猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

勝間和代の「メンタル筋力のトレーニング案内」~『起きていることはすべて正しい』

 

新年への抱負が頭をよぎるこの季節、勝間和代式に「メンタル筋力」をつけてみませんか?

 

「やりたいことを出来る自分になる!!」

その目標に対して最短距離を、最もよい効率でばく進する勝間和代

 

 

「意識が高すぎてついていけない・・」という言葉も聞きますが、よく読んでみると、日常で実践できることばかり。

「アサーティブ」とか「セレンビリティ」などの言葉が、少々先行しやすいのかもしれませんね。

読んでみたら、そんな小難しいことではないようですよ。

 

 

こんばんは、ラブです。

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どう考えたら、あんなにはっきりと目標に向かって邁進できるのでしょうか?

生まれついての性格かと思いきや、幼少期は相当違う人だったようです。

勝間和代も打たれ弱い時代があった!?

勝間和代さんは、今でこそ強い女の象徴ですが、幼少期~大学時代は、『泣いて解決しようとしていた「打たれ弱い」性格』でした。

4人兄弟の末っ子で親にも兄姉にも甘やかされ、エスカレーター式に進学して、就職。社会人になってパニックを起こし、ひきこもりになりました。

家から一歩も出ずに、部屋に引きこもり、家族にも会わないようにして現実逃避し、布団をかぶってひたすら泣いたそうです。

仕事で厳しい環境に置かれ、メンタル筋力を鍛えたことと、家庭を持ち、子供が産まれたことをきっかけにして、メンタル筋力を鍛えて復帰していきました。

メンタル筋力とは?

さて、この著者が言う「メンタル筋力」とは、何でしょう?

「メンタル筋力」とは、私たちの身に起きたことの中から、どのように考え、決断し、行動すれば、どんな境遇にあっても不運すら幸運に変え、運を実力にする力です。

この本では、読者が再現性高く身につけられるよう、具体的に説明されています。

まさに本著は「メンタル筋力のトレーニング案内」です。

 

メンタル筋力は、以下の「4つの技術を総合した能力」です。

この4つを統合すると、偶然の中から常に幸運を発見できる(=「セレンビリティ」)ようになります。

1 顕在意識だけでなく、潜在意識を最大限に活かす技術

2 多種の情報から必要なものを選び出し、決断に至る技術

3 身近な経験、技術などのパーソナル資産を組み合わせ、使いこなす技術

4 周りの人と協調、尊敬、調和し、自分の力を倍増させる技術

 

この4つの根底には、「起きていることはすべて正しい」という著者の座右の銘があります。

これはすなわち、

「今起きていることを否定したり、こうだったらいいなぁと夢想しても仕方がない。それよりは、起きていることから、何を学び取り、どのように行動すれば、今一瞬のこの時間を最大に活用できるか」

を考える技術です。

 

メンタル筋力の強い人、とは?

メンタルにも、体格と筋力があるそうです。

「オーラ」と呼ばれるものは、メンタル筋力が外に表れたものかもしれません。

 

メンタル筋力が強い人は、

 

行動力があり、

性格がよく応援したくなる人で、

ディープスマート力(人の気持ちを敏感に読み取る技術)があり、

新しいことに興味が強く、

すべてを客観視する習慣がある人

 

です。

この筋力をつけていくには、

なるべく即効性があるもので成功体験を得ながら、

それがきちんとメンタルの丈夫な骨格になるような形で繰り返せる「仕組み」で、

楽しく進む

必要があります。

メンタル筋力を強くする心構えを作る!

メンタル筋力をつけるには、これまでの考え方を少し変えていく必要があります。

著者はそれを以下の7つにまとめています。

 

①うれしがり過ぎない、悲しがり過ぎない

うまく行ったからと言ってそのやり方に固執しない。

失敗はメンタル筋力を鍛えるチャンスととらえる。

 

②現状を多面的な視点から受け入れる

もう一人の自分「メタ認知」の視点を持つ。

 

③メンタル筋力が強い友達と付き合う

 

④利他の精神を養う

ファーストフード店で放置したトレーを片付けるなど。

この習慣で、仕事への効用を、自分が所属している集団に広げて考えるようになる。

 

⑤小さな成功体験を積み重ねる

 

⑥失敗の芽をあらかじめ摘んでおく

大失敗は小さな失敗の後に来ます。

ちょっと過労を感じたら積極的に休むなどのケアを大事にする。

 

⑦能動的に考える時間を増やす

3毒(妬む・怒る・愚痴る)を追放し、お酒やたばこ、ネットサーフィンもちょっとやめて、自分の頭で考える時間を増やす。

読書はメンタル筋力をつけるいい訓練の一つ。

ストレスを上手にコントロールする

著者は「頑張る」ことは、危険だと説いています。

頑張り続けるとか、死ぬ気でやるとか、寝ずにやるとか、こういった根性系は本当に危険です。適切なストレスコントロールができないからだそうです。

大事なことは、「自分がしたくないことは、しない」こと。

したくないことをするから、ストレスがたまる。

社内外の異動・転職も視野に入るかもしれません。著者もマッキンゼーにいるときに13㎏の体重増を経験しています。

せめて2年以内にどうしたらこの状況を脱せられるか、という目標は立てた方がいいとのこと。

本当に、その通りだと思います!!

徹底した疑似体験の量を積む

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

本は触媒。

経験や歴史を伝えてくれます。

同じように、人と会って、その人の貴重な体験の話を集めるのも、とても有効な疑似体験の方法です。とても大事ですね。

「4つの技術」

さらに本著では、「4つの技術」として

1 潜在意識を活用するためにポジティブシンキングや言葉を大事にすること

2 99%を捨てて、1%の本質に迫ること

3 人やモノとの出会いに感謝して、コミュニケーションをとり新しいことに挑戦すること

4 「能力を発揮し、助力を得、好きなことを達成して貢献する」目的のため、アサーティブ(自信があり、説得力がある)な振る舞いや三毒追放、周りの人と協調、尊敬、調和することの大切さ

などについて書かれています。

 

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自信のある態度、三毒(妬む・怒る・愚痴る)追放、利他の精神などを日ごろから実践してみたいと思っています。

ブログを書くようになってから、何だか考えが前向きになってきたのですが、「能動的に考える時間」ができたせいなんだな、と裏付け出来ました。

メンタル筋力、付けていきたいので、ちょっとずつ意識していきたいな!

 

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 関東は、青空が広がる1日でした。

冬はジョギングに最高の季節。

先日は遊歩道をジョギングしましたが、広い場所を走るのって気持ちいいですね!

いつもは同じ公園をぐるぐる回っているので、これを機会に街ランもやってみようかと思っています。

 マラソン大会が近づいているのに、体が絞れていないのが悩みです・・・。

 

 

冬の夜空も美しい季節になりましたね!!

 今夜は星が見えていますか?

 

ご一緒に冬の楽しみを見つけていけたら、うれしいです。

 

明日も よい一日でありますように。

では、また。