人間誰しも悩みのループにはまることはあります。
しかし後から考えると、「そんなことで悩んだ時間がもったいなかった!」と思うことも多いものではないでしょうか。
でも人生って、そんなに長くない!
クヨクヨする時間をガツンと前向きにシフトチェンジしませんか?
こんばんは、ラブです。
紙に書く~客観的に見つめる練習
長く続きがちなネガティブ感情。
ここから冷静な気持ちに持っていく手段には、昔から日本には「座禅」や「茶道」の伝統文化もありますね。
とても落ち着きはしますが、それではネガティブ感情の根本的解決にならなかった。
そこで真正面から向き合うために、「紙に書き出す」方法がありますね。
その際、「この出来事を空中から第三者が見ていたら、どう思うだろう?」と考えながら手書きで書いてみることを本著では勧めています。
「書く」という作業は、客観的に物事を見て分析するクセを脳に刻み付けることができます。
また、自分で手書きすると、多くの脳の部位を活動させることができます。
考えるときに前頭葉。
文字にするのに、言語野。
手を動かすので運動野と小脳。
いずれも新皮質にあり、大脳辺縁系は関与しません。
つまり、冷静に手書きするばあいは辺縁系の動きは自然に抑制されます。
「心のコントロール」の一例です。
嫌な気持ちに注目していたのを「それほど怒るほどでもない?」「相手の言い分も、わかるかも?」「じゃあ、自分はなにができる?」と、次の行動に繋がります。
冷静になるには、訓練が必要
著者をはじめとする研究者は、研究論文をまとめる際に、客観的に問題点を徹底的に書き出す作業が欠かせないそうです。
社会人としても、仕事やプライベートでの人間関係をふくめ、冷静に客観的にベストな選択を迫られることがたくさんありますね。
相手の気持ちになるために何より必要なのは、事実を事実としてありのままを認めて受け入れる客観性です。
日頃からそれを意識していくことで、その力は確実に育っていくのです。
ストレス耐性は鍛えられる~良いストレス、悪いストレス
人間が自然のかで生きていれば、同じ環境はあり得ないので、ストレスがあるのは当たり前。
むしろ、日常のストレスに対応していくことで、その対応方法を覚えることは、人間の成長として必要です。
ストレスがかかると、自律神経とホルモンの働きを脳が調節し、生理的反応をします。
ドキドキして嫌な気持ちになったりもしますが、日常で「ちょっと緊張する」のは、とても大事。
例えば子どもの頃は50メートル走やちょっとした発表で緊張していたのが、大人になってそこまで緊張しなくなったように。
したことがないこと、知らない人との出会いなど、ストレスは私たちが成長の糧。
ストレスを克服した瞬間に、それは「善玉ストレス」となるのです。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。