人生で一番苦しいのは、出口がどこにもないように感じて、追いつめられた時ではないでしょうか。
ワタシ自身、現在行き詰っているので、そんな時どうしたらいいか、勉強中です。
どうしていいかわからなくなって、実際呼吸が激しくなったりする。
大好きな人に振られたとか、受験に失敗したとか、会社を辞めざるを得ないくらいのミスをしたとか、文字通り目の前が真っ暗になりますよね。
しかし、人生を60年以上生きている人に聞くと、「本当に死ぬかも!」と思うようなことも、たいていは何とかなったと言います。
こんばんは、ラブです。
1つのドアが閉まれば、また別のドアが開く
人生では「1つのドアが閉まれば、その勢いでまた別のドアが開く」ようになっているそうです。
新しいドアは、不思議な形で開くそうです。
誰かが手を差し伸べてくれたり、アドバイスをくれたりするときに、それが自分の進むべきドアだと分かります。
あなたの人生でいままでに最大のピンチは、どんなことでしたか?
そして、そのピンチはどうやって脱出できたのでしょうか?
今のピンチからどうやって脱出できるか、クリエイティブに5つの方法を考えてみます。
そして、これからの人生を一気におもしろくするには、何をすればいいか考えてみましょう。
不幸の中に幸せがあり、幸せの中に不幸がある
自然災害や事故、犯罪に巻き込まれるなど、私たちの人生では自分ではどうしようもなくいろいろなことが起こります。
その他にも愛する人が亡くなるのを見送ったりすることもあります。
パートナーを得ても、仕事につけても、それがずっと順調であることはまず難しいものです。
著者のセミナーにも離婚するかどうかを決めに来たという人が何人もいました。
そういうとき、本人は憔悴しきって、うちひしがれた様子です。
「夫が若い恋人を見つけて出ていった。人生終りだ」と不幸を嘆いて泣き崩れる人もあるそうです。
しかし、そういう人が数年たって「実はあの後、すごく素敵な人に出会って再婚しました」という報告をしてくれたりするそうです。
全身からまぶしいくらい幸せオーラがでているそうです。
不実な夫とずっと関係を続けていても、彼女はこんなに幸せにはなれなかったでしょう。
離婚で感情的にも経済的にも消耗することはあっても、それで人生が終わるわけではないのです。
そこから、最愛の人と出会えるかもしれないのです。
ある一時点で人生すべてがダメだと思わない方が健康的です。
野球なら、4回裏で5対2で負けていても、ゲームオーバーではないのと同じです。
「不幸だな」と思ったとき、人間はうまくいかないことに意識が集中してしまいます。
しかしその代わりに、「この不幸がどう将来の幸せにつながるのかな?」と好奇心をちょっと持ってみる。
もし現在幸せならば、今の人生のすばらしさを十分感じて、感謝すること。
このバランス感覚を持てるようになると、静かな幸せをどんなときも見出せるようになるそうです。
これまであなたの人生で不幸だなと思ったことを3つ思い出してみましょう。
それが、今の幸せにどうつながっていますか?
幸せだけど、傲慢になってしまいがちなのが人間です。
今の不幸が、幸せにつながっていく可能性を探してみませんか。
良い、悪いの判断を手放すと、あなたの人生はもっと楽しくなる
私たちの悩みの多くは、「それが良いか、悪いか」が分からなくなってしまうことで生じます。
著者のところに来る一番多い質問が「これって、いいんでしょうか?」というものだそうです。
その他の質問の大半も、要約すると「良いか、悪いか」を聞いているそうです。
「独立したいけれど、お金がない。お金を貯めてから独立した方がいいですか?」
「就活しているけれど、内定した会社はあまり好きではない。もう1年待った方がいいですか?」
「好きな人ができたけど、10歳も年下。それでも告白した方がいいでしょうか?」
これらは、全部同じ質問です。
「これっていいんですか?悪いんですか?」
この良し悪しの判断は、物事というのは「良い、悪い」で一概に決められないために難しさがあるのです。
私たちは、何かが起きると「よいこと」「悪いこと」で区別して、喜んだり落ち込んだりします。
お金がもうかったら、それは良いこと。
結婚出来たら、それは良いこと。
お金を損したら、それは悪いこと。
病気になったら、離婚したら、それは悪いこと。
しかし、お金が入ったことで夫婦間がぎくしゃくしたり、病気になったことで健康に気を付ける習慣がついて長生きしたり、結婚したけれど男女関係にルーズな人で苦労させられることもあります。
良いか悪いかは、すぐに判断できることではなく、一生という長い視点で見ないと分からないことさえありますよね。
就活の失敗によって、先輩から声を掛けられて一緒に会社を作って大成功した人がいます。
リストラにあって、友達と起業し、今では何百人という社員を抱える会社の経営者になっている人もいます。
著者の大学時代の先輩が就活の最終面接で2つの銀行から内定をもらい、どちらにするか悩んでいました。
ある晩相談を持ち掛けられ、2つの銀行の違いや福利厚生や海外進出について一晩かけて語ってくれましたが、著者には同じように思えました。
夜中の3時に「先輩、どちらでもいいんじゃないですか」と言うと、烈火のごとく怒りだしたそうです。
結局そのうちの1つに決めました。
それから数年後、その2つの銀行は、何と合併したのです。
今となっては笑い話ですが、人生最大のストレスは2つのうち1つを選ぶことだということなのです。
でも、その人生最大の選択も、数年あるいは10年もたってしまえば、どちらでもよかったというのことが、ほとんどではないでしょうか。
人生には、どちらを選ぶかという岐路に立たされることが何度かあります。
しかし、「どちらに行っても、あまり変わらない」ことを知っていれば、ストレスを大幅に減らすことができます。
どちらの道をえらんでも、なるようになるのです。
人生では歴史と同じように「もし〇〇だったら」という検証はできません。
ただ、そのときに何百通りの可能性あったにすぎないのです。
後悔しないためには、どんなことにもワクワクするかどうかを基準に選べばいいのです。
自分がドキドキする、他の締めそうなことを焼ていれば、あなたの人生はもっと豊かで幸せなものになっています。
「良いか」「悪いか」で迷ったら、「どちらでもいいや」と軽い気持ちで、楽しそうな方を選びましょう。
マイナスだなぁと思っている時期も、ちょっと視点を変えて考えることができそうです。
今日も一日お疲れさまでした。
ゆっくり休んでください。では、また。