猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ご一緒にココロ旅行しませんか♪ レトロ鉄道の旅②

1日の疲れを、ココロの中のプチ旅行で癒してみませんか?

 

こんばんは。ラブです。 今日もお疲れさまでした。

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週末まであと二日ですね。

レトロな列車の旅で、ご一緒に少しだけ日常生活からのトリップ、いかがですか? ご自分一人で歩くもよし、脳内なだけに、お気に入りな誰かを連れるもよし。 因みに私、一人旅です。 ひとり、最高~( v^-゜)♪

なーんにもない、里山風景の中で、観光地はあえてスルーして、とにかく

のんびり、のーんびり。

 

 

前に、小湊鉄道の旅を書きました。

えーっと、張り付けとか無理です。ごめんなさい。

もうひとつお詫びは、9月に行ったので、田んぼの色が少々青いです。

 

千葉駅からさらにボックスシートの車両にのり、

五井駅でレトロな小湊鉄道に乗り込みます。

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五井から乗り込んだ小湊鉄道は、車体をがたごと言わせながら、収穫する水田地帯を進みます。

田んぼと昔ながらの里山風景が、ずっと遠くまで広がります。

少しだけ開けた窓からは、野焼きの香ばしい薫りが入ってきました。

窓の開閉は昔ながらの指で挟むタイプ。

 

一つ目の駅は上総村上。もう低い建物ばかりになってきました。

 

小さな踏切のカンカンという音をこえて、がたごと、がたごと。

次は、海士有木駅。

これ、「あまありき」駅と呼ぶそうです。

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赤い鉄橋で川をこえ、馬立駅。

ホームにポツンと白い駅名。

駅舎も白くて、少しペンキが剥げた色。

暖かい光でいっぱいです。

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車両の中は、観光というよりは、撮り鉄な方々と地元の方々で10人くらい。

カメラを持ったお兄さんたち、

小さなぬいぐるみを窓辺に置いて風景と一緒に撮る女の子たち。

先頭の座席には、カップル。電車について楽しそうに語る彼と、笑って聞いている彼女。 ほほえましい車内です。

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単線のレールが真っ直ぐに続きます。

 駅に着くと複線に。

柵のない、緑の中を進んでいきます。

途中の駅には駅員さんがいないようで、降りる人がいると車掌さんが乗客に近寄ってきて、切符を切ります。

 

 

 

 

 

 

小さなトンネルを抜けると、広い田園風景に大きな青空。

雲が遠くに浮かんでいます。

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途中、不思議なものが窓をよぎりました!

撮り鉄さんたちも、喜んでスタンバイしています。

<p

 

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かかし? ユーモラスな表情に、笑いが湧きました。 どこまでも続く田園風景。

小湊鉄道沿線は、観光地化されたにおいはありません。

ただ、ひたすらに緑が続きます。

気持ち良い秋の日差しにうとうとしていると、

地元のおじさんらしき人も斜め前で、舟をこいでいます。

車両の最後尾に座っていたので、女性の車掌さんの近くでした。

目の前に座っていた50代くらいの女性と

「最近見ないから、どうしたのかと思って。」

「〇〇さん、どうしたの?」

などの超ローカル話が展開して、

あまりのゆるさに目を開けていられなくなってきます。

ふわふわとした眠気に、小春日和の暖かさ。

車両の揺れも心地よく、乗る人も降りる人もほとんどいない列車は、

がたん・ごとんと懐かしい音を響かせています。

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いつもは、さらに上総中野まで続く小湊鉄道ですが、

その日は月崎で止まりました。

 

土砂崩れで、列車が通れないところが。

なかなか復旧が難しいのも地方のレトロ電車の悲しさかもしれません・・・。

18ある駅のうち、ラストの上総大久保養老渓谷だけ小湊鉄道では行けないことに・・・。

 

バスの代替輸送で、その乗り継ぎにも変に時間が空いてしまう、と車掌さんがしきりに頭を下げていました。

残念だ、

と思っていたら

 

 

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小湊鉄道と同じカラーのレトロなバス!!

やったー♪いいじゃーん!

これにも乗れるなら、悪くないです。

いや、かえってラッキー!!!

 

撮り鉄さんたちと、楽しく撮影会です。

 

外装の期待を裏切らず、内装もレトロな小湊鉄道バス。

ガタガタ・ミシミシと出発です。

 

駅前の小さなロータリーを出ようとして、ちょっと急停車。

犬でも出てきたかと思いきや?

 

 

 

運転手さんが見つけたのは、20m先から走ってきたおばさんです。

「あらー、間に合った♪」

と待ってくれたことに一切疑問を持たないばさんを乗せ、

明るく正しくバスは出発です。ゆるくて、いいなぁ。

 

 

月崎から上総中野の途中には、養老渓谷という有名な観光地・温泉地があります。

その養老渓谷駅でも駅前は店らしきものが一軒あるきりですけどね。

養老渓谷に遊びに行きたい人は、バスが養老渓谷駅についたら、ほかのバスに乗り換えるよう小湊鉄道の車掌さんから説明がありました。

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養老渓谷駅に到着です。

観光地の養老渓谷に行く人は、栗又の滝行きのバスに乗りかえます。

先ほどのカップルは、そちらへ移動。

 

 

私は養老渓谷駅のまわりを散策するため、養老渓谷駅でバスを降ります。

一本送らせて1時間かせぎ、養老渓谷駅のまわりを散策したかったのです。

「駅の周りを散策して、次のバスに乗りたいんですけど、次のバスは何分後ですか?」

バスの運転手さんに聞いたら、

「なんで?」

という顔をされました。

 

撮り鉄さんたちの「何しに行くんだ?」 という

不思議なものを見る視線を背中に下車。

次のバスは、一時間後であることを確認しました。

 

養老渓谷駅回りのひなびたハイキング。

 

 

駅前の観光案内所には、たくさんのハイキングルートの地図を置いていました。

ほとんどは養老渓谷の川沿い、超有名散策ルート。

紅葉シーズンはごった返す養老渓谷です。

疲れを取りに来ているんだから、そんなところはパス。

 あえて、ひなびた駅の回りの散策ルートの地図を。

1間弱の小さな探検です。

 

 

長い坂を一人で猫じゃらしを振り回しながら降りていくと、

農作業をするおじいちゃんが、かごをしょっています。

「こっちに温泉は、ねぇよー?」

と笑われました。

「いえ、こっちの方が好きなんですよ~。」

と答えると、

「山の方がいいのけ?」

と面白がられてしまいました。

 

紅葉の林を抜け、里山と古い農家が並ぶ道をくだります。

カエルと虫の声が

こんもり茂る里山の森に

大きく響いていきます。

 

 

・・・最高!!

 

細い農道を行くと、畑にたくさんのマネキンが立っています!?

 

どうやらカラスよけ・・・。?

夜に見たら、腰が抜けそうな(笑)

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農家の家の先には、たくさんの秋の花が元気に咲いています。

街の小さいプランターに詰め込まれた花とはちがい、太い茎を真っ直ぐ空に伸ばしています。

ハチとかアブが、花の中でぶんぶん言ってますけど、生命力いっぱいに花がはじき返しています。

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道の途中に大きなお地蔵様。

丁寧に掃除され、大事にされていることがわかります。

手を合わせ、ご挨拶をして、進みます。

 

鉄橋を渡ると、ずっと下に養老川。

川の水がちょっとまだ濁ってますが。

迫力のある眺め♪

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もう駅の近くまで戻ってしまいました。

40分しかたっていません。

 

養老渓谷駅には、足湯が併設していました。

乗車した人は無料です。

 

 

うふふふ、

ここも、誰も来ません♡

 

 

檜の香りいっぱいです。

係りの人もいませんので、自分でかけてあった板を外し、

大の字になって足湯につかります。

熱いお湯がふつふつしています。

養老温泉は、お湯が少し黒いんです。

「くーーーーーーーーーーッ!!!」

と喜びにうち震えながら、

最後まで誰も来ない中、堪能!!

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あ、バスの時間でした!

板を戻して大急ぎで小湊鉄道バス

 

 

小湊鉄道の終点、上総中野駅へ向かいます。

そこからは、いすみ鉄道

一時期有名だったムーミン列車。廃線寸前のだったとか。

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ところが。上総中野駅でちょっぴり驚くことが起きるんです。

 

 

長くなりました。 また、書かせて頂きます。

 

気まま旅にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 

では、また。

また、この旅にもお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

今日もお疲れさまでした。