猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

人の役に立つことで、自分の価値を実感する~『嫌われる勇気』

誰かの役に立てたときや仕事で感謝されたとき、実感できる達成感。

他者に貢献することによって、自分の価値を感じることができますね。

 

こんばんは、ラブです。

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自己受容と他者信頼

ありのままの自分を信じる「自己受容」。

そして、ありのままの他者を信じる「他者信頼」。

それができるようになると、他者は「仲間」となります。

 

understandlove.hatenablog.com

 

他者に信頼を寄せることは、他者を仲間だとみなすこと。

仲間だからこそ、信頼できます。

そして、もしも他者が仲間であれば、自分の続すす共同体に居場所を見出すことになります。

「ここにいてもいいんだ」という所属感を得ることができるわけです。

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もうひとつ共同体感覚に必要なもの

しかし、これだけでは共同体感覚を得られるわけではありません。

「他者貢献」が必要になるのです。

仲間である他者に対して、なんらかの働きかけをしていくこと。

貢献しようとすること。

 

この「他者貢献」は、自己犠牲とは違います。

アドラー心理学では、他者のために自分の人生を犠牲にしてしまう人のことを、「社会に過度に適応した人」であるとして、警鐘を鳴らしているほどなのです。

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他者貢献は、自分のためのもの

わたしたちは、自分の存在や行動が共同体にとって有益だと思えた時だけ、誰かの役に立っていると思えているときだけ、自らの価値が実感できます。

つまり、他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。

具体的には

もっともわかりやすい他者貢献は、仕事です。

社会に出て働くこと。

または家事をこなすこと。

労働は、金銭を稼ぐ手段ではないのです。

われわれは労働によって他者貢献をなし、共同体にコミットする。

それによって、「わたしは誰かの役に立っている」と実感する。

それによって、自らの存在価値を受けいれているのです。

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ちょっとした他者貢献があなたにパワーをくれます♪

4月は、新しい環境が始まる人も多いと思います。

そんな場所では、自分の居場所に困ることも多いですよね。

そんなとき、ちょっとした「自分のできること」を見つけられると、気持ちが落ち着きますよね。

自分のすべてを費やしてしまうほどの自己犠牲をする必要はない、とアドラー先生は言っています。

無理せずできる小さなことが見つけられたら、ラッキーですね。

 

ワタシも新しい環境に対して、ちょびっとだけできることがありました。

そんな少しの仕事ができた瞬間、何故か風邪が治っていました(笑)。

「役に立てたかな」と思えると、元気が出ますね。

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今日も一日、おつかれさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

 

では、また。