あなたの人生の転機を思い出してみてください。
それは、「偶然の出来事」がきっかけになっていたことが多かったのではないでしょうか?
それを「ただの偶然」とせずに、チャンスにして生かしたからこそ、今のあなたへとたどり着けたのではないでしょうか?
昨日は、
「人生のすべての出来事には意味がある」
「偶然は、人生を豊かにしてくれるものである」
「幸福の偶然は呼び込むことができる」
「幸福な偶然は計画できる」
「そうして呼び込んだものは、もはや”単なる偶然”ではない」
というプランド・ハップンスタンス・セオリーについて勉強しました。
偶然を味方につけるための心構え
そうした偶然を味方につけるために大切なのは、次の5つの心構えです。
1 好奇心
まずは、「好奇心」です。
好奇心こそが、「あなたの人生を豊かにする偶然」へ、あなたを近づけてくれる源になります。
現在テレビ局のディレクターとして活躍する岡さんは、テレビ局のアルバイトに誘われたとき、「私にはできない」とためらいました。
しかし、同時に心の中で芽生えた「知らない世界を見てみたい」という好奇心を抱いたことが、
新しい道を開くきっかけとなりました。
仕事の研修会やイベントなども同じです。
「面倒だ」「忙しいから」と参加しないでいるのと、「まぁ、ちょっと気になるから行ってみよう」「意外に面白いかも」と考えて足を延ばすのとでは、幸福に出会う確率は雲泥の差になります。
「好奇心のアンテナを絶えず張っておくこと」が、あなたの人生を豊かにしていくきっかけとなるのです。
2 粘り強さ
いろいろな出来事に興味を持っていても、その先が無ければ、幸運を手中におさめることはできません。
著者もこれまでのカウンセリング経験から、「これが私の人生だ」と心から思える充実した生き方をしている人の共通点を挙げてみると、
「自分が納得いくまでこだわる」
「熱中して取り組む」
「取り組んだことは、多少の困難があっても投げ出さない」
・・といった特徴が浮かび上がってきます。
たとえば、ある人が与えられた仕事に対して、「これは一時しのぎの仕事だ」と考え、
手を抜いて取り組んでいたとします。
そういう姿勢である人は、いつまでたっても、そこにある面白みに気づくことはできませんよね。
たとえ乗り気のしない仕事でも、「同じやるなら・・・と、心を込めて取り組んでみること」「粘り強くやり遂げること」こそ、天職に巡り合う近道です。
出会いについても同じです。
「もう2度と会わないだろうから」
「自分の人生に関係ない人だから」
と、通り一遍の対応に終始していては、相手に面白みや魅力を発揮することができません。
「友人の友人」といった人のつながりも活かすことができないでしょう。
3 柔軟性
一方で、いくら粘り強さが必要だからと言っても、それが「かたくな」であってはいけません。
特に人生のターニングポイントでは、柔軟性がとても重要になります。
あらかじめ決めた目標や計画にこだわり続けることなく、「オープン・マインド」をもって、「ちょっとわたしの計画とは違うけれど・・・、ま、面白いからやってみるか・・・」といった心構えを持つこと。
これは、人生において、せっかく与えられたチャンスを無駄にしないために必要なことです。
4 楽観性(オプティミズム)
「ダメでもともと。とりあえず、やってみよう」
というような、こだわりのない楽観的な態度が、人生を切り拓いていくチャンスを生み出します。
「困難もありそうだが、そのうち好転するはずだ」
「本気でやれば、何とかなる」
といった人生への楽観的態度のことです。
自分の人生を信じる姿勢は、人生を切り拓いていく上で、非常に大きな意味を持つのです。
リスクを伴わないチャレンジなど、ありえないからです。
人生を消極的に考えていると、目の前のチャンスをみすみす逃してしまいます。
たとえば、恋愛下手な人によくあるのが、誰かから食事に誘われたとき、「タイプじゃないから」などと先に決めつけて、ほとんどの誘いを即座に断ってしまう人。
「ひょっとしたら、うまくいくかもしれない」という可能性については考えないのです。
転職についてもそうです。
多くの人をつまずかせるのは、「やったことのない仕事はできない」「自分の希望する仕事以外はつまらない」「この給料では幸せになれない」という考えです。
困難があると分かっていても、チャンスだと思ったら、思い切って前向きに取り組んでみる。
当たって砕けろの精神で、憧れの人に声をかけてみる。
やったことのない仕事に、必死で取り組んでみる。
こうしたチャレンジの結果、思わぬ成果を手にしたり、高望みと言われるような相手の心をつかんだりする「奇跡」が起こるのです。
5 リスクテイク
楽観的な生き方とは、言葉を変えれば、「リスクを取ることを恐れない生き方」です。
リスクを取るのを恐れすぎていると、その人の運命は凝り固まってしまいます。
どんな人でも、「変わること」は恐ろしいものです。
自分緒人生に不確定なさまざまな要素が入り込んでくるのですから、臆病になるのも当然でしょう。
ただ、そのせいで安全な道ばかりを選んでいると、人生の面白さは味わえません。
新しいことに取り組むとき、こんなことが頭をよぎることはありませんか?
「この会社の入社試験には、通らないに違いない」
「この学校は受からないかもしれない」
「新たな職場には、気の合わない人がいるかもしれない」
「結婚したら、相手の家族とうまくやっていけるか、不安」
受験、就職、転職、恋愛、結婚・・・・、人生のあらゆる出来事や天気には、さまざまなリスクがつきまとうものです。
ある程度のリスクを取りながら、心の声に耳を傾け、あなたの素直な気持ちに従って敢えて一歩を踏み出す勇気を持つこと・・・。
こうした姿勢こそが、新しい人生を踏み出す時に必要なものです。
あまりに大きくへこまされると、リスクをとることが怖くなります。
ワタシもずっと怖くて踏み込めないグループがあったのですが、呼ばれたので明日2年ぶりに踏み込んできます。
この本に、ちょっと勇気をもらいました。
まぁ、失敗しても命まではとられませんし。
今日も、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。
逃げ出したいキモチが、写真選びに影響を及ぼしておりまする。