猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ホンモノの気づかいの極意~『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』

疲れた時や困ったときに、絶妙なタイミングで気をきかせてくれる人って素敵です。

ベテラン有能秘書が書いた、プロの気づかいの秘訣をちょっと参考にして、コミュニケーションのスキルを上げてみませんか?

 

こんばんは、ラブです。

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義父母の体調が悪くなり、ここしばらく同居中です。

これを機に「相手が気持ち良い気働き」ができたらいいな♪と勉強中です。

 

昔から「気を遣う」ということが苦手なので、基本からですからね~。

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ベテラン秘書さんの”気づかい””心づかい”の極意!

具体的な方策がたくさんの著書でした。

 

気をきかせるとは

著者に言わせれば、気をきかせるというのは、

①相手の考えや気持ちが読めているか

②ものごとの目的が読めているか

③自分本位になっていないか

ということだそうです。

 

そのうえで相手の期待通りのこと、それ以上のことをしてあげること。

だから、

普段の何気ないコミュニケーションから時間の管理、

身のまわりの整理、

服装や表情などの見た目、

一つ一つの動作

・・・あらゆることが気づかいにつながっていきます。

それを踏まえて大事なのは、嫌みのないさりげない、無意識のちょっとした気遣いです。

まずは、相手ありき

著者は、気遣いのスタートは相手をリスペクト(尊敬)することだと言います。

確かに、尊敬を含んだ気遣いは受けた時に心に響きますね!

相手にいかに気持ちよく過ごしてもらうか、を念頭にすることって大事です。

ニンジンが嫌いな人に、手作りのニンジン力作料理をふるまっても、自己満足ですよね。

まずは、相手ありきですね。

親切と優しさ、見返りと遠慮

相手の立場や考えを思いやることが、気遣いの前提。

しかしそれも心の中で見返りを求めていたり、「与えてあげる」という意識があると、受け取る側に伝わりますよね。

「私がこんなに頑張っているのに!」

「俺がこれだけ気を遣っているんだから、もっと評価が上がってもいいだろう!」

こんな不平が出るようでは、気を遣われた方も自分もぐったりです。

 

また、優しい人は遠慮しがちです。

「まずいことを言って怒らせたら・・・?」

「でしゃばったらダメかな・・・?」

そうしているうちに「気がつかない人」になったり。

相手を考えすぎて、あなたも迷うことがあるのではないでしょうか?

 

そんな時に、大事なのがやはり「リスペクト」です。

リスペクトとは、その人自身の人となりや、していること、またその人の時間や空間などに配慮するということです。

リスペクトを忘れてしまうことで、どうしても自分の方向に向いた気の使い方や

「信頼されたいから〇〇をする」

「好かれたい、感謝されたいから××をする」

といったことになりがちです。

 

そこでおすすめなのが

「相手が心地よくいられるには、どうすればいいか?」

ということを思い直すこと。

 

度が過ぎればただのおせっかい。

控えめすぎても「気が利かない人」。

このバランスを上手に取るのが気遣いの妙であり、技術だと著者は言っています。

先読みする

秘書である著者が見て、優秀な上司、いい上司というのは、端的に言うと「一緒に仕事をしていて信頼のできる人」のこと。

「この人と働きたい」と部下が信頼を寄せる上司みな、著者たち秘書以上に気が利いていたそうです。

たとえば、「今日の調子はどう?」といつでも笑顔であかるく声をかけてくれるなど、とても気さくで、あいさつされた側が笑顔になってしまうくらいの。

それ以上に秘書たちを感嘆させたのは、彼らがものすごく先読みできていることだったとか。

そういう上司はまた、部下がより高いパフォーマンスが出せるよう、効率的に働けるよう、配慮してくれていたそうです。

逆に、行き当たりばったりの上司はムダが多くなりますよね。

あたたの周りにも、信頼されるコミュニケーションの取り方や、先読みした行動のとれる人がいるのではないでしょうか。

そこに気遣いのヒントや答えがあるかもしれませんね。

言葉よりも行動で

例えば、会議の後疲れているあなたに、こんな会話があったらどうでしょうか?

「会議だったんですか?」(見ての通りです・・・)

「お疲れさまです!」(ええ、ちょっとお疲れです・・・)

「がんばってくださいね~!」(もちろん、そのつもりです・・・)

 

気をきかせてくれたのはありがたいのですが、何だか余計に疲れてしまうことも・・・。

例えばここに、「お疲れさまです!」と飴やクッキーを渡すとか、「どうぞ」と温かコーヒーを出すとか、「二人だと早いですよね」と一緒に会議室の片づけを手伝うとか、そんな気遣いができますよね。

行動が伴わないと気持ちは伝わらない

本当に、ちょっとしたことでもいいから、言葉だけでない何かを添えて行動して見せることが本当の気遣いなんですね。

もちろん、、元気づけたい時など、言葉が必要な場面はたくさんあります。

あいさつや、感謝の言葉、人をお祝いするとき、謝るとき。

ですが、気持ちがこもっていない言葉はすぐ相手に伝わってしまいますよね~。

あなたがメールで弱音や愚痴を言ったとき、電話一本かけてくれる友人だったら信頼するのではないでしょうか。

それは、かけた言葉がうれしいのではなく、「わざわざ電話してくれた」行動に感動、感謝するのだと思います。

言葉に、ちょっとだけ行動を加えるって、素敵なことですね。

タイミングを読む

秘書である著者は、上司キーボードをたたく音の大きさでイラつきを感じ取り、ランチにお誘いして話をする時間を取ったり、チョコレートや飲み物を差し出したりするそうです。

やることは、本当にそれだけでも、上司の表情はパッと明るくなるそうです。

大事なのは中身よりもタイミング

つまり気遣いとは、行動自体大したことでなくても良いのです。

より大事なのは、タイミング。

上手な気遣いとは、その人のことをよく気にかけ、感情の変化に気づき、その時々必要なことを必要なタイミングにしてあげること。

過剰な気遣いは重荷になる

これが、「どうした、悩みがあるのか?時間を取って話そうか?」となると、仰々しい感じになり、相手にも負担になりますね。

過剰な気遣いは、相手に余計な負担をかけ、互いが気疲れしてしまうのです。

普段の生活で大切なのは、何かを買ってあげるとか、食事をごちそうするとか、そんな大きな気遣いではありません。

大事なのは、タイミング。

様々な小さな変化や違いに気づくこと。

飲み会でグラスが空きそうになったら、「何か飲みますか?」とさらっと聞くように、ちょっとした行動を付け加えるだけでいいのです。

想像力で先読みする

著者は外国人が上司になると、新幹線の座席を取るときには、富士山が見える窓側をとるそうです。

一昔前なら、コンセントがついている前や後ろの席を必ずキープするとか、ゆったり使えるよう2席確保するなど。

いつもいろいろなお茶や飴を職場に常備し、誰かが咳をしたらのど飴を!上司が忙しい時には上司の好きな梅昆布茶でリラックスを!といったように段取りするそうです。

そうした段取りが円滑なコミュニケーションを生み出し、みんなが働きやすい環境を作るそうです。

先読みができる人はトラブルシューティングをしている

女性目線で見ても、「段取り上手」な男性はすてきです。

ドライブしても、食事にちょっといい店に連れて行ってくれたら、うれしいもの。

段取り上手になる鍵は、想像力ではないかと著者は言います。

シチュエーションをイメージできること。

何よりも大事な相手の立場を思いやれること。

だから、本当の意味で想像力がある人は、準備はしますが、決して自分の考えたことに執着しませんよね。

雨が降ったら、ドライブをやめて映画にするとか。

渋滞したら、別の道を、とか。

代替案を持っていること。

そういう人は仕事もできるし、プライベートでも信頼がおけるというモノ。

臨機応変に対応する。そんな先読み、段取りを意識していくことが大事です。

下心を持たない

気を遣っても、それが伝わらない、空回りするということがあります。

「合コンで一生懸命気をきかせたのに、相手にされない」。

率先してドリンクやメニューの注文、明るい会話を心がけたのに・・・という話を聞くこともありませんか?

余計なお世話は迷惑になってしまう

「相手に嫌われないようにしよう」

「好かれよう」

「親切だと思われよう」

という動機は、相手本意ではなく自分本位。

相手のことではなく、自分のことを考えてしまっているのかもしれません。

「この人に喜んでもらいたい!」

という本心からではない気遣いは、なんとなくいやらしさ(したたかさ)が伝わってしまうものだと思います。

日本式な紋切り型の気遣いや本や雑誌にある「テクニック」。

それ以上に大事なのは、その時々、相手の気持ちや場の空気です。

自分の行動に対して「ありがとう」の言葉でも欲しいと思うことは悪いことではないのですが、過剰に期待してはいけないと著者は言います。

最初から結果を求めるのではなく、「やっていくうちに結果がついてくる」と、帰宅に自然に行う気遣いこそが、だんだんと感謝や交換を生んでいくのではないでしょうか。

 意見を聞く、考えを聞く

 自分の考えや本音を人に伝えるのは大事です。

人はそうして初めて心を開こうと思うようになるからです。

ですが、人と接していく中では、もちろん自分が人の話や意見を聞いてあげるということも必要になってきます。

「これ、どう思う?」

「そうかぁ、そうなんだね」

といったように、聞くことはコミュニケーションに欠かせないポイントです。

「聞く」という姿勢が、聞かれた側に「歩み寄ってくれているなぁ」という安心感を生むのです。

聞くことで接し方がわかってくる

また、聞くにはもう一つ、話を聞くことで相手の価値観を理解でき、適切なアプローチの仕方がわかる、という利点があります。

相手のことを配慮していない態度、姿勢が一番関係を悪くしてしまうモノ。

どんなときにも人の意見を求め、人の話をじっくり聞ける人になることが大事です。

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ちょっとずつ今日からトライしてみようと思います!

そのスキルをさらに仕事にも生かしてしまおう!という野望も持っております・・・。

 

土曜日、少しは休めましたか?

関東は少し暖かい1日でした。

あなたの明日が、もっと楽しい1日になりますように。

 

では、また。