「幸せになりたい」と思う一方で、「自分磨きが足りないから・・・」「特別なスキルがないから・・・」「収入が少ないから・・・」と自分にダメ出ししていませんか?
そんなダメな自分から何とかしたいと、あわてて自分磨きやスクールや節約を始めたり。
残念ながら、マイナスの思いからスタートさせたことはなかなか持続しにくく、あわてて始めた行動は自分の日常にとってつけたようなものになり、結果をだしにくい現実がありますよね。
そして、また幸せに近づけない自分への「ダメ出し」のスパイラルへ・・・。
もちろん、自分を冷静に分析したり、よりよい自分を目指して行動するのは、すばらしいこと。
でも、幸せを手にしたいなら、初めに「どうなったら、自分は幸せなのか?」をしっかり思い描くことも大切なのです。
大人になっても幸せのオーダーを出そう!
子どもの頃には、わたしたちは欲しいものをはっきり口にすることがでいたのではないでしょうか。
「あのおもちゃが欲しい!」
「あれが食べたい!」と。
でも、大人になり自分に「ダメ出し」を始めると、自分の足りないところに目が行くようになるので、願うことが苦手になります。
本著は、誰もが求める幸せをイメージしやすいように、「言葉のカタログ」としてまとめています。
そして、買い物をするように楽しく簡単に幸せを手に入れられるよう、オーダー法・自分にフィットするカスタマイズ法を紹介して、幸せがお手元に届くよう、サポートします。
・・・引き寄せを具体的にしていくときの、サポートみたいな感覚で読んでも良いかもしれないとワタシは解釈しています。
1冊のノートとペン
必要なのは、1冊のノートとペンです。
自分が望む幸せとはどんなものなのか、自分が手にしたいものは何なのか、あなた自身に問いかけて、その答えを書き留めていくノート、それが「幸せおとりよせノート
」です。
「幸せおとりよせノート」の元となっているのは、「手帳セラピー」の手法です。
「手帳セラピー」は、書くことで自分自身に出会い、幸せを引き寄せる力を引き出すセルフセラピーのことです。
・・・ワタシ自身も「手帳セラピー」は継続中ですが、本当にやりたい夢に対して、怖がらずに着実に一歩ずつすすめるので、非常におススメです。
ペンをもって自分と対話しながら、「思い」「気持ち」など見えないものを「言葉」に変えて書き出していくことで、自分一人で最適な答えを導き出していけるこの方法は、夢を実現していくために、非常に有効です。
望んだ幸せを手に入れられなかった 8つの理由
これまであなたが、なぜ望んだ幸せを手に入れられなかったのでしょうか?
その理由としては、以下の8つのパターンが考えられます。
1 具体的な「幸せのカタチ」をイメージできていない
理想の体型があいまいなままのダイエットのようなものは、かえって健康を害してしまうことも。
2 幸せになるには制限があると思い込んでいる
幸せは「何か良いことをした見返り」に与えられると、心のどこかで思い込んでいませんか?
テレビや雑誌に出ている芸能人や有名人、本やマンガの世界のように思っていませんか?
あるいは、大変な努力をしなければ幸せになれない、という思いを持っていませんか?
または、「一度に手に入る幸せはひとつだけ」と思い込んでいませんか?
そんな人は、子どもの頃大人に「どちらか1個だけあげる(買ってあげる)」と言われた記憶がないか、振り返ってみましょう。
この記憶が強く残っているために、「仕事か、恋愛か、どちらかを選ばなければ」といったような二者択一の考え方に囚われているケースも多くあります。
それを手に入れて上手に生かせるなら、「両方ほしい」「どちらも必要」と思っていいのです。
もっと自分の気持ちに素直になりましょう。
3 他人に依存している
こちらは逆に、「誰かに選ばされていること」を言い訳にして陥ってしまうケースです。
「仕方なくこんな状況になっているけれど、自分が望んだわけではない」
このような責任転嫁の考えから抜け出さないと、いつまでたっても不幸のスパイラルです。
「選択させられた」という呪縛から、自分を解き放ちましょう。
また、幸せを外に求めていて、「誰かが与えてくれるもの」と考えている人もこのケースです。
「誰かが〇〇してくれないかな」
というのは、自分の力で「幸せ」を引き寄せる発想になりません。また、
「恋人ができたら、私も変わって、精神的にも安定する」
などとも、考えがちですが、これでは恋人がいなくなったらまた同じ状況になる可能性がありますよね。
それに厳しいことを言うなら、あなたが逆の立場なら、そのような不安定な人を恋人にしたいと思いますか?
幸せを手に入れる方法を知っている人は、恋人がいても居なくても変わらないのです。
むしろ裏表や精神的な波がなく、いつも自立している人ほど、異性の眼には魅力的に映るのではないでしょうか。
・・・うーん、反省。旦那に何かを求めてはいかんいかん。
自分の幸せは自分で考え、自分の手で見つけ、自分で確かめながら選ぶことができる。
そんな人が、しっかりと幸せを手に入れることができるのです!
4 焦っている
「早く恋人をつくって、結婚しなくちゃ」
「いい年齢なんだから、年収はこれくらいでなきゃ」
このように焦ってばかりいると、自分に足りないものばかりに焦点があって、どんどん視野が狭くなり、注目すべきポイントがずれてしまい、望む幸せからどんどん離れてしまいますよね。
幸せになるコツは他人と較べないこと。
自分のものさしを持つことです。
あなたを焦らせるその起源は、勝手に自分の中で作った期限かも知れません。
「〇〇しなきゃ」と焦るその期限は、自分の中でジャストなタイミングでしょうか?
根拠なく、他の人と較べて焦ってしまうことは、意外と多いものです。
5 否定表現で発想している
あなたは食べたいものを聞かれたとき、「イタリアンじゃなくて」「カフェご飯でもなくて」・・・と先に否定表現が出てくることがありませんか?
実はこれが、幸せを遠ざけてしまうのです。
思い当たる人は、「望むこと」をストレートに言葉にする習慣を身につけましょう。
未来のあなたの理想像はどんな姿ですか?と問われて、
「ダサくなりたくない」
など、なりたくない姿を先に浮かべてしまったり。
「ダサい」のが嫌ならば、どんなふうになりたいのか、もう一歩先をイメージし、具体的に上げてみることで、幸せは手に入りやすくなります。
6 適切な行動につなげていない
これは、手に入れたいものが具体的にイメージできているにもかかわらず、手に入れることができない人にありがちなケースです。
参考書を買うだけで、勉強した気持ちになってしまう受験生のように、幸せになるための行動が間違っていては、いつまでたっても理想は実現しないのです。
ただし、ここでいう「行動」とは、必ずしも「たくさん努力して、アグレッシブに行動しよう!」という意味ではありません。
自ら動くだけではなく、チャンスが訪れた時に受け取ることも、立派な行動の一つ。
アンテナを張り巡らせて、ベストなタイミングで情報がきたときにキャッチする「行動力」が大切なのです。
心のどこかで、
「理想にたどり着くには、たくさんのハードルを越えなければいけない」
と考えているのかもしれません。
たとえば、
「〇〇というブランドの洋服を素敵に着こなせるようになりたい」
→「でも、着こなせるようになるには、まずダイエットしなきゃ・・・」
→「ダイエットするには、ジムに通わなきゃ・・・」
→「ジムに通うためには、時間とお金をやりくりしなきゃ・・・」
行動の種類がどんどん転じて、本来の「願い」「理想」から遠ざかっているのがわかるでしょうか?
こんな風に、すべてのハードルを順番に超えようとすると、膨大な時間と手間がかかってしまうので、最終的な目的に到達するのは、ずっと先のことになってしまう・・・。
そう考えただけで、行動する気力さえなくなってしまいますね。
これらのハードル(行動)は、理想を手にするための最善・適切な行動でしょうか。
不必要なハードルを自分からおいてしまう癖を見つけたら、手放しましょう。
そして、必要な行動は、同時進行で進めてしまいましょう。
幸せになるのに、「〇〇をした後に、△△をしなければ」というような順番はまったく
ありません。
最短・最適な行動をとればよいのです。
7 受け取り下手である
人があなたを手伝おうとしたり、何かプレゼントをしてくれたとき、思わず「いいよ、大丈夫」「お気遣いなく」と断ってしまう人が、このケースに当てはまります。
せっかくあなたのために差し出してくれたものを受け取らないのは、なぜでしょうか?
相手に気を遣わせて、申しわけないから?
相手はあなたにそれを受け取ってほしいと思っているのに断るのは、相手の気持ちを突き返しているようなもの。
「ありがとう」と相手の気持ちを受け取れるようになったら、きっとあなたは「幸せ」も上手に受け取れるようになることでしょう。
8 幸せの「注文方法」を知らない
幸せは具体的なイメージをもって、繰り返し思い浮かべることで、実現することができます。
そのイメージの仕方を、これから詳しく勉強していきたいと思います。
ワタシはもともと、超ネガティブな発想を持っているのですが、この手の本を何冊も本を読むとさすがに、引き寄せが可能になってきました。
手帳セラピーは、1週間に10分程度でもできて、しかも無意識の中に入り込みます。
しかも、やっていて、笑顔になりますから、実に楽しいです。
特に面白かったのは、「夢のリスト」と「はじめの一歩」をつくることでした。
とても楽しいのでお勧めです。
今年のやり残し事項をこれで解決する、というのもアリかもしれません。
目に見えてハードルが下がるので、夢に着実に近づけます。
①実現したい夢を「ワクワクリスト」として、手帳の空きページの見開き左側に列記し、おおよその期限を(?)でつけます。
②その右ページには小さな「はじめの一歩」を書き、同様におおよその期限を(?)で付け、達成したことを線で消していきます。
手帳という最も身近なものに、達成したことを「書いて」落とし込むと、次へと歯車を回していくことができます。
ワタシは、9月末からのスタートで、「ワクワクリスト」として持っていた「顧客の信頼を得た」「家族に言うべきことを言えた」「リラックス方法をたくさん発見した」「10月毎日ブログを更新した」などが達成できました。
今年度中にあと7つほど叶いそうです。
あなたの願いが、叶いますように!!
たくさんシアワセがあなたに降ってきますように!
ゆっくり休んでくださいね。
すてきな1週間を。
では、また。
間違って入れ込んだ過去の記事が消えません(汗)。失礼します。
↓
t