昔、ワタシは受験の失敗から、長い時期ネガティブな感情に支配されて、周りに批判的で毎日暗い言葉ばかり使っている時期がありました。
今、ネットで芸能人や有名人、さらにはネット上の一般人に対しても、ネガティブな感情をあらわにする人が多いな、と思います。
昔の自分を思い出します。早くそのネガティブな地獄から抜け出してほしいな~。
こんばんは、ラブです。
今日も寒いですね!やっと金曜日ですね~~!!
お疲れさまです~~!
「はてなブログ」の中で、ちょっとした温かいやりとりとか、現実社会で嫌な思いをした私にとって、心の救いです。
でも、よっぽど「これ、おかしい!!」と思う意見に対しては、ちゃんと反論していくことは、ブログという世界でとても健全なことだと思います。
でも、「攻撃のための攻撃では?」と思われる執拗な言い回しとか、「こいつはここに住んでいる」というコメントとか、見ていると胸が痛くなりますね。
言われている人は、さぞお辛いことと思います。
そして、言っている人は心に深い傷や闇に苦しんでいるんだろうな、と思います。
日本人特有の「妬み」の精神から、ネットでも社会でも日本人がモンスター化しやすくなっている、とも言います。
実際、マスコミとネットでのバッシングは、鳥インフルエンザで被害者であった養鶏所の社長や岩手県議を自殺に追い込んでいます。
朝青龍を鬱に追い込んで、ひどい引退へ持って行ったのも、マスコミの執拗な揚げ足取りと、それに乗ったネットでのひどい中傷でした。
本当にそこまでいじめつくさなければならないような問題であったか?と後から客観的に検証すると、世間にそこまで迷惑をかけている話ではなかったような・・・。
養鶏所の社長の謝罪が甘かったり、岩手県議が病院での態度が横柄だったにせよ、自殺に追い込まれるほどわたしたちは攻撃してよいのかどうか。
実際、当時日本で鳥からインフルエンザをうつされた人はいなかったし、岩手県議も謝罪の言葉を述べています。
朝青龍だって、その強さを日本人が許さなかった、という嫉妬の感情が大きかったように思います。
ただ、あの渦中では、私も「わー、荒れてるね~」と対岸の火事としか受け取らなかった。
それも反省ですね。流されちゃいかん。
ネットでの中傷だけでなく、マスコミもこぞって非難に一生懸命でした。
日本のマスコミやネットでは誹謗中傷が暴走する凶器と化していることを示しています。
本著でも、「攻撃する人に共通する傾向」として「他人を糾弾するとき、自分が完全無欠の『神』だと錯覚できる」とあります。
怖いけれど、私自身もそうだったから、よくわかります。
私自身も学生時代、受験の失敗から強く激しい自己嫌悪感を抱え続けてきました。
その頃の私は、友達や周囲に、今思い出しても恥ずかしいほどに、とても辛口でした。
しかし、そうすることで「自分が優位な人間である」という錯覚を持たなければ、日々をやり過ごすことができなかったのです。
自己嫌悪は、本当につらい。でも現状はどうにもならない。
朝起きて、学校に通う。ただそれだけの時間さえ苦痛の毎日でした。
その葛藤を消化しきれない時、「自分でも全く気付かないうちに」、「人への攻撃に転嫁させてしまう」ということは、起きてしまうのです。
結果として、私はその学生時代の数年間を、無駄にしたと思っています。
本当に弱くて、みっともないよろいをつけ続けていたんです。
今、当時を振り返って、友達や周囲の人への申し訳なさでいっぱいです。
腐って人の文句ばかり言っていたころ、自分が一番つまらなかった。
もう絶対に、ネガティブ思考で時間を無駄に使うことはしたくありません。
相手を傷つけると、心理的には自分でも気づかない深いところで、自責の念が必ず自分を攻撃するから。
自分で作った呪縛から解き放たれたとき、無意識に自分を攻撃して、自分のエネルギーを無駄遣いしていたことに気づきました。
もう、後ろ向きな感情に支配されて、ひとに八つ当たりして自分から逃げることはしたくない。
そして、今そのネガティブ思考の沼にはまっている人が1日も早くその沼から抜けられたら、と思います。
わたしは今も、あまり良い環境にいるとは言えません。
正直、ネットにいる時に「この人の考え方、どうだろう?」と思った瞬間、「人に攻撃してすっきりしたい」という感情が頭をもたげることもあります。
でも、もう自分を嫌いになりたくないです。
自分を嫌いになるのは、こりごりです。
日本人はどうしても嫉妬という感情を持ちやすこともあり、人に対してネガティブな感情にも傾きやすい傾向が誰にでもあるのだと思います。
ネガティブ思考に陥るのは、誰でもあること。
持ってしまうことは仕方ないし、認めても良いと思うのです。
ただ、表すことは自由ではないし、「そんなみっともないことは、自分ではしない」という誇りを持っていいと思うのです。
今、生活の中でどうにも気持ちが浮上できないならば、そこからの脱却は相当大変だとは思うのですが、その沼にいても何も良いことはありません。
一瞬相手を攻撃したことで、自分が優位に立ったと思うその感覚は、錯覚だから。
それから、そんな「どう考えても理不尽な」攻撃を受けてしまった人も、大変だけどめげないで復活していきましょうね!
リアルの世界で、理不尽なクレームに辛い思いをすることが私にもあります。
でも、今の日本の現状があるならば、その言葉や怒りは必ずしも私たちに向けられたものではないのかもしれません。
自分が信念をもって努力し、積み上げてきたものを、よそから見ているだけの人につぶされるいわれはありませんよね。
言われたことにその通りだと思うことは受け入れて、あとは必要以上に傷つかないことも大切です。なかなかできないけれど。
本当にすてきなブログを運営しているブロガーさま、負けないでください!
寒い日が続いています。
温かくしておやすみください。
では、また。