『継続をバックアップする方法』をあれこれ読んできましたが、今回の著書はさらに超細かくステップを紹介しています。
ダイエットやスキルアップ、資格取得、禁酒、新しい事業、夢の実現・・・あなたの実現させたいものは何ですか?
ファッションモデルたちがその時々のダイエット情報をうまく活用するように、継続の方法もいろいろテコ入れすることで、さらに磨きがかかるというものです。
というのは、言い訳です。
ダイエットが停滞しておりますので、再勉強です。
こんばんは、ラブです。
継続が持続しない最大の要因は、モチベーションの低下と、何かのはずみで心がマイナスに傾いたことです。
あなたが継続したい、もしくは継続しようと努力していることによって、あなたの人生には多くの恩恵がもたらされますが、継続は飛躍のチャンスを引き寄せます。
そして、継続が難しいのも意志が弱いからではありません。
なぜ継続できないのか
継続できない理由として、最も大きな原因の1つが、その動機の甘さにあります。
「みんながやっているから、自分もやらなければならない」という安易さが関係しています。
そこには「本心から、そうしたい」という強い思いが無いから、やる気も起きないのです。
もう1つの理由として、成果がすぐに確認できないため、心が何かのはずみでマイナスに傾くことが挙げられます。
「英語がペラペラ話せるようになる」「体重を落とす」といったことは、すぐには確認できません。
また、人によっては忙しさのあまり時間の管理が難しくなったり、誘惑の間の手が忍び寄ってきたりします。
現代社会では、そうした挫折に落ちる場所がたくさんありますから、無理なく継続させる手立てが必要なのです。
継続するための8つのルール
継続するには、以下の8つのルールがあります。
1 モチベーションを高める
2 小さなことから始める
3 誘惑に打ち勝ち、継続の行動力を高める
4 時間を有効活用する
5 失敗にめげない
6 あきらめない
7 人の力を借りる
8 心にプラスの気をためる
1 モチベーションを高める
モチベーションを高めるためには、「自分は将来どうしたいのか」「何がやりたいのか」「どんなライフスタイルを送りたいのか」といった願望を明確にする必要があります。
「将来イギリスに住みたい」「自分の店を持ちたい」
といったようにです。
すると、「思考」と「将来のビジョン」が頭の中で連動するようになります。
そうすれば「とるべき行動」がはっきり見えてきます。
「イギリスに住むには、英会話をマスターしておく必要がある」
「店を構えるには、必要な資格を取らなくてはならない」
この「とるべき行動」こそが、その人にとって大切な「継続行為」なのです。
ですから、「みんながこうしているから・・」という考えはあまり役に立ちません。
あなた自身が理想とする将来像、すなわち願望を掲げ、それを叶えるために「自分が続けなければならないと思うもの」を見つけることが大切になってきます。
願望をイメージする
願望を掲げれば継続の原動力になりますが、それだけでは不十分です。
思い通りに事が進まなかったり、トラブルやアクシデントに見舞われると、自信がなくなってしまい挫折する可能性があります。
そうならないためには、願望をイメージする習慣をつけることで、情熱と信念を強める必要があるのです。
ピアニストになる夢がある人は、リサイタルで観客から拍手喝さいを浴びているシーンをイメージしたり。
作家になりたい人は、自分の本が書店で平積みになっている光景やサイン会をイメージしてもいいでしょう。
そうすれば、厳しめのレッスンも、仕事帰りの文章教室も苦ではなくなります。
むしろ、「必ずそうなってみせる」「絶対そうなろう」という意気込みが湧いてきます。
トラブルやアクシデントに見舞われても、それに打ち勝とうとする勇気を持てるようになります。
それは、モチベーションが高まった証、情熱と信念が強まった証拠なのです。
継続することによって生じる複数のメリットをイメージする
モチベーションを高めるためには、「継続することによって生じる複数のメリット」をイメージしていくことも、非常に有効です。
例えばある女性がダイエットに取り組むとき、「やせる必要がある」という一面だけ見つめたら、「だから食事制限しなければならない」「だから運動しなければならない」といった思考に連動します。
しかしこの「〇〇しなければならない」という思いは、その時の気分や体調次第で、マイナス感情にも連動します。
「今日はだるいから、運動するのがおっくうでたまらない」
「今日はムシャクシャしているから、好きなものをお腹いっぱい食べたい」
その考えが優位になると、運動も食事制限もおろそかになり、ダイエットが失敗に終わる可能性があります。
→継続するとどうなるか、に視点を向ける
そこでこれを防ぐのは、継続することによって生じるメリットを複数イメージすることが大切になってきます。
「ダイエットに成功してスリムになれば、着られなかった服が着られるようになる」
「異性からモテるようになり、恋人ができるかも」
「健康にもいいし、病気にもかかりにくくなる」
など、たくさんのイメージがハッピーな気分を引き寄せ、ワクワクして心がポジティブになります。
同じダイエットに取り組むことでも、複数のメリットに焦点を当てることで、心がポジティブに転化して、それがモチベーションの強化になります。
また、継続内容によっては、継続しないと「困ること」にも焦点を当ててみるのもいいでしょう。
その最たるものが、禁酒や禁煙です。
他人のたばこや飲みの誘いなど、誘惑が多い継続内容です。
マイナスイメージは心に悪影響を与えるので、プラスのことを考えた方がいいに決まっていますが、身体に害を及ぼすものは、恐怖心を抱くことで禁止する継続意欲を高めた方がいい場合もあります。
継続することが複数ある時は、優先順位をつける
あれこれ求めると、何も得られないということもあります。
そういうときは、継続するべきことを、とりあえず全部紙に書き出してみることがおすすめです。
そして、優先順位をつけ、1つか2つに絞り込むことをすれば、エネルギーのベクトルと集中させ、モチベーションも維持できます。
マイナスの意見を遮断する
ある人が、夏休みにハワイでストレス解消して出勤してきたとします。
会社の仲間から、「顔色が悪いですね」と次々言われたら、どうでしょう。
爽快な気分だったのが元気がなくなっていくと思います。
さらに得意先の人から「顔色悪いね。お医者さんに診てもらったら」と言われたら、不安が増大し、本当に体調が悪くなる可能性があります。
繰り返される他者暗示によって、不安が増大し、心身がマイナスに傾いてしまうことがあるのです。
自分ではモチベーションを高め、「さあ、やるぞ」と決意を新たにしても、他人から「あなたには無理だろう」と言われ続けたら、どうなるでしょう。
他者暗示の効果によって、自分でも「無理かもしれない」と断念してしまう可能性があります。
これを防ぐには、マイナス意見をシャット・アウトすることです。
これによって、モチベーションを維持することができます。
モチベーションの弱さ、おおいにありますね。
悪いイメージはすぐ湧きますが、良いイメージを複数持つには、意識しないと出来ない気がします。
今日も暑い1日でした。
明日が終われば、週末ですね。少しは休めるとよいのですが。
よい夢が見られますように。
では、また。