新しい習慣を始めようと思って、「明日から5時半に起きて取り組むぞ」と思っても、なかなか続かなかったり。
でも、1回しかない人生でやりたいことを残してしまうのは、あまりにもあなたがもったいない!
今日はやりたいことを継続させるために、時間の使い方を具体的に勉強します。
こんばんは、ラブです。
継続力を高めるには
継続する力を持つことができれば、人生で「本当にやりたかったこと」をやることができますね。
でも、毎日の忙しさについ流されてしまったり。
せっかくやる気を出してみたものの、連続する継続への失敗にすっかり自信を失ってしまったり。
本著では、継続させるにはポイントがあると指摘しています。
1 モチベーションを高めること
2 小さなことから始めること
3 誘惑に打ち勝ち、行動力を高めること
4 時間を有効に活用すること
5 失敗にめげないこと
6 あきらめないこと
7 人の力を借りること
8 心にプラスの気をためること
これらは他の本にもよく載っていることですが、実際続かなかったり。
継続することは、生活習慣を変化させること。
思ったよりもエネルギーやスキルが必なのです。
そのためには、より具体的な手立てをしていくこと。
そうしたちょっとした工夫によって、継続力は上げることが可能なのです。
時間を有効活用する習慣をつける
時間を有効に使えば、あなたにはもっとできることがある!
幕末の思想家・吉田松陰は山口県の松下村塾で塾生に講義をしていました。
ある一人の塾生が、松陰に
「先生からお借りした書物ですが、忙しくてなかなか読む暇がありません。
しばらくの間お借りしてよろしいですか」
と言ってきました。
松陰はうなずきましたが数日後、その塾生に言いました。
「君は忙しいと言いながら、私の講義が終わった後、塾生たちとお茶を飲んで長い間ダラダラと過ごしているようだね。
昨日の夜は、塾生たちと夜遅くまでお酒を飲んでいたそうじゃないか。
お茶もお酒も自由だが、その時間を少しでも削って儒学の書物を読んでみてはどうだろうか」。
「忙しい」と言いながらも、ムダに過ごしてしまう時間というのはあるものです。
具体的には、どうやったらもっと活用できるでしょうか。
待ち時間の有効活用
世の中は便利になりましたが、今ほど「待たされる」時代は無いかもしれません。
銀行でも役所でも、順番待ち。
休みの日のディズニーランドの人気アトラクションならば、何時間も待ちます。
こうした待ち時間は、「継続タイム」にぴったりです。
ある30代女性は、毎週土曜日に病気で治療中の母親を病院に連れて行っていましたが、待ち時間は2~3時間ありました。
しかし、その時間を有効活用し、やりたかったファイナンシャル・プランナーのテキストを読み漁りました。
また、仕事で役所や銀行の順番待ちの時でも、同じようにテキストを読み漁りました。
そのかいあって、勉強を始めてから3年で資格を取得したのです。
待ち時間は、その場から立ち上がることが許されないので、集中して取り組むことができます。
それにイライラと待っている時間が「有意義な勉強時間」に変換することで、1日の達成感でいっぱいになりますね。
待ち時間は、ゴールデンタイムなのです。
「ながら継続」のすすめ
私たちは、何かしら用事に追われた毎日を送っています。
だから、その新しい習慣のために時間を取ろうと思うと、大きなエネルギーが必要です。
そこで、一日の活動の中に新しく加えたい習慣を「ながら」活動で入れてみてはどうでしょうか。
「英会話」ならば、食事中やお風呂の中で聴くこともできます。
「資格取得」は、通勤通学時が実はよく集中できますよね。
「運動」ならば、移動の時のエレベーターを階段に切り替える。
新しく時間を用意することなく始めれば、時間はいくらでも作り出すことができます。
人の協力を得る
「忙しくて継続が難しい」という人の特徴の一つに、「何でも自分でやろうとする」
ことが挙げられるそうです。
新しい企画で新商品のパンフレットを作るならば、印刷屋との交渉を部下に任せる。
全体をチェックする役割であるあなたが、すべてをやる必要はないのです。
人と会うにしても、その人の仕事先まで出向かなくても、話し合えば中間地点で
会うことも可能かもしれません。
そうした小さな時間の工夫は、有意義な時間を作り出すことにつながっていきます。
考えても解決しないことに囚われたら
「風邪をひいてしまった」
「欠陥商品を納入して、得意先からクレームがきた」
これらは、いずれも考えて解決する問題。
風邪を引いたならば、病院に行く時間と寝る時間を作る。
欠陥商品を納入したら、すぐさま得意先に謝りに行けばいいのです。
しかし、
「ペットが死んでしまった」
「一年前に、外国で財布を盗まれた」
などは、考えても解決しまい問題です。
むしろ、考えるほど心はマイナスに傾くだけ。
しかし、これに費やしている時間は、一日の中でけっこう長かったりします。
これは、時間の無駄遣い。
そんなことにとらわれていることに気づくことができたら、今継続したいと思っていることに手をつけてみませんか。
一瞬だけ公務員試験の本を開いてみる。
話し方レッスンの復習を頭の中でする。
楽器を出してちょっとだけ練習をする。
前向きな行動に切り替えることで、スキルアップが図れるのと同時に、手を動かしながら悩みを忘れることができます。
今日は休めましたか?
ゆっくり眠って、明日はもっと良い日になりますように。
では、また。