猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

失敗の天才(のび太)は最強なのです!~『ダメダメでも夢が叶う「のび太」が教えてくれたこと」最終回

世代を超えて楽しめるドラえもん

特にヤキモキさせられるのび太の生き方には、ちょっと批判しながらも、自分と重ね合わさるところが多いものです。

飾り気無くストレートに喜怒哀楽を表現し、最も人間らしく生きているのび太は、ダメ人間のようでいて、実は人生を楽しむ天才なのではないでしょうか。

 

こんばんは、ラブです。

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のび太の教え:へまをしても気にしない!

ミイちゃんというおもちゃのネコに、ドラえもんは恋してしまいました。

「ドキドキ、ガクガク」

ミイちゃんを見るたびに、ドラえもんの心は高鳴ります。

ミイちゃんは近所の子供が大事にしているおもちゃだったのですが、ある日大きなよそのイヌがくわえて持って行ってしまいました。

さあ、大変!

何とかしてそのイヌからミイちゃんを取り戻したいドラえもん

イヌにがりがりと頭をかじられながらも、

「ミイちゃんを守ってみせるぞ」と大奮闘して取り戻すことに成功しました。

 

ミイちゃんの持ち主である子どものパパからその熱意を認められたドラえもんは、ミイちゃんを譲り受けることになりました。

ドラえもんは、そのミイちゃんに

「自動餌食べ装置」や「自動歩き回り装置」や「自動おしゃべり機」などを取り付けて、完全なネコ型ロボットにすることに成功しました。

 

話せるようになったミイちゃんは、ドラえもんに問いかけてきました。

「ココハドコ?キミハダレ?」

ドラえもんは嬉しくてたまらない様子で答えます。

ぼくドラえもん。君のお婿さん」

すると、ミイちゃんは思いもかけないことを言ったのです。

「イヤダナァ、オムコサンナンテ。ボク男ダヨ」

衝撃的な告白に、すっかり落ち込んだドラえもん

いつもと立場が逆転して、のび太から慰められることになりました。

「泣くなよ!人生にはいろんなことがあるもんだ」

てんとう虫コミックスドラえもん 14巻「すてきなミイちゃん」』

 

本当にいろいろなことはあるものです。

私たちは人生において失敗をするもの。

穴に入りたくなるヘマをワタシもよくします。

でも、失敗をたくさん知っているのび太に慰められたなら、気持ちもラクになりますね。

毎回失敗を繰り返しながらも、全然へこたれないのび太

あっけらかんと、明るくたくましく生きる姿に学ぶところがいっぱいあります。

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のび太の教え:悪事は隠さないですぐ白状しよう

ドラえもんの秘密道具「いんちきクスリ」には、いくつかの種類がありますが、夏休みの宿題が終わっていないのび太は、学校をずる休みしたくて「病気ごっこに使う薬」を出してもらいました。

しかし、この薬を飲んだとたん、熱を出し、大変な重病のようになり、ママが救急車を呼ぼうとする大騒ぎに。

さらにのび太は、違う薬を飲んで身体がパンパンに膨れたり、「葬式ごっこ」の薬を飲んで医者から仮死状態と判断されたりして、心配したママは、ついにぶっ倒れてしまいました。

 

あくまでいんちき薬なので、のび太は本当は元気です。

「本当に、あんんたたちときたら」

事実を知ったママは激怒。

のび太ドラえもんは大いに反省することになります。

「なまけたのが悪かったんだ。

悪いことをしたときには、叱られた方がさっぱりする

こう言いながら学校に出かける姿を見てドラえもんは、

「男らしい!がんばってうんと叱られて来いよ」

とへんな励まし方をして、のび太を送り出しました。

『小学2年生 1971年9月号「いんちき薬」』

 

人間ですから悪いこともしますし、秘密があっても当たり前ではあります。

でも、せめてばれた時に「あーあ、ばれてみっともなかった」くらいで済む範囲にしたいものです。

そしてばれてしまったら、のび太のように覚悟を決めて清々しく叱られたいものですね~。

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のび太の教え:どんな困難も絶対乗り越えられる

45年後ののび太が、現在ののび太と入れ替えてもらえないかとドラえもんに頼んでいます。

ちょっと昔を懐かしみたくなったのです。

リクエストに応えて、ドラえもんは「入れかえロープ」で現在ののび太と45年後ののび太の心を取り替えました。

45年後ののび太は、昔の記憶にある風景を堪能してから家に向かいました。

すると、家に入るなりにママに怒鳴られます。

のび太!宿題もしないで!」

それを聞いてとても懐かしい気分になった45年後ののび太

「若いなぁ・・・。もっと叱って!」

思わず変なお願いをしてしまいました。

パパにも会って、満足した45年後ののび太は、変える前に、お礼代わりに宿題を手伝おうかと現在ののび太に申し出ます。

ところが、現在ののび太が「いいよ、自分でやるから」と断るのを見て、「さすが僕だ!」と左手でその肩をたたき、こう勇気づけました。

「1つだけ教えておこう。

きみはこれからも何度もつまずく。

でも、その度に立ち直る強さも持っているんだよ」

それを聞いて現在ののび太は、

「少しのぞみがわいてきた」

と自ら進んで楽し気に勉強を始めました。

てんとう虫コミックスドラえもん 5巻「45年後・・」』

 

たくさんの失敗を経験してきたのび太の言葉には、さすがに重みがあります。

しかし、あなたもよく考えるとたくさんの問題から逃げないで真剣に取り組んできて今の人生があるのではないでしょうか。

あなたもワタシも、これから何度もつまずくでしょうが、そのたびに立ち向かえるはずです。

著者は、もしもそれが信じられないならば、「過去に起きた問題をノートに書き出す」ことを勧めています。

冷静に見つめてみると、それらあの問題から逃げずに、あなたなりに対処して克服してきたことがわかるはずです。

問題は、そのままにしておくと「失敗体験」として記憶にとどまります。

しかし、よく考えるとそれは「克服してきた歴史」。

そう認識すれば「成功体験」と思えるのかもしれません。

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毎日いろいろ失敗しますが、のび太のやりかたをちょっと参考にしたいと思いました。

今日は、どんな1日でしたか?

おつかれさまでした。

よく休んでくださいね。

では、また。

 

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