「ワーカホリック」。
「仕事が忙しいから」と家族も自分も顧みない生き方。
では、仕事から離れたら、生きる価値がないということでしょうか?
こんばんは、ラブです。
攻撃してくる人にばかり注目するのは、調和がとれていない生き方
昨日は、「あなたを攻撃してくる人」について勉強しました。
10人中1人くらいはどうしても存在する「何があってもあなたを攻撃してくる人」。
そこにばかり焦点を当てることは、「人生の調和」を欠いている生き方です。
10人中2人はいる「あなたを大好きになってくれる人」。
あとの7人は「どちらでもない人」。
ほんの一部の攻撃性が強い人ではなく、そのほかの9人をしっかり見据えて生きていくこと。
それによって人生のライフスタイルをより調和のとれたものにしていくことができるのです。
攻撃してくる人は、たいてい「その人本人の問題」を抱えているだけですし、その問題はあなたの課題ではありません。
ライフスタイルの調和のためにも、あなたを攻撃する人から目をそらしていく必要があるのです。
今日は、もう一つの調和を欠いた生き方である「ワーカホリック」について考えていきます。
生きているだけで人は価値があります
ワタシ自身、体調を崩してしまったことから、「職場に通えない自分」の価値を見出せずに苦しみました。
生粋のワーカホリックであったこともあり、家事と育児だけをしている自分に違和感があったのです。
しかし、「人は存在するだけで価値がある」。
これは間違いないことです。
ワタシの親族でも寝たきりになってしまった人がいましたが、その人が命を長らえている、それだけでとてつもなく力を貰っていました。
「ただ、生きているだけ」
それだけでも、十分に人は意味があるんです。
しかし、いざ自分が弱ってしまった立場になると、それを認めるのはなかなか難しいものですね・・・。
仕事の忙しさで家庭を顧みないということ
「仕事が忙しいから家庭を顧みる余裕がない」
これは、時間との闘いである日本の現状から言うと、事実でもあります。
しかし、人生のタスクの一つである「愛のタスク」からの逃げでもあります。
本来、家事にも子育てにも、友人との交友にも趣味にも、すべてに関心を寄せるべきであって、どこかが突出した生き方などアドラーは認めません。
また、仕事というのは、家庭での仕事や子育て、地域社会への貢献、趣味、あらゆることを指しています。
仕事っていろいろありますね
昨年度はワタシも町内会の役割を任されていました。
金銭があまり発生しない、注目もされないそんな活動です。
仕事をフルで入れているときには、「そんな暇そうな仕事・・・」とバカにしていたことを今は反省しています。
防犯や環境保全など地域を見守っていこうとする大事な役割があることを知りました。
仕事をリタイヤした高齢の方々が、無償で登校する子どもたちの見守りをしていたり、地域パトロールをしていたり・・・。
高齢の方々、いや人生のベテランの方々が、自分の体力や時間を出し合って地域のために、誰にも感謝されなくても努力される姿は、すごいです!
尊敬できる人生の先輩って感じです。
家事も育児もしっかりやっていくことで、家族を幸せにできます。
仕事を優先して後回しにしまくってきた毎日を、もったいなかったと思いました。
ここで気づけて良かったです。
趣味を持つこと、自分を大事にすること
ワーカホリックをしていたときには、「趣味を持つ」ことさえ強烈な抵抗を持っていました。
「自分のために時間を使う」ということは、不可能ではなかったのに「勇気」がなかったのです。
今はヨガ教室やジョギングを趣味にすることで、キモチが落ち着いて家族を心地よくさせることができるとわかりました。
以前はお金を稼いでくることで、家族に大いに貢献していると思い上がっていたのです。
しかし、子どもたちの表情を見る限り、金銭に多少の不都合があったとしても、落ち着いた母親がじっくり話を聞いてくれることの方が大事であるとわかりました。
自己犠牲では自分も人もシアワセにできない
むかしは、自己犠牲をして毎日必死に仕事のために時間を作っていくことがすべてでした。
しかし、自己犠牲は自己満足。
たとえその職場ではその場の感謝の言葉を貰えたとしても、自分の心がむしばまれながらのサービスでは、やがて相手の気持ちを推し量る余裕が擦り切れていきます。
本当に相手を思ってするサービスが、やがてできなくなってくるのです。
「自分をすり減らして働いている感覚」に数年悩まされていましたが、休んでみてその実態にやっと気づけました。
人生の調和をとる
大事なのは、まず「自分自身がきちんと幸せになる勇気」を持つこと。
目の前にあるお金や成績や仕事に安易にとびつかないこと。
「行為のレベル」だけで価値を判断するなどという安い考えを捨てること。
ワーカホリックでいれば、職場での地位も安定し、収入もあり、見てくれが良いだけに家族への言い訳にも使いやすいことは間違いありません。
しかし、その見てくれに惑わされずに、自分の人生の調和をとる勇気を持つことが、自分の人生を生きることになるのだと思います。
勇気が要りますけどね。
がんばりましょう!
4月のスタートの週もやっと金曜日になりましたね。
気持ちがせわしなくて、おつかれになったのではないでしょうか?
明日は、少しでもあなたを休ませてあげてくださいね。
では、また。