喜ばれて嬉しくなること。自分の存在を喜んでもらえること。
それはヒトの本能として幸せに感じるもののようです。
こんばんは、ラブです。
小林正観さんの実践は、潜在意識をうまく使ったものともとれます。
でも、やってみると何より「運がついてくる」のがわかります。
喜ばれる存在になれたら?
「喜ばれると嬉しい」という本能
生き物には、自己保存の本能、種の保存の本能がありますね。
でも、ヒトにだけは「喜ばれると嬉しい」という本能があると著者は言います。
例えばメジャーリーガーだって、無観客席試合では、あの最高のパフォーマンスは出せないのではないでしょうか。
観客が楽しんでくれると思うから、選手たちは実力をより発揮できるというもの。
なぜなら、動物の中で、「喜ばれると嬉しい」本能を与えられているから。
そして、その「喜ばれると嬉しい」本能を持つのはヒトだけです。
「喜ばれると嬉しい」という本能に従って生きる!
私たち人間は、「なぜだかわからないけれど、喜ばれると嬉しいから続けていきたい」と思い、仕事にプライベートにがんばれますよね。
なぜだかわからないけれどしたくなる。
だからこそ、「本能」と言えると著者は言います。
「喜ばれると嬉しい」という本能に目覚めてそれを認識して生きていくと、「よき仲間」に恵まれ、「天国度100%」の状態を味わえるとか。
自分の幸せを追い求めていったとしても、最後に行き着く結論は、
・自分が喜ばれると、自分がシアワセな気分になる
・自分の存在が喜ばれると嬉しい
ということに尽きると思います。
神様は「喜ぶと嬉しいエネルギー」
ヒトだけが「喜ばれると嬉しいという本能」を与えられたのはなぜでしょう。
著者は、神様が「喜ばれると嬉しいという概念だけの存在だから」だと述べています。
だから、「神」と「動物」の間に「人間」を作ったのだと思う、と。
そこまでの著者の考えをどう解釈するかについては、これを読むあなたにお任せするとします。
とりあえず、「他の人に喜ばれる」というパワーは絶大で、確かに本能とも呼べるとワタシも思います。
だれかの役に立つことで、自分の傷が癒える経験はあなたもしたことがあるのではないでしょうか。
笑顔に変われば、多くの友人が支えてくれる
人間の顔には左右30本ずつの筋肉があると言われています。
笑顔になったときには13本の筋肉を使い、不平不満の顔では47本の筋肉を使うそうです。
ですから、できればこの47本を使わないことを著者は勧めています。
不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言わないでいると、人からさまざまなことを頼まれるようになると言います。
それを何も考えずに笑顔でやっていくこと。
そうすることで、知人や友人があなたを支えてくれるはずです。
「長生き」は人生の目的じゃない?
ガンを宣告されてから、さまざまな健康療法にトライしてきた人がいました。
しかし、5年たってから
「自分は何のために生きているのか。
どうして病気を治そうとしているのか」
と疑問に思いました。
著者の講演会を聴いて
「人生の目的は、頼まれごとをして、喜ばれる存在になること」
であると知ります。
そこから
「自分が何をしたいかではなく、いつしんでもいいから頼まれごとをして、喜ばれる人生に切り替えよう」
と決意。
そう思い、頼まれごとをやり続けたそうです。
それ以来3年たっても、その人はお元気で、「1度も病院に行っていない」ということです。
神様という存在がもし上から見下ろしていたとしたら、どうやらその神様は、「その人がどんな病気を持っているか」を見ているのではないようです。
「その人が喜ばれる存在であるか」を神様は見ているというのです。
そして、喜ばれる存在になるためには、「頼まれごとを淡々とこなすこと」だそうです。
たとえ病院の病床にあっても、お見舞いに来てくれた人に穏やかな笑顔を見せて、その人を安心させることができたら、それだけでも「喜ばれ」ています。
そういう一瞬一瞬を積み重ねていくことが大事なのだそうです。
この世に生を受けた目的は、「いかに喜ばれる存在になるか」ということだと著者は言います。
頼まれごとにもイロイロあります
断ってもいい頼まれごともあります。
・借金
お金に用があって、その人に用があるわけではないから。
・「自己嫌悪」が大きくなる時
遊んでいるお金なら貸してもいいけれど、自分の生活を犠牲にしないなど
・能力的にできない頼まれごと
できないことも引き受けると行き詰ります。できないことは仕方ない。
・単なる数合わせ
・先約がある
頼まれごとは基本的には断らない方がいいと著者は言います。
安易に断っていると、それ以来「頼まれなくなる」からです。
でも、上の5つは断っていいものだそうです。
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誰かの役に立っていると思えるときに、心の底から幸せを感じられるってありますよね。
毎日の雑事に追いかけられていると、つい忘れてしまいがちです。
でも、本能がそれを求めているなら、楽しんで追いかけていきたいものですね~。
明日は今日よりも少しだけ笑顔を増やしてみようと思っています。
今日はどんな1日でしたか?
あなたの明日が、もっと楽しいものになりますように!
では、また。
昨日と一昨日書いた『「ありがとう」の神様』についてです。
概論。「ありがとう」は神様への感謝の言葉だということ。
イライラしないための実践についての紹介。