片づけは、ちょっとしたコツ!
目の前が片づくと、とにかくテンションが上がります!
こんばんは、ラブです。
断捨離で、荷物がほんの少し減ったりしました。
そこで、春に向けて「片づけ」のコツを学びたいと思います!
思考の整理整頓も片づけと同じ
身の回りがモノがあふれている人は、一様に集中力に自信がないと言います。
カバンに資料がぎっちりだったり、デスクが書類の山だったり。(まさにワタシ)
モノで埋め尽くすことで、安心感を得ているのです。
でも、そうすると、脳がそれらに反応して思考力が低下し、集中力が途切れ、仕事がなかなか進まないことになります。
1つのパソコンで複数のソフトを立ち上げているようなものです。
不要なものを減らすだけで、仕事は速くなると著者は言います。
物事をシンプルに考えることができるようになるからです。
人生まで変えてしまう4つのルール
著者である小松式片づけ法として、次の4つのルールを提案しています。
①出す ②分ける ③減らす ④しまう
「何かを捨てる」という行為は、誰でも躊躇するものです。
しかしここでは「減らす」前に「出して」「分ける」ことで、自分に必要なものかどうかハッキリと理解できます。
著者のクライアントで写真が趣味の方がいました。
その部屋で1つずつ著者が「これはいりますか?いりませんか?」と訊ねていきました。
その部屋のくしゃくしゃの古新聞の下から、小学校時代その人がアマチュア写真展に入選した記事が出てきました。
片づけの中から、自分にとって大切なものは何かを気づいたクライアントは、プロになって個展を開きたいという夢を思い出しました。
数年後連絡があり、その人は写真集を出版、新聞に大きく掲載されていたということです。
どんな人でも持っている素晴らしい才能が、所有欲や執着心で、眠らされていると著者は言います。
不要な情報が頭の中にたくさんあることで、脳の力や能力が分散されているのです。
著者の紹介する片づけは、その状態を解消し、本来の自分の能力を目覚めさせるのがねらいだということです。
片づけの成功を左右する大事な決めごと
片づけを始める前に、大事なのは『片付けをする時間を決める』ということです。
丸一日かけて、年に数回片づけるという人もいますが、一気に片づけた大変さから、「しばらく片付けたくない」という気持ちになってしまいます。
だから、きちんと時間を決めて行うことが大事なのです。
そして片づけは、「15分=1セット」としてください。
そして、平日で最長1時間(4セット)。
休日でしたら最長2時間(8セット)。
この範囲で片づけをするようにしてください。
このような短時間であれば、帰宅する前や、仕事と仕事の合間に片づけをすることができます。
短時間で片づけをすることで、気分転換にもなります。
そして常に片付いている状態であれば、すぐに仕事に取り掛かれることになり、集中力や思考力も断然アップします。
さらに、短時間で片づけるクセをつけることで、てきぱき動く習慣が身に付きます。
①出す
例えばデスクの1番上の引き出しを片づけるとします。
「出す」ルールでは、引き出しのモノをすべて出します。
このポイントは、何も考えないですべて出すこと。
よくある「間引き」という引っ張り出して片付ける方法では、「まだ使えるかもしれない」と思って、なかなか減らせません。
出すことで、全体を把握できます。
すると次の「分ける」ステップに簡単に移行できるのです。
また、片づけ時間が15分しかない場合、15分では片付けられなさそうな場所には手を出さないことが大事です。
2時間以上かかりそうなファイルボックスはやめて、15分で終わりそうなペン立てだけを片付けることを選択するのです。
②分ける
「いるモノ」「いらないモノ」に分けます。
判断基準が重要です。曖昧だと作業が全く進みません。
著者の経験では「使えるか使えないか」ではなく、「使うか使わないか」を基準にするとスムーズだということです。
「使える/使えない」だと、残すものが多くなりますよね。
例えば資料を片づけていて、「この書類は過去のプレゼンで使ったけれど、また同じプレゼンがあれば使えそうだ」といった感じで、いつまでたっても捨てられません。
「今後も使う」か「使う機会はない」のかで思い切って決断することを推奨しています。
「使う/使わない」とは、つまり「使い道が決まっているか」「いつまで使えるか(期日や期限が決まっているか)」ということです。
先ほどの資料なら、「この書類は、今度の資料だから月曜に使う」「この書類は過去のプレゼンに使ったものだから使わない」というように分けることができます。
③減らす
減らす・捨てるというのは心理的負担が重いものですが、勇気と決断で減らすことが大切です。
捨てる以外にも、人に譲ったり共有ファイル化して、社内ファイル整理したり。
それでも難しい人は、「仮ゴミ箱」を作ることを勧めています。
パソコンのゴミ箱同様、いったん捨てても戻せる仮ゴミ箱なので、安心です。
心理的ハードルが高い行動をするときには、そのハードルを下げる工夫が必要になります。
ハードルを下げるために、行動が起こしやすくなるような工夫を考えてみるといいそうです。
④しまう
最後のルールは、「しまう」です。
このルールのポイントは、ただ元の場所に戻すということ。
新しく収納場所を考えようとすると、とても時間がかかります。
モノが減っている分、収納しやすくなっているので、安心してしまっていいのです。
整理は勇気、整頓は知恵
片づけでは、「整理」と「整頓」をきちんと分けています。
「整理」はモノを分けて減らすこと。
「整頓」はモノを配置することです。
100のモノを収納するのは難しいですが、整理で50に減らすことができれば、整頓はグッと楽になります。
まずどうやって配置するかということを先に考えてしまうから、そのうち上手くいかなくなるのです。
整理8割、整頓2割くらいの心づもりで行えば、片づけは必ず成功します。
15分だけなら、頑張れるような気がするので、これからちょっと棚を片付けてみようと思います。
いつか、こんな↑部屋になったらいいな♪なんて。
今週もお疲れさまでした。
すてきな夢がみられますように!
では、また。