誰かの役に立てたときや仕事で感謝されたとき、実感できる達成感。
他者に貢献することによって、自分の価値を感じることができますね。
こんばんは、ラブです。
自己受容と他者信頼
ありのままの自分を信じる「自己受容」。
そして、ありのままの他者を信じる「他者信頼」。
それができるようになると、他者は「仲間」となります。
他者に信頼を寄せることは、他者を仲間だとみなすこと。
仲間だからこそ、信頼できます。
そして、もしも他者が仲間であれば、自分の続すす共同体に居場所を見出すことになります。
「ここにいてもいいんだ」という所属感を得ることができるわけです。
もうひとつ共同体感覚に必要なもの
しかし、これだけでは共同体感覚を得られるわけではありません。
「他者貢献」が必要になるのです。
仲間である他者に対して、なんらかの働きかけをしていくこと。
貢献しようとすること。
この「他者貢献」は、自己犠牲とは違います。
アドラー心理学では、他者のために自分の人生を犠牲にしてしまう人のことを、「社会に過度に適応した人」であるとして、警鐘を鳴らしているほどなのです。
他者貢献は、自分のためのもの
わたしたちは、自分の存在や行動が共同体にとって有益だと思えた時だけ、誰かの役に立っていると思えているときだけ、自らの価値が実感できます。
つまり、他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。
具体的には
もっともわかりやすい他者貢献は、仕事です。
社会に出て働くこと。
または家事をこなすこと。
労働は、金銭を稼ぐ手段ではないのです。
われわれは労働によって他者貢献をなし、共同体にコミットする。
それによって、「わたしは誰かの役に立っている」と実感する。
それによって、自らの存在価値を受けいれているのです。
ちょっとした他者貢献があなたにパワーをくれます♪
4月は、新しい環境が始まる人も多いと思います。
そんな場所では、自分の居場所に困ることも多いですよね。
そんなとき、ちょっとした「自分のできること」を見つけられると、気持ちが落ち着きますよね。
自分のすべてを費やしてしまうほどの自己犠牲をする必要はない、とアドラー先生は言っています。
無理せずできる小さなことが見つけられたら、ラッキーですね。
ワタシも新しい環境に対して、ちょびっとだけできることがありました。
そんな少しの仕事ができた瞬間、何故か風邪が治っていました(笑)。
「役に立てたかな」と思えると、元気が出ますね。
今日も一日、おつかれさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。