一所懸命やっていても、厳しい言葉を投げつけられることがあります。
もちろん、そんな経験も自分にとっては重要。
でも、わかっていても必要以上落ち込んでしまうのが、人間というもの。
だって、人間だもの(笑)。
滝に打たれた後の法則
叱られたり、指摘を受けることで、人は成長しますよね。
でも、それを頭でわかっていても、落ち込んでしまうことがいっぱいあります。
でも、「元気があれば、なんでもできる!」というのは本当。だって、
人は、落ち込みすぎると、な~んにもできなくなってしまいますよね。
誰かがひたすら「がんばれよ!」と言ってくれていても、絶対無理です。
がんばるためには、まず「元気」が必要だから。
だから、人に何か厳しいことを言われたときに
「強烈にグサッと刺さってしまったなぁ・・・」
「自分、ひどく落ち込んでしまっているなぁ・・・」
そんなふうに、ヒシヒシ感じるようであれば、それは今あなたが「あまり良い状態ではない」ということです。
今のあなたは、がんばることすらできない状態なのです。
他人の厳しいフィードバックや、冷たい意見をマジメに受け止めすぎて、どこか心の一部が壊れちゃったのかもしれません。
極寒の環境で滝に打たれる修行(滝行)をしているお坊さんも、滝行の後には、温かいお湯につかって、身体を温めているそうです。
何故かと言えば、それが人間に必要なことだから。
そして、これがあなたに足りないもの。
気づきポイント
冷たい言葉で心が冷えたら、しっかり温めることが最優先!
極寒の修行に耐えたとしても、凍えて風邪をひいてしまったら、その修行はパーです。
厳しい意見を真摯に受け止めたとしても、落ち込んでしまったら、次の行動を起こせないんです。
厳しい意見に落ち込んだとき。
落ち込んだ状態のままで「反省」や「改善」をしようとすると、ますます落ち込んで、ドツボにハマりがちです。
そうではなく、あなたが起こすべき行動は、心を温めるための行動です。
それから大切なことは、落ち込んでいる状態では、心を温める行動を思い付くことも難しい、ということ。
だから、準備しておくことが大事なのです。
あなたの元気を復活させてくれるような「温泉」を。
あなたの心を温めて元気づけてくれるものは、何ですか?
温かい言葉を投げかけてくれる友人ですか?
そこに行けば安心できる場所ですか?
はじけられるライブ?
笑い転げられる吉本新喜劇?
心癒される真っ青な海?
元気をフル充電した後で、「反省」や「改善」に取り掛かれば、もう怖いものはないのです!
プチ・ヘブンの法則
無意識の視覚情報をコントロールできる「プチ・ヘブンの法則」で、毎日がなぜか幸せになります。
大きなトラブルがあったわけでも、落ち込むようなことがあったわけでもないのに、
「何となく満たされない」
「シアワセが感じられない」
そんな風に感じる日々が続いているなら、
実はそれは、「あなたの部屋」に問題があるのかもしれません!
人の五感の中で、人は「視覚」からの情報をダントツに重要視しています。
ふだん見慣れている自分の部屋の風景は、視覚情報として飛び込んできた後、こんなふうに処理されます。
部屋の風景が目に入る
→「ああ、散らかっているな」と思う
→「ほこりがたまっているな」と気づく
→「あすこに置いてある本は、まったく読んでいない」と思いだす
→「あのダイエット器具はもう長いこと使っていない」と思いだす
→「やらなきゃいけないことが、いっぱいある」とうんざりする
この一連の流れは高速処理されるので、あなたは意識しません。
でも、無意識下であっても、
屋への風景が目に入る→(高速処理)→うんざりした気分になる
というループが1日中、幾度となく繰り返されているとしたら、その結果ぼんやりと「いや~な気分」が蓄積してしまいます。
そして、冒頭の
「何となく満たされない」「シアワセが感じられない」
というところにつながります。
では、どうするのか。
当然部屋を片付けることが必要で、その際まずやるべきことは、
目に入ったときに「幸福感を感じないもの」は、思い切って処分する!
毎日、見るたびにイヤな気分になるもの、ちょっと憂鬱になるものは、思い切って処分することです。
たとえば、
・ずっと読み終わらない本
・痩せたら着られるサイズの小さい服
・買っただけで、やっていない教材
・この先も使わないと思うけれど、壊れていない品々
これらに準ずるものは捨ててしまう。
どうしても捨てられないなら、目につかないところに片付けてしまうのです。
そして、部屋の片づけが終わったら、次は視覚情報の威力を最大限に利用して、とことん幸せを呼び込みましょう。
気づきポイント
「小さな幸せを感じるもの」で、部屋を埋め尽くす!
注意することは、いわゆる「大きな幸せ」を感じるもので埋め尽くそうとはしないこと。
なぜなら、このミッションの最大の目的は、「埋め尽くす」ことです。
ダイヤモンドや高価な美術品は、見ていて気持ちいいけれど、埋め尽くすのは到底無理。
だからこそ、「小さな幸せ」がベストなのです。
視覚情報として目に飛び込んできたときに、意識下で「ニヤリ」とできる程度のものがGOOD!
たとえば、
・子どもが描いた絵
・楽しかった旅行の写真
・お気に入りのキャラクターグッズ
・恩師からもらった手紙
・自分の夢を書いた紙
そういうものが私たちの視界に入ってくると、次のような高速処理がされます。
部屋が目に入る→(高速処理)→「ああ、幸せ」
「小さな幸せ」で埋め尽くされた部屋は、あなたにとっての「プチ・ヘブン」(天国)!
プチ・ヘブンでは、あなたは今まで通りの生活を送るだけです。
でも、同じ生活でも不思議と良い気分になれてしまいます。
だって、天国で暮らしているのだから!
確かに、落ち込みまくってしまうと、浮上する方法さえ思いつかないもの。
日頃から浮上するアイテムをいくつも持っていることが大事ですね。
この本に感化されて、ちょっとだけ片づけをしたところ、確かに気分があがりました。
自分のスペースを「プチ・ヘブン」にできたら、素敵ですね。
今日もお疲れさまでした。
風邪などひきませんように。
素敵な夢がみられますように。
では、また。