どんなにモチベーションを上げても、小さいステップからトライしても、立ちはだかる壁。
それは、失敗です。
失敗が続いても立ち上がれたら、といつも思います。
そう切望しているからこそ、失敗にへこたれないマインドの創り方を勉強したいと思います。
こんばんは、ラブです。
失敗へのスタンスを変える
失敗にめげないあなたになるためにまずやることは、「継続に失敗はつきもの」であることを自覚することです。
プロ野球では、3割打といえばそのチームの花形です。
でも、3割ということは、あとの7割は、ゴロやフライなのです。
イチロー選手でさえも、10打席でヒットやホームランが打てないことがしばしばあると言います。
7割の失敗など、まだ良い方です。
アメリカの自動車王ヘンリー・フォードは、新しいエンジン開発に何百回も失敗しています。
つまり、9割以上が失敗です。
発明王トーマス・エジソンに至っては数千回の失敗をしています。
それでも彼らが成功者と呼ばれるのは、失敗しても、そこでくじけることなく、継続したからに他なりません。
私たちはどこかに車で運転して行こうとするときに、どんなに道が空いていても
赤信号に必ず出くわします。
目的地に到達するまで、一度も赤信号に出会わないということは、ありません。
それと失敗は、赤信号と同じなのです。
あなたが勇気をもって行動を起こしたときに、どうしても失敗はついてまわるものです。
エジソンは大発明の1つ「白熱電球」を発明するために、数千回近い失敗を繰り返したと言われます。
そのため研究員は
「もうあきらめましょう。これ以上、やっても無駄です」
と進言しますが、エジソンは言います。
「君たちは成功したくないのか。
このことでうまくいかないことを発見しただけではないか。
ということは、確実に成功に近づいている。
そうは思わないか」。
そしてその数回後の実験で、ついに白熱電球の開発に成功しているのです。
失敗したら、
「それだけ成功に近づいている」「成果が出る時が近づいている」
という証拠なのです。
失敗したら、いったん立ち止まる
失敗した時に、その一点のみを見つめて心を曇らせてしまうと、モチベーションや行動力が低下します。
これでは、気力も薄れます。
そうならないためには、失敗から何かを学び取り、教訓として生かしていくことが大切です。
そのためには、失敗した時は、いったん立ち止まり、その要因を分析し、分析結果をもとに対処策を明確にするクセをつけておくとよいのです。
たとえば「毎日日記をつけよう」と決意したけれど、つけ忘れたとき。
「日記をつけ忘れたのは、お風呂に入って出て来たら、眠くなって寝てしまったから。
これからは、お風呂に入る前に、日記をつけよう」
と、行動を振り返って「何を変えるのか」を明確にしてしまう。
懸命にセールス活動をしているのに、営業成績が下がったならば、
「最近お客様の話に耳を傾けるよりも、一方的に商品を売りつけようとしていたからだ。
傾聴のスキルを身につけて、お客様の要望を聞いたうえで、商品アピールをしよう」
など。
お酒を飲んで上司のせいにしても始まりませんからね。
失敗を振り返るのは自分の欠点を認めること。
少し辛いことですが、それを無視して突っ走るよりも、「ちょっと立ち止まって」勇気を出して見直してみることは、継続につながりますね。
失敗を軽く受け止める
失敗した時に、がーんと落ち込むクセがワタシはあります。
クヨクヨが止まらなくなります。
でもそんな時は、小学校の頃を思い出してみましょう。
九九の掛け算を覚える時に、ちょっと間違っただけでいちいち大問題にして気にしてはいなかったでしょう。
体育の跳び箱で、1回失敗しただけでクヨクヨしたでしょうか。
照れくさそうに笑って、次のチャレンジをすぐにやったのではないでしょうか。
大人になって、何かを継続する場合もまったく同じ。
失敗を大げさに受け止めず、童心に帰って軽く流す。
そして、少しずつ進歩すればいいのです。
失敗体験からメリットを探す
失敗にめげない心を作るには、そこからメリットを探すことを習慣にするのも1つの方法です。
弁護士出身の第16代目アメリカ大統領リンカーンは、弁護士の試験を何年も受けていました。
落胆して、弁護士をあきらめようとしていたとき、友達が言いました。
「今回もダメだったかもしれないが、もう1年しっかりと勉強すれば、さらに多くの法律の知識を身につけることができる。
本当の実力をつけることができる。
そうすれば、弁護士に慣れた時、他の人より優位に立つ」。
英語検定試験に落ちても、
「もう1度しっかり勉強することで、本当の英語力をマスターできる」
と、捉えなおしてみる。
スランプで営業成績な伸びないときも、
「そのおかげで、セールストークの研究ができる。
マーケティングリサーチの勉強ができる」
と考える。
発想の転換も、継続のパワーを持続するうえで大切なのです。
跳び箱に激突しようと、笑ってまた挑戦できたころのあなたは、挑戦することが楽しかったはず。
激突を笑われても、命まで取られることもないし、そんなことみんなすぐに忘れてしまうし、それぞれが自分の跳び箱を跳ぶことで精いっぱい。
やりたいことをやり遂げる自分でありたいですね。
今日も1日お疲れさまでした。
よい夢が見られますように。
では、また。