ちよっとした不安や心配。
考えても仕方ないのに、とわかっていながらも囚われやすいとき、ラクになる考え方があります。
ちょっとだけ、考えの方向性を変えてみることです。
こんばんは、ラブです。
「ああ、心配して損した!」と言ってみる
ほとんどの心配は、取り越し苦労です。
でも私たちはいつも、地震や不況、老後の心配で押し潰されそうになっています。
けれど、いろいろ思い出してみると、あんなに心配していたのに、「恐れていたことが、結局起きなかった」という経験はありませんか?
普段の心配の多くが実は「取り越し苦労」です。
最近のあなたの心配したことは、いくつ現実になりましたか?
ここ一週間、一ヶ月の「心配ごと」を数えてみると分かるかもしれません。
心配の本質は、「将来するかもしれない借金の前払い利子」です。
まだ起こってもいないことを、「必ずそれが起こる」と、マイナス感情をあらかじめ感じているなんて、もったいないですよね。
今、心配していることを思い浮かべ、その不安をぐっと感じたあと、「ああ、心配して損した!」と言ってみましょう。
未来のあなたが必ずそのセリフを言うことになるのですから。
将来「損した」と思うなら、それを先取りするのです。
マイナス感情の先取りより、とても健康的な気分にあなたを変えていくことができます。
何をやってもダメなときは、人生に3度ある
人生にはどうやら「運気の波」というものがあるようなのです。
あなたもそうではないでしょうか。
例えば、小さい頃は苦しかったけど、10代になったら人生が上向いた、とか。
中学校は最悪だったけれど、高校では楽しかった、とか。
チャートのように波が出るものです。
そう考えれば、上手くいっていても慢心しなくて済むようになります。
上手くいかなくても、諦めるのではなく、「受け入れる」のです。
今、あなたが運のよい状態でなくても、慌てることはありません。
誰でも人生で3回はやってきます。
そんなときは、ある意味で「諦める方が勝ち」です。
こんなときに無理してがんばると悪化します。
こんなときに大切なことは、「これでいいや」と笑い飛ばすことです。
たとえば、「これか、どれだけ運がわるくなるかな?」とにやりと想像する。
すると、不思議なことに焦りと不安が消えます。
不安はこれからへの恐れで出ますが、悪くなって当然だと開き直ると感じなくなるのです。
あなたに苦痛をもたらすのは、あなたの思いだけ
私たちは、苦しい時、誰かのせいでこうなったと考えがちです。
恋人やパートナー、子ども、両親、仕事関係の人、会社のせいで自分は苦しんでいると考えます。
彼らのやったことややらなかったことで、自分は傷ついたり苦しんだりしていると思うものです。
しかし、本当にその人たちが、あなたを苦しめたのでしょうか?
誰も、あなたの許可なしにあなたを傷つけたり、苦しめたりすることはできません。
なぜなら、あなたは外部からの批判や攻撃によって傷つくのではなく、あなた自身の観念によって傷ついているからです。
あなたが、家族やパートナーの言動で自分は傷ついた、と誤解しているだけです。
たとえば、「最近太ってきたね」と恋人やパートナーに言われて、ショックを受けたとします。
そのコメントにあなたが傷ついたのは、「太ることは良くない」とあなたが思っていたからです。
「太っていることイコール魅力が無い」とあなたが考えていなければ、ショックを受ける必要はないのです。
あなたの観念が感情を引き起こしています。
その観念は、あなたが小さいころの両親との関係でできたものです。
また、学校や部活での出来事、友人などとの関係で、世界はこういうところだという観念が作られてきます。
感情は、あなたが考えているよりも、もっと反射的な反応でできています。
観念が作り出した「高速でネガティブな連想ゲーム」によって感情がすぐさま反応し、あなたを傷つけてしまうのです。
その出来事にどういう意味を与えるのか、それはあなたが選択することです。
全ての出来事はニュートラルです。
それを苦しみと選択するのか、ラッキーなこととして選択するのか、自由に決めることができます。
どんな時も、あなた自身を傷つけないと決めること、それがあなたの人生に平安をもたらす秘訣です。
今日も一日お疲れさまでした!
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。