猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ファッションデザイナーのクローゼット術♡『捨てられない服の片づけマジック』

デザイナーはどこで服を見切るのか?

流行りやベーシック、服との付き合い方を辛口コメントで紹介!

 

こんばんは、ラブです。

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クローゼットはもっとスッキリできるはず!

減らしてもっとオシャレになりたい・・・。

 かなり減ってはきたのですが、自分のセンスが疑わしくて、基準に自信がないんです。

understandlove.hatenablog.com

ファッション専門家から見て、必要な服って何でしょうね?

著者は、「着やせ服」が得意なファッションアドバイザー、横森美奈子さんです。

 

いつになってもあか抜けやしないワタシが、自戒の念をもってご紹介します!

書いた項目はおしなべてワタシが読んで「ヒー!反省しなくちゃ!!」なポイントです。

 

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なぜ服はたまるのでしょう?

残念ながら、服の量とおしゃれは、比例しません!

日本人のモノを大事にする素晴らしいDNA、”もったいない精神”がありますが、おしゃれに関しては、服の整理の邪魔になります。

服は「着る」ためのもの。

「着ない」「着られない」服を死蔵しているスペースも「もったいない」。

古くて素敵ではない服を着てしまっては、それこそあなたが「もったいない」!

 

誰でも死蔵しがちなのは、こんな服だそうです。

捨てられない服1 サイズが合わない服

「やせたら着る」

若いころのメリハリのある体型に戻るわけではありません。

捨てられない服2 長く着ている服

散々着てなじんで、着心地が良い服は、劣化があります。

若いうちは色あせたものやしわも、無造作で格好良かったけれど、大人にとっては”寂しげ”で”みすぼらしく”見えます。

捨てられない服3 また流行るかもしれない服

「流行は繰り返すでしょう?」

ところが、”同じ人の中”では繰り返さないと著者は言います!

他人からは、昔の格好をそのままし続けているように見えてしまうだけです。

それが”今どきの流行”風に見えることはまずありません。

捨てられない服4 自分にとって必要な(と思い込んでいる)服

「ジャケットは必需品」などと仕事を持っている人は思いがちだったり。

でも、今どきのドレスコードは違います。

捨てられない服5 自分にとって定番の(と思い込んでいる)服

いくらいっぱい持っていても、傍からはいつも代わり映えしないワンパターンな人に見えています。

捨てられない服6 好きな色や柄の服

実は「色」はデザインよりも何よりも一番印象が強いもの。

違う服を着ていても、「いつも同じような色(=服装)の人」のイメージでとらえられてしまうだけです。

捨てられない服7 「好きなアイテム」という服

ジーンズが好きだから何本も持っていたり。

でも、一口にジーンズと言っても、時代や流行によってシルエットや素材感が全く違うのが、おしゃれとしての常識。

「今見て、自分にも会って、かっこいいかどうか」をちゃんと吟味する必要があります。

大人になった自分を認識する!

大事なことは”思い込みバリア”をなくすことです。

必要なのは、”価値観の時差の修正”なのです。

古びた価値観を持ち続けて、服や自分への見方がずっと変わらなければ、「いる・いらない」の判断も変わりません。

変わらなければ、自分の人生が終わるまで増え続ける「着ない服」と「捨てられない服」の山に・・・!

いざ、始めましょう!

スタート!

おしゃれな人は鏡と仲良し

「見たくない」気持ちはありますが、欠点も嫌いなところも、知れば対処ができます。

家には目に入るところ数か所に鏡を置いて、服だけでなく立ち振る舞いまでさりげなくチェックしたいもの。

外でも駅の鏡やお店のショーウインドーで、いくらでも映る姿が確認できますよね。

鏡を見るのも”慣れ”ですから、習慣化することで、おしゃれに一歩近づきます。

準備1 全身の映る鏡で

セーター1枚、Tシャツ1枚でも、実際に着て、”全身を見る”こと。

鏡と自分の距離は1.5ⅿくらいになるように。

そうすると鏡に映る姿は3m離れた時の見え方になります。

これが、自分を”客観視”できる最低の距離だと思ってください。

準備2 ヘアメークや下着もきちんと

メークは服の色の顔映りに影響があるので、外出時くらいにしておかないと判断できません。

準備3 靴も履きます
準備4 アクセサリー・小物も
準備5 仕分けられるような入れ物を用意

「いる(着る)」「いらない(着ない)」「わからない(悩み中)」を入れるビニール袋や段ボールを用意。

慣れたら、「フリマ」「あげる」「捨てる」など、行き先がわかる仕分けができると効率的。

結構大変です。買い物するときの試着と同じだからです。

つまり、基準は「買う」「買わない」と同じ見方で「いる」「いらない」を決めましょう!ということです。厳しめの基準です。

常に「服」でなく「自分」を見る

現実の直視

今のあなたを直視する!

現実はつらい厳しいものです。

 

人は好みの服に巡り合うと、「自分の身体がどう見えているか?」をあまり見ないで購入してしまうもの。

持っている服を惰性で着て、着こなしも工夫しなかったりします。

「この服だと自分は他人の目からどう見えるのだろう?」と想像力を働かせる訓練が必要なのです。

 

はっきり言って、おしゃれは自己満足では成立しないのです。

核心の「片付けマジック」

チェックポイント

店で服を買う時のシビアな目で「試着」しましょう。

「それを持っているべきか」「持っていなくても済むのではないか」まで問い直していきます。

そして「いる」「いらない」「わからない」に分けます。

チェックポイントは、

1 サイズ感
2 劣化度
3 着映え・顔映り
4 活用度

見方が変われば、さっきまで何気なく来ていた服が、「いらない」になる可能性だって大いにあります。

手持ちの服にちゃんと向き合い、新しい目で見なおし、把握することによって、「これからは、いらない・捨てられない服を、買わない・増やさない」ための参考データとなります。

1 サイズ感

「なんとなく、今っぽくない」服は、体に対してのフィット感やゆとり分、丈やバランスの違和感です。

この間までかっこよかったのに、体のサイズも変わっていないのに、なんだかかっこよくないのは、「サイズに対する感覚が徐々に変わってきている」から。

シンプルな服程サイズ感に左右されます。

だから、「シンプルな服は流行に左右されないから着やすい」というのは大嘘です。

2 劣化度

慣れ親しんだ服には愛着があったりするので、劣化度を見極めて判断するのは

決心がいるものです。

しかし、大人が気を付けなくてはいけないのが、”あなた自身の経年劣化”。

服とあなたを一緒に見比べる必要があります。

若ければ、よれよれの服もかっこよく見せますが、大人はそうはいきません。

(1)生地の色あせ、変質

(2)縫製部分の形状変化

特に色あせは、悪くすると生気なく、清潔感もなく、みすぼらしく見えます。

縫製が変化したものは、貧乏臭く見えます。

3 着映え・顔映り

自分を引き立てる色を味方につけるとオシャレ度は80%クリアできたようなもの。

でも、天候や髪の色、体調でその日により違います。

一番難しいポイントです。

なぜなら、自分の長年の”思い込み”と真っ向から向き合わなくてはならないからです。

嫌いな色から似合う色を見つけることも多いものです。

片づけができたら、インナーやアクセントカラーを探してみるのも手です。

4 活用度

必要性、機能性、実用性から考えます。

機能性を重視しすぎて、スポーツウェアばかり着ると、着心地の良さにはまってしまうことも。

”ラクできちんと見える服”は増えているので、状況に合わせて偏らないように。

洗いにくい素材のもので、着る回数が減っているものは「いらない」候補。

パジャマなど、”持っているべきもの”と言われるものも、再検討して良いですね。

アイテム別!決断ポイント

コート

抵抗はありますが、大きい分だけ片づくとスッキリと快感になります。

ポイントは、”肩パッド”の今どき感、くたびれ、古ぼけ、着て太って見えないか、毎冬着ているか。

高級なものである場合もありますが、「腐っても鯛」などと呼んでいる場合では、ありません。

「腐っている鯛」なのです。

スーツ

”きちんと感”がある服は、サイズ感に要注意。

横じわ、お腹回り、ヒップ回りに線が出たら、いらない!

スカート丈は流行のバランス。大人の品格には膝が隠れる丈。

昔っぽかったり、堅すぎてお通夜に見えるもの、くたびれてるものはいらない!

シャツ・ブラウス

サイズ、バランスがあわないものはいらない!

白や薄い色が本当に顔映り良いとは限りません。よく見ましょう。

襟のデザイン、黄ばみ、くすみに注意。

ニット

薄手のニットは、気になる部分を強調することも。

そうした身体の線を拾いすぎるものは、いらない!

伸びてしまったものを「大は小を兼ねる」などと言っていては、だらしないかんじになります。

毛玉、へたりをチェック。

毛玉取り器なども有効ですね。カシミヤだろうとちゃんと取ったほうがすてき。

バリエーションが広い素材だからと言って、中途半端なものやありすぎて偏ったものは、いらない!

ジーンズ・チノパンツ

「ジーンズ=若々しい、かっこいい」の図式は、もう無いものです。

見慣れてありふれた普通のモノこそ”かっこいいか””そうでないか”の差が大きいもの。

チノパンは着古すと情けない作業着になるから注意。

ピタピタは厳禁。お尻や股下の食い込んだ履き方は、大人の品格がありません。

スキニーも大人には、線を表しすぎ。いらない!

ベルボトムブーツカットも大人にはNG。

浅い股上は大人体型には実は有利。深い股上でぽっこりしなくて済みます。

パンツ類は必ず後ろ姿でチェックします。

シルエットがいまいちなジーンズは、裾をロールアップで復活できます。

服はしまい込まない

ファッションのプロである著者ですが、TVで収納のプロが

「これで靴を200足も収納できるんですよ!」

と言っていると、

「200足も必要!?」

と思うそうです。

 

大事にしまい込みすぎると、見えなくなり、忘れます。

それを探す時間のロスや、いざ着ようとしたらイメージが記憶と違うことも。

そこで、「見渡せる収納」を紹介しています。

1 クリーニング屋さんに預けない
2 なるべくハンガーにかける
3 引き出しよりも棚に
4 すぐ着る服はディスプレー

とりあえず実践!!

クローゼットを片付けました!

・コート1着・シャツ5枚・スーツ1着・ニット3枚

・スカート10枚

以上が片づきました。12月に断捨離したはずなんですけど、まだありました。

いやはや、すっきり。

特にシャツは、「いつか使う」と思いながらも、「流行じゃないよな~」と思って袖を通していなかったもの。6シーズンお休み中でしたよ。

コート類は度胸が必要でしたが、リサイクルショップに今の時期にGO。

今の時期に出した方が、誰かの役に立つかも?

まだまだよれた服、疲れたジーンズ、くたびれたチノパンがいっぱい・・・。

明日も少し(15分くらい)がんばりま~す♪

大人は”くたびれた感じ”が出てしまうという事実を「見ないふり」していました~。

 買うか迷っていたスキニージーンズも、「大人が買うモノではない!」と断念!

 

いつものことですが、スッキリすると買い物はかえって減るのがいつも不思議です。

それは財布をスッキリさせて以来、実感しています。

財布を新調して整理したら、生活費の無駄が全くストレスなしで減りましたから・・・(笑)。

 

understandlove.hatenablog.com

 

やっぱり昔の流行服の復活はイタいだけであったか・・・と反省(笑)。

鏡をよく見ることもしていないので、そこからスタートです。

 

クローゼットが少しすっきりしたら、春色の服が目に入るようになりました。

お気に入りの服に合う春の差し色を探してみようかと思います。

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すこしは休めましたか?

あなたの明日がもっとイイ1日になりますように!

 

では、また。