猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

それは「メンタルが弱いから」ではない~『1日1分でいい!できる大人の心の習慣』

 

目標にしたことをいつしか忘れてしまったり、失敗を繰り返してしまったり、いわれのない言葉に大人げなく激怒してしまったり、自信を持てなかったり、本番に弱かったり。

そんなことの理由を「メンタルが弱いから」「意志の力が弱いから」「まだ未熟だから」と思っていました。

しかし実際は、「心の習慣」を持つことによって克服したり成長させていくことができることが多いかもしれません。

 

こんばんは、ラブです。

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モチベーションを上げる「自己暗示」

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三日坊主をしてしまうのは、自分の意識の奥深くまで決意が浸透していないことも一因です。

その「決意」を確実に根付かせるための簡単な方法として、口に出して何度も自分に言い聞かせることも有効です。

 

たとえば、

「1年後には〇〇の資格をとる!!」

など、自分にくりかえし語りかけること。

 

自分が発した言葉は自分の行動を方向付けていく力があります。

内面に響き渡るように、大きな声で自己暗示にかけることだけで、実はモチベーションを上げることができるのです。

文字に書いて、繰り返し眺めることも有効ですが、もっと手っ取り早く「口に出して言う」ことを実践してみるのも面白いかもしれません。

ミスをしたら、「自分にできることはなかったか」を考える

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自分もかかわって起きたミスに対して、必ず人のせいにする、という人もいます。

そう考えることで自分を正当化しているのです。

しかし、そのような心理状態に陥っていること自体、自分にも多少の非があったことを暗に認めていることになります。

にもかかわらず、それを正当化しようとすると心のバランスが崩れてしまいます。

そして、また上手くいかなくなり、負のスパイラルにハマるのです。

 

そこから抜け出すには、自己正当化しようとしている気持ちは変えるしかありません。

「本当に自分にできることはなかったのか」と考えることで、実はかえって心は安定するのです。

そして、万事良い方向へと向いていくのです。

「錯覚する記憶のエラー」は誰にでも起きること

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身に覚えのないことで責められて、困った経験はありませんか?

そんなときは、相手にどなりかえす前に「フォースメモリー」であることを疑ってみても良いかもしれません。

これは、記憶の錯覚です。

実際にないものを、まるであったかのように錯覚してしまう、記憶のエラーです。

責めている当人は、それを事実と認識しているので、嘘をついているわけではないし、誰にでも起こりうる心理状態です。

こんなときは感情的に対応するのではなく、当時の状況や周りにいた人の話などを冷静に伝えることです。

そうすれば、相手も記憶違いに気づくかもしれませんし、あなたもムダなストレスを抱える必要がなくなります。

あなたを成長させる大チャンス 「無知の知

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社会に出て、自分の無知に情けない思いを経験した人がほとんどだと思います。

どんなに学業が優秀でも、置かれた状況によっては、学んできたことがまったく役に立たないことがほとんどです。

しかし、「無知」はむしろ強みになります。

それには、自分自身が無知であることを素直に受け入れることでその強みを手に入れることができます。

知らないことがあるということは、先入観がなく、生半可に知識がある人よりもはるかに知識の吸収率が高いのです。

無知の知」というソクラテスの言葉通り、無知であることを自覚することで、それは巨大な一歩になるのです。

「なぜ」を繰り返すと、問題の本質が見える

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トラブルや失敗に対して、「なぜこんなことに・・」と自問するものです。

しかし、この「なぜ」は1回では足りないのです

トラブルの原因を探るには、直接的な原因だけでなくその背景に潜んでいる要因まで突き止めて解決しなければ、再発を防止できません。

たとえば、仕事でミスをしたとします。

なぜミスをしたのか→疲れていたから→なぜ疲れていたのか→寝不足だったから→なぜ寝不足だったのか→雑用が溜まっていたから→なぜ雑用が溜まっていたのか→仕事を複数抱えていたから→それなら、今ある仕事を少し部下に割り振ろう

と、いうように、潜在的な原因が明らかになれば、根本的な解決につなげることができるのです。

「脳の準備」をすることで、本番には必ず強くなれる

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ここぞという場面で失敗することが多かったり、いわゆる本番に弱いという理由を「自分のメンタルが弱いから」とするのは、間違いです。

それは「脳の準備を怠っている」という理由であることの方が多いのです

ここでいう「脳の準備」とは、あらゆるシチュエーションを想定することです。

「相手がこう言って来たら、こう返す」

「こんなハプニングには、こう対処する」

という行動派ターンをあらかじめ準備しておくこと。

これができていないと、肝心なところで「頭が真っ白になる」のです。

想定のバリエーションが多ければ多いほど、それに越したことはありません。

むしろ本番ではどんと構えていられます。

そこにメンタルの強さは関係ないのです。

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暑い1日でした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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