときに、ごちゃついていると、かえってわかりにくいです。

どうせ自分が読むのですから、端的に。そしてその方が重要事項を落としません。

 

また、メモを取りながら話を聞くことによって、話の相手からの信頼を得ることができます。

だから、メモ帳を忘れたら「すみません、大切なことなのでメモを取らせてください」と言ってメモ帳を堂々ととりに行けばよかったのです。

 

あまり記憶が得意ではない人にとって、「メモ帳を出す」ことにかえって勇気が要ることもあります。

しかし、相手に「あなたの話を大切に聞こうと思っています」という意志表示もできる仕草となりますから、どんどんやりましょう。

整理整頓がイマイチなときは、大概自分のキャパを見失っている

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家の中もごちゃつきがちなワタシなので、ワタシの机の上はいつもいっぱいでした。

それが「仕事をいっぱいこなしている証拠」のような気がして、許している部分も恥ずかしながらありました。

しかし、大事な文書を探すとき、必ず行方を探さなければならないのは、どう考えてもかっこよくない!

隣の彼女はいつも整頓上手。やがて彼女の方が認められるようになってきました!

 

そこで、隣の彼女を観察!

悔しかったら、その敵のやり方から学ぶことが社会人のテクです。

ワタシは自信が無くて40代になってやっと敵から学べるようになりましたが、若いうちからできたら、もっと伸びしろが増えていたと思います。

 

するとわかってきたことは、

・出したものは、少し手間がかかってもその場所に必ず戻す。

 ワタシはその数秒を惜しんで、つい何でも自分の机に溜め込んでいました。

・要らなくなったものは、どんどん捨てる。他の人に借りられる文書などは、「借りる」を前提に処分していました。

 ワタシはどんどん溜め込む派でした。

・仕事を抱え込みすぎない。

 ワタシは何でも抱え込みました。自分のキャパを超えていました。

 

結局抱え込みきれずに、ワタシは体調を崩しました。

「自分が処理可能な範囲」を見極められていなかったことが、片づかない原因でもあったのです。

 

彼女は、「ここから先はあの人に頼む」とか、「この仕事は持ち帰る」など、処理が上手。

特に人に頼ることについては、躊躇してはいけないんだということを教えてもらいました。

頼られると人は嬉しいものだし、「だれにも頼らずに頑張る」というのはしょせん限界があって、結局潰れてしまったりするものです。

仕事は、チームワークです。

チームワークには、自分の限界や得意不得意をしっかり見極めることも重要です。

特に自分の不得意分野を理解しておくことは、とても大切だと思いました。

人の仕事のやり方に口出ししない

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フランスの哲学者・アランは「いかなる職業でも自分が支配する限り愉快であり、服従する限り不愉快である」と言っています。

また、幕末の志士である吉田松陰は、「みだりに人の師となるべからず、みだりに人を師とすべからず」とも言っています。

自分が相手の指導をする立場でない限り、またアドバイスを求められていない限り口出しをすることは控えるべきです。

 

若手の頃は、頼んでもいないのにあれこれと指導してくる先輩に困りました。

自分なりに考えてやっているのに、その先輩の顔を立ててやり方を変えなければならなくなるからです。

しかも、途中でアドバイスしてくるということは、「失敗するなよ」というプレッシャーにも感じました。

若い頃ですから、とにかく失敗も多かったのですが、自分のやり方で失敗することによって、学ぶことは多くありました。

先輩の指導によって学ぶ面も多くありました。

しかし、先輩から学ぶことが多い時は、決まって「自分からアドバイスを求めた時」でした。

 

そして自分が後輩を持つようになると・・・。ああ、何とまどろっこしいことをしているんだ、若者よ!と思う毎日。

つい手を貸してしまうのですが、それが確実に本人のためになっていないこと、多数!

若者に失敗させたくないという感情は、彼らの失敗によって自分の評価を下げたくないというエゴから来ているからだと思います。

まぁ、お金をもらって働いているんですから、わかりきった失敗をさせないことはベテランの役目ではあります。

しかし、彼らなりに頑張っているときには、そっと見守り、失敗したらフォローする。

そんな懐の大きさを見せていくのがベテランの本当の在り方だと思います。

人のせいにしない

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責任転嫁は、本当に困ったときにやりたくなりますけど、なすりつけられた方は最悪ですよね。

 

ある商品が売れなかったとして、その理由を「営業の努力が足りなかったから」「宣伝が足りない」「商品の魅力に欠ける」と互いにほかの部署のせいにしていたら、その会社は次の商品も売れないでしょう。

自分を成長させたかったら、周りが責任転嫁をしあっていても「自分はこの部署として、もっと何ができたか」を考えるのが大事です。

 

ワタシも自分の不勉強を棚上げして、「上司のやり方が悪いから、私たちが困っちゃう」と上司のせいにすることが多々ありました。

しかし後になって、その「上手くいかなかった理由」を後でよくよく考えてみると、「自分がもっと変わらなければならなかったこと」が隠れていました。

 

失敗には、成功よりも「学ぶこと」がたくさん隠れているというのは、社会人として感じる真実です!

それを「人のせい」にするなんて、せっかくの幸運の女神がくれた成長の機会を逃すことなのです。

 

また、上司の中には「上手く言ったら自分の手柄、失敗したら部下のせい」という人もいますね。

失敗が露見して非常事態なときは、その人の本質がはっきりする場面ですね。

特に女性はそのあたりで男の人を値踏みしているもの。

人間性を問われる場面で、「人のせい」なんてかっこ悪いことはしたくないものですね。

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思い出すだけで赤面するくらいに、たくさんの失敗をビジネスでも重ねてきました。

長所は同時に短所であり、自分の苦手な分野もやっと把握できるようになってきました。

自分の短所を目をそらさずに見つめ、それをフォローする手立てを持つことが、仕事を高いパフォーマンスで回していく上でとても大切だと思います。

自分の欠点というのは、見つめることにとても勇気が必要です。

でも、それをフォローするスキルは必ずあります。

自分なりにその方法を探していくこと。

それが、世界で一人しかいないあなたの毎日を充実させていくことになるかもしれません。

 

明日からの週末、少しは休めますか?

気温差のある毎日ですから、ゆっくりしてくださいね。

では、また。

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