新しい手帳が書店やショップに並ぶ季節。
次の手帳を楽しく吟味するときに、悩むのが「次の手帳をどんな風に使っていくのか」ということ。
見えない「時間」や「やりたいこと」を見えるようにしてくれたり、疲れた日には「今までここまで頑張ってきているよ!」と応援してくれる手帳は、私にとって「相棒」です。
今回は、毎日を楽しく過ごすためのちょっとした使い方と、あなたの自信を積み上げるためのアイテムとしての手帳の使い方を勉強しました。
こんばんは、ラブです。
1日1ワクワクを設定しよう!
今回の手帳術では、5色のペンを使って予定を書いていくことを勧めています。
始めは面倒でも、やっていくにつれて「自分のやりたいことをする時間」を自然と捻出できるようになってくるので不思議です。
書く内容に応じた色は、カラーセラピーから本著ではこんなふうなものをおすすめしています。
1色目(青)仕事
2色目(緑)プライベート、ワクワクすること
3色目(赤)重要なこと、体調に関すること
4色目(黒)日常生活の事
5色目(好きな色)「夢」に関する行動
一人で出来るワクワクを探そう
あなたの心が「ワクワク」するのはどんな時ですか?
友人と遊んでいるとき?高価なブランド品を手に入れたとき?
果たしてワクワクとは、恋人や友人と一緒でなければ得られないのでしょうか?
自分の外側に対してばかりストレス解消や喜びを求めていると、内側から湧き起こる幸福感に気づくことができません。
幸せや喜びは外から与えられるものばかりでなく、自分で創りだすものでもあるのです。
「1日1緑」を始めてみませんか?
「1日1緑」とは緑色のペンで書く内容、つまり「自分がワクワクする行動」を1つ書き込んでいきましょう。
そして、次のような条件に限定されます。
・安価もしくはタダでできること
・その日のうちに自分ひとりで気軽にできること
・自分自身がワクワクすること
たとえば、
・ゆっくり入浴する
・お気に入りの写真を眺める
・(発泡酒ではなく)ビールを飲む
・ウインドウショッピングをする
など。
充足感や幸福感を得るには、必ずしも多額のお金や他人、長い時間が必要ではないということを、自分にしっかり覚え込ませてしまうこと。
このことを「1日1緑」で実感しましょう。
記入はウイークリーページがおすすめです。
週の初めに手帳を書く時間を短く作って、そのときに書き込んでしまうのが理想です。
実行出来たら、他の予定と同様にチェックしていって、「自分を大事にできている!」という満足感を味わいましょう。
小さな幸せでモチベーションを上げる!
また、気の進まない予定の後ろには、「1日1緑」の予定を入れておきます。
例えば、「報告書を提出したら、この日はベルギービールを買って帰ろう」など、自分だけの「ワクワク」を用意するのです。
ゴール地点にささやかな自分だけの楽しみを約束することで、クリアする気力がわいてきます。
ただし、「次の休日に予定していている旅行を楽しみに仕事を乗り切ろう」など、大きなイベントと「1日1緑」は分けて考えるようにしましょう。
イベントも確かに自分へのご褒美ですが、期待が大きいだけに、終わった後の脱力感やリバウンドが大きいはず。
手帳セラピーでは、「小さな幸せ」を日々絶やさずに、心が満たされた状態を継続させることが大切と考えています。
自分との約束を守って自己肯定感を得る
自分の心がワクワクして満たされる行動=「1日1緑」を「小さな自分への約束事」として、予定に組み込むことにしましょう。
自分との約束を毎日実行することができれば、1年で365個もの約束が守れることになります。
ささやかな約束の遂行が積み重なって出来た自信は、大きな目標を叶えるための基盤になります。
また、例えば会社帰りについついウインドウショッピングをしてしまうという人の場合。
物事は惰性で繰り返すと「またやってしまった」という後ろ向きな気分になりがちです。
そんな場合は、「水曜日の1日1緑は、駅ビルでウインドウショッピング」と決めて予定化してしまいましょう。
すると、他の曜日は早々に帰宅して有意義な時間をすごし、水曜日はワクワク気分で駅ビルに行くことができるようになります。
このように「1日1緑」を設けることによって、自分の行動ひとつで意識がプラスに転換するのを実感できるようになります。
今回リーズナブルですぐできる楽しみって、実はたくさんあったことに気づくことができました。
お風呂で100均のキャンドルを楽しむとか、気に入りのルームスプレーを使うとか、マイボトルに好きなお茶を淹れて仕事場に持っていくとか、YouTubeで動物の動画を見るとか。
気づくとつい刺激の強い「お金をかかること」に目が向いてしまいがちなんですね。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。