猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

あなたはいつでも「変わる」ことができる~『嫌われる勇気』

意識を変えることよってあなたは人生をどう生きるか、決めることができる。

「自分が変化する」勇気があれば。

 

どのような環境で生きてきたかは、関係ないのです。

その環境や過去をどう解釈し、そこから何を学び取るかは、あなた次第。

 

こんばんは、ラブです。

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春に向けて、ココロを強く持ちたい時、アドラー先生は腹の底から効きますね!

タイトルに偽りなく、勇気をくれます。

実は『幸せになる勇気』も読んでいるのですが、まだまだワタシは未熟モノなので未消化です。

まずは、こちらで基本をしっかりつかもうと思います。

なぜ「人は変われる」のか

過去に親との関係、または学校や職場でのいじめがあって、家から出られなくなった人がいたとします。

フロイト的に考えるならば、「トラウマ」が原因となってしまった、いわば「仕方ない」反応と説明できるでしょう。

しかし、アドラー心理学では全く違う解釈をします。

「過去」の「原因」と「現在の状態」は違うものと考えるのです。

虐待を受けて育ち、愛情を知らずに育って、だから他者と交わるのが怖くて、外に出られない。

しかし、家庭不和だった子ども、いじめを受けた人が全員引きこもる、ということはありませんね。

 

つまり、すべてが過去の出来事によって決定済みであり、動かしようのないものである、という考えは間違っているのです。

 

アドラー心理学ではでは、「現在の状態」についての説明は、「過去の原因」にあるのではなく、「今の目的」でつくものであると考えます。

「不安だから、外に出られない」のではありません。

「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」のです。

外に出られないその人が、お腹が痛かったり、頭痛に悩まされているとしたら、それは仮病ではないでしょう。

しかし、それらの症状もまた「外に出ない」という目的を達成するために作り出されたものだと考えます。

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トラウマを否定する

私たちは、さまざまな経験をします。

そのいかなる経験も、成功の原因でも失敗の原因でもない、と考えるのです。

わたしたちは、経験の中から「現在の自分の目的にかなうもの」を見つけ出しているだけだとアドラー心理学では言います。

私たちは自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定しているのです。

 

精神的な意味での虐待(過度の期待を押し付ける、比較するなどもワタシは含めると思います)を受けて生きてきた人は、実際にはたくさんいると思います。

 

もしあなたが、親からの何かを受けて苦しんだとしても、その経験を活かして、自分が親になって子育てする時に「絶対に100%の愛情をかけて育てるんだ!!」と意気込むかもしれません。

その経験を活かして、何かおかしいな?と思う子どもがいたら、真っ先に児童相談所に電話してくれるかもしれません。

そうした子たちのために涙を流すかもしれません。

 

確かに引きこもりになれば、親に復讐できます。

理不尽な要求を小さかった自分に突き付けてきた憎い相手が、引きこもりを抱えてひーひー言ってくれるのですから。

しかし、自分の人生をかけてまで復讐に生きるかどうかは、本人次第ではありますよね。

 

あらゆるさまざまな経験をするのが人生。

しかし、その経験から自分のありかたを選択するのは、常にあなた自身なのかもしれません。

つまり、今後も命題となることですが、あなたは、どんなあなたを選択することもできるのです。

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人は怒りさえねつ造する

昨夜のことです。

主人がワタシの作ったシチューを食べませんでした。

「俺はシチューが嫌いだ」

と最近言い出して、食べなくなったのです。

シチューを作る日はワタシが疲れている日です。

いい加減に作ったモノは食べたくない、という旦那の気持ちもわかります。

職場復帰を控えているので、極力「旦那だけ別メニュー」の労力は避けたかった!!

なんて思惑もかすめつつ、ワタシは怒りをあらわにしました。

 

このとき、かなりの怒りを表現していましたが(耳にウォークマンをして、最大音量にし夫のおしゃべりに付き合わない&9時に寝る)、

「この怒りは、自分の都合が悪いから起きている感じがするな?」

と薄々感じていました。

結局和牛たっぷりのおいしいシチューは、「ばかだねぇ」と笑う息子が平らげてくれました(笑)。

 

怒りは、常に「自分の都合のよいように」作り出されますね~(反省)。

 

あなたは誰かが、「かっとなって」いるところを見たことがありますか?

あなたが客観的に見て、その人が「かっとなって」いたのは、「怒りを表現する方が、その人に都合のよい何かがある」場面だったのではないでしょうか?

 

クレーマーの人たちは、商品やサービスに問題があるからクレームをつけるのではなく、「誰かに怒りをぶつけたい」からクレームを言っていますよね。

 

アドラー心理学では、「怒りは出し入れ自在な道具である」と位置付けています。

相手を威圧したり、自分の意見を無理やりにでも通したり、主張を押し通したりしたいとき、「怒り」という道具を使っているに過ぎないのです。

もしあなたが、変なクレーマーに捕まってしまったとしても、客観的によく見てみると、その人の目的は別のところにあるかもしれません。

 

政治家でも「恫喝」を手段に官僚を操っていた人がいたようですが、非常にみっともないですね。

 

自分に都合が悪くても、論理的に訴えたり、「ふふふ」と流せる大人の女性になるのだ!という反省をしたいと思います。

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新しい季節が近づいてきました。

緊張でドキドキしますが、アドラー先生にキモチを締め直してもらおうと思っています。

 

今日も温かい一日でしたね。

関東では、桜が咲き始めています。

 

明日もあなたにとって素敵な1日でありますように!

では、また。