失敗や行き詰まりは、誰にでもあるもの。
そんな時、さっさと浮上できるようになりたいものですね。
落ち込みやすく浮上しにくい性格なので、そんな時のちょっとした対策を勉強中です。
こんばんは、ラブです。
スポーツ選手にならう「前向き発言」
最近のスポーツ選手は、試合に負けても、「結果が出せなくて申し訳ありません」という世の中に対して詫びる言い方をする人が減ってきました。
「これが現在の自分のベストです」とか「今日の結果を次に生かしたい」などと、自分自身に向かって鼓舞するものの言い方をしますね。
まじめな人ほど、失敗をくよくよと引きずってしまいがちです。
しかしこれは、自分を客観視できていない証拠なのです。
自分を一歩引いたところから見ることができれば、いつまでも悩んでいること自体がムダと思えるようになります。
世の中にはミスをしない人間などいませんよね。
自分を引きずり降ろそうとするマイナス感情と結びつけないことが大切です。
「ストック時間」を作って、気持にゆとりをもつ
よく「仕事は忙しい人に頼め」と言われるように、できる人ほど仕事が集中します。
だからといって、仕事に忙殺されてばかりいると、自分自身が枯渇していく感覚に襲われます。
そうならないためには、意識的にストックの時間をつくることです。
お金と同じで、ストックがあるといざというときに役立ちます。
たとえ短い時間でも、毎日自分に向き合う時間を持つことで、満ち足りた、余裕のあるあなたでいることができるのです。
「強み」を伸ばせば、オンリーワンも夢ではない
自分の苦手分野を克服して、そこそこ何でもできるようになる、というのは受験勉強的なやり方です。
たしかに偏差値を上げるためには、弱点の克服には不可欠ですが、社会人になれば、それは必要ありません。
むしろ、やるべきことは自分の得意分野を伸ばすことです。
他の誰にも負けないくらい得意な分野や特技を伸ばせば、オンリーワンになることも夢ではありません。
何でも100%うまくやれる人間なんていません。
苦手分野は思い切って人に任せるというくらいの気持ちで、強みをさらに磨いた方が仕事のし甲斐があるというものです。
人に頼みごとをする練習をしよう
人に頼みごとができない人というのは、「お願いするのは申し訳ない」と思っているふしがあります。
「面倒だと思っているに違いない」などと勝手に決めつけてしまい、気軽に頼めなくなっているのです。
ところが、あるじっけんによれば、面倒なことであればあるほど、頼まれた方は嬉しいと思う傾向があるという結果が出ています。
人間は、人の役に立ちたいという願望があるからです。
見て見ぬふりは出来ない、放っておけない、だから手を差し伸べたいと思うのが人間です。
自分ひとりの手に負えないと思ったら、身近な人にお願いするところから始めてみませんか。
気が合わない人には、「テット・フォー・タッド作戦」
ウマや反りが合わない人との仕事も避けることができないものです。
そんな時は、”しっぺ返し作戦”で乗り切るのも1つです。
これは心理学では「テット・フォー・タッド作戦」といわれるもので、やられたらやり返す、つまり相手の態度と同様の態度で応える、という方法です。
たとえば、敵対的な態度を示して来たら、同様に敵意をもって応える。
協調的な姿勢を見せた時には、同じように協力してあげる。
これを続けていると、相手にしてみれば自分の出方によって仕事がやりやすくなったり、逆にやりにくくなることが分かります。
すると、いやがおうにも慎重な態度をとらざるをえなくなるということです。
伸び悩む人に「ブレイクスルー」は突然やってくる
いくら努力しても、いっこうに成果が見えないときがあります。
そうなると、これ以上やってもムダだと投げ出してしまう人は多いものです。
何をやっても結果が出ないときというのは、誰にでも訪れる「停滞期」なのです。
しかし、この時期を乗り越えれば必ずまた成果が出始めます。
これは、「ブレイクスルー」、つまり今迄乗り越えられなかった壁を乗り越えた瞬間なのです。
このブレイクスルーは、つらい時期に努力をしてサジを投げなかった人だけに訪れるのです。
「前半オフ・後半オン」で休んで、月曜の朝からエンジンをかける
土日にどっぷり休日モードに入ってしまい、休み明けの仕事が憂鬱になったりするとがあります。
そうした”ブルーマンデー”には、こんなやり方もあります。
多くの人は、休みの前半に出かけて、後半に仕事のことを考えて家でゴロゴロして過ごそうと考えがちです。
そうではなく、前半はどんなに怠惰に過ごしても、最後の1日は思いっきり身体を動かしたり、どこかへ出かけてみるのです。
すると、だらけていた心と身体にスイッチが入り、仕事モードに戻りやすくなります。
自分のラッキーグッズで、舞い上がる気持ちを鎮める
試験やプレゼンで緊張した時に、それを和らげるアイテムとして有効なのが、「自分だけのラッキーグッズ」です。
よくスポーツ選手がここ一番の大勝負で、胸元に手を当ててユニフォームの下のお守りをぎゅっと握るしぐさを見せることがありますが、それがその選手のラッキーグッズというわけです。
「それに触れば緊張が和らぐ」という自己暗示をかけるというもの。
緊張が高まるときに、そういう小物をラッキーグッズとして身につけたり触ると、舞い上がる気持ちを抑えることができます。
どんな相手でも、説教はまるごと鵜呑みにしてはいけない
上司に怒られれば誰でも落ち込みますが、そのまま鵜呑みにしない方がよいときもあります。
上司によっては理不尽な要求を押し付けてきたり、ストレスのはけ口に部下に必要以上に怒鳴る人もいるからです。
ミスは反省すべきですが、それ以上に人格を否定されたり、無責任な発言をされたときには、うのみにせずに聞き流すのが得策です。
全てを真に受けていては心が壊れてしまいます。
いわれのない説教は軽く聞き流し、ミスを繰り返さないための手立てを考えましょう。
最短ルートは、目的地から逆算する
ものごとが上手くはかどらないときは、やり方そのものを見直す必要があるかもしれません。
なかでも効率アップの手段として、誰でもすぐ簡単に実践できるのが「結果から逆算して考えてみる」ことです。
仕事ならば、どんな成果をあげたいかという「目的地」を設定します。
その目的地から逆にたどっていくだけで最短のルートが描きやすくなり、格段に効率がよくなります。
急がば回れとはいいますが、この考え方は余分なことはせず最短ルートを目指すものです。
難解な問題でも、答えさえ知っていれば、解き方が見えてくるのと同じです。
「自分自身」と「自分がやったこと」はあくまで分けて考える
仕事でミスを叱責されたら、誰しも落ち込むものでしょう。
しかし、忘れてはいけないのは、とがめられたのはあくまでも「自分がした仕事」であって「自分自身」が否定されたわけではないということです。
世の中にはミスをしない人というのはいませんし、成功している人ほど失敗の経験も多いものです。
その都度自分自身を否定されたと感じてしまっていたら、疲れ切ってしまいます。
「自分自身」と「自分がやったこと」を客観的に区別することで、回復も早くすることができます。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。