猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

本気の「死ぬまでにやりたいことリスト」!~『簡単・エンディングノート』

エンディングノート』を書くと自分の葬儀が視覚化されます!!

年配者だけに書かせるのはもったいない!?

終りをクリアに意識して、毎日の充実度を変えませんか?

 

 

こんばんは、ラブです。

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本屋さんでも多く見かける『エンディングノート』。

手相の生命線がやたらと短い自分なので、前々から気になっていました。

実際書いてみると、「自分の葬式」が現実のモノとしてリアルに見えてきました。

「自分の終りを考えよう」なんて生ぬるく書いている自己啓発本には無い破壊力で、本当の「自分の葬式」が見えてきます。

気になることをいくつか大学ノートにでも書くだけで、十分残した人たちに役立つエンディングノートとして有効だと思います。

 

実父が事故にあったとき、どこに何があるか母でもわからず、とても混乱した経験があります。

義父が倒れた時には、お金のありかがわからず、保険外の医療を受ける際に「お金が見つからない!!」ということが判断基準の一つになってしまったこともありました。

恐ろしい!(子供のころからの預貯金を崩して事なきを得ましたが)

残された人間の立場からも、「これは書いてあると助かる」ものをピックアップしてみました。

 

自分について

自分について

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  1. かかりつけの医者・歯医者
  2. これまでにかかった病気、けが、持病

家族、友人、知人の情報

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・名前、連絡先、もしものときに連絡が必要か

(危篤時・通夜葬式時・死亡通知のみ・連絡不要)

資産

  1. 生命保険会社、保険証の場所
  2. 火災保険、保険証の場所
  3. 自動車保険
  4. ローン
  5. 不動産、貴金属、美術品などについて

 

伝えておきたいこと

みんなへのメッセージ

・家族、友達、恋人などへ 

もしものときのこと

看護・介護について

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・寝たきりになったとき、どうしてほしいか

病名の告知と終末医療

  1. 病名告知(教えないでほしい、病名だけ教えてほしい、病名は教えてほしいが病状は教えないで)
  2. 余命数か月と言われたときの要望
  3. 延命治療の有無

臓器・献体について

  1. 臓器提供の意思の有無、臓器提供カード、アイバンク登録の有無
  2. もしくは、家族の了承で臓器提供などを行う旨

葬儀について

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1 葬儀への要望(あるならば)
・遺影に使ってほしい写真とその保管場所
・死装束に着せてもらいたいもの
・副葬品の希望
・流してほしい音楽
・展示品の希望
・流してほしい「わたしからのメッセージ」
 
2 納骨・お墓について

・どこに埋葬してほしいか、または家族の判断に任せるか

・散骨などの希望があるか

「とりあえず」の気分でトライ

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葬儀に関わった経験から

今年出席した30代の方の葬儀(事故による急死)などでは、本人の好きだった曲が流れ、趣味を楽しむ写真や遺品が展示されていました。

悲しくはあるけれどそうしたものの展示によって、会葬者が深く故人を偲ぶことができ、より一緒に送り出す気持ちになれました。

ああいう葬式を自分で出したい、と思いました。葬儀を出す人へ迷惑をかけない程度に。

また、葬儀の際に連絡する相手を書いておくと、より確実に来てほしい人に知らせることができます。

会葬の際に少しでもたくさん人が来ることで、実父の葬儀を出した際に、自分たち家族の気持ちの支えになることもありました。

実父の時は、年賀状と手書きの交友録・住所録で連絡しました。でも今どきそんなもの、難しいですよね。

それでも連絡漏れがあり、死後も父のもとに毎年バレンタインチョコレートが送られてきて、「この人にどう伝えるべきか?」と母が例年悩んでいます。全く困った爺さんです!

書いてみて思ったこと

終末医療のやり方も、「家族にお任せ」でよいのか、考えました。

ワタシの場合は「人工呼吸器は使わないでほしいけれど、家族が使いたいなら、任せる」と記載。

そうしたのには理由は、実父です。

常々「人工呼吸器は使うな」と言っていたけれど、家族が父に生きていてほしくて使っ使いました。でも、それによって残された時間は、家族にとってとても気持ちを整える貴重な時間になりました。

 

そんなことを考えていると、実際にベッドに横たわっている自分が見えてきます!

「どう終わるのか」を本気で考えた時、何度もクリアに心をよぎるのは

「その時自分は何を思い、何を後悔するだろうか」

ということです。

今死んだら、自分が後悔しそうなこと

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  1. 思い切り子育てに力を入れなかったこと
  2. 子どもたちとの時間をけちったこと
  3. 仕事にばかり時間を使ってきたこと
  4. 自分の楽しみを追いかけなかったこと
  5. ダイビングをもう一度やりたかったこと
  6. バリに行かなかったこと
  7. 遠くにある大好きなカフェにもう一度行かなかったこと
  8. 仕事にもっと愛情をもって取り組まなかったこと
  9. 陶芸に挑戦しなかったこと
  10. 親と兄弟に「色々あったけれど、大好きだ」と伝えなかったこと
  11. ありのままの自分にOKが出せなかったこと

・・・・・

自分の葬式が見えると、今までよりもはっきりと「死ぬまでにやりたいことリスト」が見えてきました。

 

 どう死ぬか、どう生きるか

やりたいことリストは、思ったよりもすぐにできることばかり。

それなのに何故か億劫になってやっていないことなんですよね~。

人生はいつ終わるかわかりませんから、明日終わっても悔いのない時間を生きたいと思います。今日からトライです♪

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 参考にしたのは、こちらです。

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 今年もあとわずかですね。

こんな時期には、いろんなことが頭をよぎります。

今日はとりあえず、少し掃除して子どもたちと過ごしたいと思っています。

 

よい年末をお過ごしください。

では、また。