わたし達はどうしても自分の長所より短所に目がいってしまうもの。
でも、自分の短所ばかりに目を向けていても、元気が出ないしますます自信がなくなってしまいます。
得意分野を注目して、あなたの伸びしろを見つけませんか。
こんばんは、ラブです。
昨日は、あなたが持っているものや周りのものの良さに気づいたり、感謝したり、未来を楽しむこと、口グセでから思考のクセを探し、新しい口グセを作ることをワークでトライしました。
今日は、さらにあなた自身がやりたいことやなりたい姿を探します。
そして、「そのままのあなた」の成長や頑張りにちょっとフォーカスしましょう。
がんばっているあなたを認めることで、一歩ずつ自信をつける方法を探っていきます。
ワークが終わってから読む箇所については、グレーで書かせてもらいました。
1 他人から褒められて嬉しかったことを7つ書いてみよう
人は褒められると嬉しくなって、元気が出ます。
でも、自分で自分を褒めるのは難しいことだったり。
そこにヒントとして、人に言われたことなら思い出しやすくなります。
性格や見た目、相手にしてあげたことに対してなど、どんなことでもOK。
ゆったりした気持ちで思い出してみましょう。
たとえば
「元気だね」「面白いね」「楽しい」「美味しそうに食べるね」
「聞き上手だね」「君は一生懸命だね」「掃除がんばっているね」
「仕事熱心だね」「若く見えるね」「落ち着いているね」
2 どんなことでもいいから、自分のことを褒めてみよう
自分を褒めるポイントがわからないときは、1のワークに戻ってみましょう。
他人からに目をベースにしてもOK。
もしくは、朝からの行動を振り返って「時間通りに家を出た」「笑顔で警備員さんにあいさつした」、それも十分褒めるポイントです。
自己肯定感はとても大切。
小さいころから「お前が大好き」と育てられたタイプの人はそれがありますが、そうでなければ自分で作り上げなければなりません(涙)。
「お、やるじゃん♪」と思ったら、意識して自分を褒めること。
自己肯定感がある人は、誰かと較べないで自分にガッツポーズができるそうです。
自分の「できなかったこと」をすぐ見つけ、「また・・、本当に自分って駄目だな」なんて言葉が自分の中でよく起きるならば、意図的に「お、やるじゃん♪」を増やしていくこと。
自己肯定感が高まり、自信を作ります。
自分を褒められるようになれば、自然と周囲の人にも褒められるようになります。
それが幸せスパイラルの始まりです。
3 自分の嫌いなところを5つ書いてみよう
嫌いな自分とちゃんと向き合うと、新たな自分の一面が発見できるというワークです。
性格やクセなどいろいろあると思うけれど、このワークこそ「もう書けない」と思ったら、無理しないことです。
ネガティブ感情に向き合うことは、疲れるので。
たとえば
「慌てるとパニクる」「めんどくさがり」「食べ過ぎ」「腹黒」
「気分屋」「計画性が無い」
「好き」の反対は「嫌い」ではなくて、「無関心」だとマザー・テレサも言っていますね。
恋人と別れる時に「大嫌い」と言われたら、まだ関心があるということですから。
つまり、嫌いも好きも同じチーム。
「関心」という名の反応があります。
このワークは、あなた自身が何に強い反応を示しているかを確認する作業です。
あなたが書いた5つをじっくり読みかえしてみてください。
それをポジティブに言い換えてみれば、どういうとらえ方になるのでしょうか。
それを踏まえて次のワークへ。
4 自分の好きなところを5つ書いてみよう
照れくさくなったりしますが、誰も見ていませんから。
思い切って、自分のここが好きだな、と思う点を素直に書いてみましょう。
どうしても思いつかないときは、ワーク3(嫌いなところ5つ)のうち、ひとつでも「好き」に言い換えられるものを見つけてみましょう。
慣れないうちは、羞恥心があったり。
でも、ちょっとあったかい気持ちになれれば、このワークはクリアです。
また、「嫌い」→「好き」に転換出来たらすごい。
たとえば「計画性が無い」→「臨機応変に対応できる」。
「慌てるとパニクる」→「ふだんは物事に冷静に対処できる」。
好きなところの見つけ方を知らないだけ。
コツさえつかめば、どんどん「好き」を増やしていくことができます!
嫌いな自分を否定する時間を、少しでも「好き」や「長所」をのばしていく時間地回しましょう。
そうすると、人間は気持ちよく成長できます。
5 今、不安に思っていることを5つ書いてみよう
不安に思う気持は、決してわるいことではありません。
幽霊や暗闇は、先が見えないから怖いという、動物としての正しい本能と言えます。
本当に怖いのは、その不安に対して何もしないで放置していることです。
不安が膨らみ続けた結果、何も起きていない未来に対して萎縮し、”今”を楽しめなくなってしまいます。
だから、不安を書き出すことで、一度「見える化」してしまうこと。
見えれば、具体的な解決に向かうことができます。
6 5で書いた「不安」なこと5つのうち、今最も消したいことをひとつ選び、
「なぜそう思うのか」「自分なりの対策」を書いてみよう
ワーク5で書き出した「不安」を解消するには、それらの不安について、徹底的に突き詰めて考えることです。
なぜそれが不安なのか。
理由を丁寧に見ていくことで、あなたが解決すべき課題が見えてきます。
つまり、理由がわかれば、その対策がわかるということ。
不安を「見える化」したことで、具体的にどうすればいいか、何から始めればいいかがしっかりと見えてくる。
”不安”は全部未来の事。
”今”すべきことを、まず一歩踏み出してみましょう。
7 昔は出来なかったけれど、今できるようになったものを思い付く限り書いてみよう
なかなか思い出せなかったら、赤ちゃんのころや子どもの頃と、較べてみてください。
立てた、喋れた、自転車に乗れるようになった、泳げるようになった・・・。
人は何かしら克服して進化しています。
目に見える変化ではなくても自分の気持ちの持ちようの変化もいいですね。
それらを数えるだけでも自信につながります。
著者はこのワークでアボカドと飛行機恐怖症を克服したとか。
8 これだけは自信がある!と誇れることを3つとその理由も書いてみよう
このワークはワーク1「褒められたこと」、ワーク2「自分を褒める」、ワーク4「自分の好きなところ」と連動します。
自信があるところがあまり見つからなかったら、それらのワークに戻ってみます。
小さなことでも、「お、これなら負けないかも!」という点を発見しましょう。
例えば、
度胸・・理由:知らない人にも声をかけることができる
明るい・・理由:よく言われるから
肉が好き・・理由:毎日食べても飽きない
「他人よりもこんなに優れている」という、他者との比較によってできる自尊心や自信はやっかいで、案外もろいものです。
自分より優れている人に出会うだけで、あっという間に崩れてしまいます。
でも、誰とも比べることなく、”自分を信じられる”自信は、揺るぎません。
その自信手て入れるには、「お、やったじゃん」「なかなかやるね~」といった、日々小さく自信を積み重ねていくこと。
自分を褒めることで、豊かな自己肯定感を育てることを習慣づけをしてみませんか。
9 嫉妬している人を3人書き出し、その理由も書いてみよう
強烈なエネルギーを持つ嫉妬。
ドロドロした不の感情と思いがちですが、嫉妬には大切なものが隠されています。
このワークで大切なのは、その相手の「どこに」「何に」嫉妬しているのか、できるだけ具体的に書いてみること。
ただし、ちょっとパワーが必要なワークなので、書けないと思ったら、筆をおくこと。
例えば、
ジャニーズ・・理由:イケメン
流されない人・・理由:断ることができる。自分のプライオリティを知っている。強い。
頭のキレる人・・理由:上司とうまく渡り合っていける
スリムな人・・理由:服をかっこよく着られる
嫉妬には「あなたの本音」と「なりたいあなた」が隠れているのです!
嫉妬という感情は面白くて、そもそも興味が無い人には嫉妬しないし、雲の上のような人には嫉妬心さえわかないものです。
自分が目指すものの範囲内に入ってくる人には「奪われる!」「悔しい!」という目ラッとした感情が生まれます。
ということは、嫉妬にはあなたの本心、本当にやりたいこと、なりたいあなた、欲しいもの、願望が隠されているのです。
嫉妬する相手とは、なりたい自分のお手本ともいうべき存在。
そうなるためにはどうすればいいのか、自分が書いたこのワーク9を見返して、あなたなりに分析してみると、わかってくるかもしれません。
著者も「同世代の歌手」を心底羨ましく思っていました。
理由を考えると、「圧倒的なオリジナリティの在る世界観」「それに対する自信」だったとか。
だから著書はそこから、そのふたつを磨いていきました。
嫉妬する理由には、あなたの成長できるのびしろが隠されているのです。
ちょっとした自分にできることを、「やったじゃん♪」と褒めていくこと。
毎日そんなことを習慣づけていくことで、本当の自信を積み上げていきましょう。
暑さに負けないように、しっかり休んでくださいね。
ゆっくり休んで、よい夢を。
では、また。