モヤッとした気分や疲れを、電車旅で弛めてみませんか?
冬の寒さが和らいだ日に、テレビの電車番組で紹介されていた「JRの一筆書乗車」はいかがでしょうか。
こんばんは、ラブです。
一人旅は、電車賃が結構かかります。
そこで、1駅分の切符で、ぐるーっと回って隣駅に降りる旅をしました。
途中下車はできませんが、車窓を楽しみながら過ごす1日をご一緒にいかがでしょうか?
まず、BOOK・OFFで安くて楽しい本2冊と、
コンビニでボックスシートくらいなら食べるおにぎりにサンドイッチ、
マイボトルにお気に入りの珈琲を淹れて、準備OK!!
贅沢な旅へと出発です。
本日は、千葉駅から内房線。館山に向かいます。
始めはいっぱいの車内も、車窓に田畑が広がってくるとお客が減って、ボックスシート1つを1人で占有状態に!
隣のおじさまも靴下になって足を向かいのシートに投げ、小さないびきをかいて昼寝していますよ。
愛する小湊鉄道を横目に、車窓は少しずつ田園風景になっていきます。
電車の揺らぎが、ちょっぴりくすみがちだった心をゆっくりと前向きにさせてくれます。
のんびり読書をしたり、ブログを書いたり。
移動している、という高揚感から、何だかブログの文章もポジティブになります。
読書もよく進みます。
後ろのボックスシートから、地元民らしきおじいさんが
「ぽりぽりぽりぽりぽりぽり」と
のんびりおやつをかじる音がコミカルに響きます。
それを聞いて、まわりの席の人たちと笑いをかみ殺しつつ、
暖かい陽射しにちょっぴりウトウト。
東京湾が見えてきました。
東京湾の向こう側に富士山が見えましたが、上手く写りませんでした。残念。
電車は終点の房総半島最南端、館山へ到着です。
乗り換えには、「乗り鉄」さんたちをこっそり追随。
いつも思うのですが、彼らはネットにも上がらない貴重な情報の宝庫ですね。
最高の座席、絶好の撮影スポット、一番のランチゾーン、どちら側のシートに絶景があるか等を熟知しています。
乗り換えたのは、安房鴨川ゆき。
ホームに入ると、大好きなボックスシートが無い!
残念に思いましたが、乗り鉄さんの後にこそっとついていったら、最後尾車両へ。
何とガラ空きで、しかもボックスシート(涙)!!やったー!!
彼らに習って、占有シートで優雅なランチタイムです。
乗り鉄さんの追っかけで大事なのは、「隠密行動」。
乗り鉄さんは一人旅を愛する人が多く、自分だけのお気に入りの場所を持っていることもあるので、お邪魔してはいけません。
尾行は距離を保ち、さりげなく!
車窓からは、太平洋が見えてきます。
太平洋は、今日、少し波が高いですね。
外房の強い風を感じながら、電車がカタコト揺れて、やわらかい陽射しの当たる駅に到着。
乗る人も降りる人もいないホームは、絵本の中の1ページのようです。
また眠気に襲われます。
途中、一人旅らしき女性がキャリーバッグをもって乗り込んできました。
しばらくすると、仲の良さそうな老夫婦が降りていきました。
どこまでも広がる空を眺めながら、成東まで。
変わった形の雲を発見。
遠くまで広がるながめに、面白い雲を探しながら、電車は成東へ。
成東からは、ピーナッツで有名な八街や、城下町の趣が楽しめる佐倉を通ります。
雑木林と広がる田畑の風景です。
そこから戻って、今日はおしまい。
忘れてはいけないのは、下車駅の近くで降りて、乗りなおすこと。
うっかりそのまま戻って、どこからUターンしたのかと駅員さんに問い詰められたことがありますから(笑)
全国的に寒い日が続いていますね。
雪でご苦労されている方も多いと思います。
風邪などに気を付けて、温かくお過ごしください。
では、また。