猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

あなたの器を大きくする法則~『寝る前に読むだけでイヤな気持ちが消える心の法則26』

「そんなことをしていいの?」と、目を疑いたくなるほど横暴な上司。

無理難題をふっかけてくる取引先。

「ウソでしょ?」ってビックリさせられるほど意地悪な先輩。

世の中にはいろいろな人がいます。

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本著では、眠る前にイヤな出来事を笑い飛ばすことで、海馬に楽しいことを記憶させることを勧めています。

拾った棒の法則

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世の中には立派な大人であるはずが、人のイヤがることをしたがる人がいます。

その理由は、たぶん、これです。

 

5歳ぐらいの男の子が、公園で長い棒を見つけて拾いました。

すると、どうなるでしょうか?

         ↓

一瞬にしてサムライに変身して「エイッ!ヤー!」棒をブンブン振り回す。

 

その豹変ぶりは見事なものです。

そして、誰彼かまわずに、斬りつける、斬りつける・・・。

斬りつける「ふり」をしていたはずが、そのうち興奮がエスカレートして、本当に忘我体に当たって、泣き出す子どもさえ出てくる始末に。

偶然公園に居合わせた子供たちは、たまったものではありません。

 

似ていませんか?この「棒を振り回す子ども」「権力を持ってしまった大人」

まだ、棒(権力)を使いこなす技量(人間力)がないのに、うっかり持ってしまったがゆえ、

使ってみたい!

振りかざしてみたい!

斬りつけてみたい!

という具合に、衝動が大爆走してしまう状態。

そして残念なことに、こんな人を止めるのは無理。逃げるが勝ちです。

逃れるには、こうするしかないのです。

気づきポイント

棒を拾ってしまった相手には、こちらが大人になって、「やられた振り」をしてあげるのが最善策

 

棒を振りかざして斬りつけてくる子どもは、こっちが「あ~、やられた~」と言って「やられた振り」をしてあげれば、満足してくれるもの。

もし、こちらが「やられた振り」をしなければ、さらに激しく、本気でいたくなるくらい斬り続けるものでしょう?

それと同じで、棒を持った上司にも、「やられた振り」作戦は効き目があります。

こちらが大人になって、「あー、やられた~」と言ってあげれば満足して、やめる。

 

この「やられた振り」を大人の言葉に直すと、こんなふうです。

 

「すみませんでした」

「申し訳ありませんでした」

「ありがとうございます。おっしゃる通りですね」

 

納得いかないかもしれません。

あなたが悪くないのはわかっています。

でも、「やられた振り」をしてあげないと、相手はもっとあなたを痛い目にあわせようとするでしょう?

本当にやられちゃうまで我慢していたら、こっちの身がもたないです。

遊園地の法則

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一生懸命頑張ったのに、上手くいかなかったとき。

頑張りが大きいほど、深く落ち込みます。

 

でも、この「落ち込み」は実は、おいしいのです!

 

少し考えてみて、あなたはこの場合、どちらの場合に、より落ち込むでしょうか?

・適当にやったことが、うまくいかなかったとき

・一生懸命やったことが、うまくいかなかったとき

 

「一生懸命やったことがうまくいかなかったとき」の方が落ち込むのではないでしょうか?

では、次の場合はどちらがつらいでしょうか?

・好きなことをして失敗したとき

・嫌いなことをして失敗したとき

 

これだと、「好きなことをして失敗したとき」のほうが、つらいですよね。

嫌いなことは、そもそもイヤイヤやっている場合も多いから、失敗しても、割り切ることができます。

でも、好きなことならば、そうではありません。

やりがいも感じていたり、得意分野だったので、成果を出そうと「気合いたっぷり」。

期待値も高い状態なので、結果に納得いかないと、ドーンと大きく落ち込みます。

だから、好きなことをしているときは、

達成したら、大喜び。

失敗したら、どん底へ。

感情の上がり下がりが巨大化してしまいます。

気づきポイント

これって、まるでジェットコースター?

 

遊園地には、ジェットコースターが無いと物足りないものです。

うんと高く上昇して一気に加工するジェットコースターは人気がありますね。

スリル満点のジェットコースターは、最高で、面白い?

でも、本当は面白いのでしょうか?

だって、スリル満点のジェットコースターに乗ったときに感じるのは、ありったけの「恐怖」ではないでしょうか?

 

「きゃあ~」「停めて~!」「いやー!」

と、最初は「恐怖」の感情しか持てないはず。

「面白い」と感じるのは、ちょっと後の、ジェットコースターが終点に戻ってきた時ではないでしょうか。

 

つまり、

「あー、怖かった」

(ふぅ・・・・)

「あー、面白かった!」

 

ジェットコースターというものは、

ありったけの「恐怖」があるから、

ありたけの「面白さ」がやってきます。

人生というものは、

ありったけの苦労をするから、

ありったけの達成感に出会える。

 

人生も遊園地と考えてみましょう。

ジェットコースターの無い遊園地はつまらないですよね。

落ち込んだら、脳内「遊園地」へGO!

「私は今、ジェットコースターを楽しんでいる!」

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とても悔しかったことがあったのですが、この「やられた振り」と「脳内遊園地」でちょっとラクなりました。

棒を振りかざしている人には、「やられた振り」が一番ですね。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで、素敵な夢がみられますように!

では、また。

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