もしもあなたに、お腹回りについてしまったお肉があったとします。
そのカロリーオーバーは
「もう、ひと頑張りしなくちゃ!!!」
と甘いものを口に入れて歯を食いしばってがんばった、あなたの悲鳴でできているのかもしれません。
とすると、「真の欲しいもの」は、「毎日腹筋を鍛えることができる」ではなく、「仕事を人にも振り分けられるスキル」ということかもしれませんね。
昨日は、「幸せになれない理由」を8つ書き出しました。
それを踏まえて、あなたの幸せを手に入れるために必要な8つの決まりごとは、次の通りです。
1 具体的な「幸せのかたち」をイメージする
2 幸せは誰でも手に入れることができる、と意識する
3 幸せは自分で手にするもの、と意識する
4 ゆっくり、ゆったりとした気持ちで余裕をもって幸せを待つ
5 肯定表現で発想する
6 適切な行動をとる
7 受け取り上手になる
8 幸せの「注文方法」を知る
欲しいものを手に入れるための通貨は、「確信」
目に見えない幸せを手に入れるための「通貨」は「確信」です。
そして、その確信を確かにするものは、「日々の行動」です。
行動と言っても、アクティブに活動することだけではありません。
ノートを広げて、自分と対話したり、自分の幸せのかたちを考え、書き留めてみること。
これらの行動を通して、確信は深まって、幸せを受け取れるようになります。
仕事をしてお金を稼ぐように、すんなりイメージすることは難しいのですが、この革新という「通貨」は、自分自身でしか稼ぐことができません。
たとえば、とても高価な商品を「ただであげる」と言われたら、大半の人は「なぜ?」と疑問を持ったり、裏に隠れた意図を疑うことでしょう。
幸せも同じことです。
楽に手に入れたいという気持の奥には、
「こんな簡単な方法で幸せになれるはずがない」
と、疑うもう一人の自分がきっといるはず。
その気持ちこそが、「何か行動して幸せを手に入れたい」という本当の自分の姿です。
そんな本当の自分の気持ちに気づいた人は、どんどん幸せを手にすることができます。
本著は、「読むだけで」簡単に幸せになれる本ではありません。
読みながら自然と行動したくなり、「確信」という「通貨」がどんどん得られて、幸せを手にする準備を整えられる仕組みいなっています。
突然天から降ってくる幸せは、万に一つの奇跡。
でも、幸せはあなた自身が行動し、「確信」を持つことによって確実に手にすることができるものでもあるのです。
8つのカテゴリ
ここで考える「幸せカタログ」のカテゴリは、「健康」「美容・ファッション」「心・精神」「仕事」「教養」「プライベート」「趣味」「お金・モノ」の8つ。
自分一人で幸せを考えると、「健康」「仕事」「プライベート」「お金・モノ」の4つくらいしか思い浮かばないものですが、人生を充実させるためには幅広い幸せのかたちを考えていた方が良いのです。
また、求める幸せをを言葉にしてノートに書いていくうちに、それは単独では成り立たないものだと気づくものも多いでしょう。
まずは気楽な気持ちで、各カテゴリを考えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、健康について・・・「なりたくない自分」の姿を書き出してみよう
現在、健康に関して問題を抱えている人は、ぼんやりとしてでも欲しい「幸せのかたち」を思い浮かべることができるでしょう。
でも、あまり思い浮かばないときこそ、ノートの出番です。
私たちは「嫌なこと」=マイナス要素について思考する方が得意なはず。
例えば、
・疲れやすい
・すぐに風邪をひく
・ムシ歯が多い
・頭痛もち
・朝が弱い
・お酒を飲みすぎてしまう
・基礎代謝が悪い
具体的な病名なども含めて、たくさんの「嫌なこと」が出てきそうです。
「〇〇な私はイヤだ」の「〇〇」にあてはまる言葉を、ノートに書き出してみましょう。
1ページを二分割した左側の列に、「デトックスリスト」とタイトルを付けて、思いつくままに、「〇〇のワタシはイヤだ」の〇〇の部分を記入します。
ここから、「理想の自分」の姿を形づくります。
ここに書き出したものを、反転させるだけです。
「手帳セラピー」では、言葉が自分自身に与える影響を重要視しています。
否定表現やマイナスの言葉は、前向きな気持ちになりにくくするため、肯定表現・ポジティブな言葉が大切です。
NG例
・疲れにくい
・すぐ風邪をひかない
デトックスリスト 理想の私
・疲れやすい ・疲れにくい
いつも元気
・すぐ風邪をひいてしまう ・すぐ風邪をひかない
いつでも体調万全
・虫歯が少ない ・健康な歯を持っている
心の奥底に潜む「隠れたオーダー」を見つけよう
健康になりたい、〇〇を改善したいと思い続けているのに叶わない・・・。
そんな人は、表面上はそう言っていても、無意識が「治らなくてもいいか」と思っていないか、もう一度自分に問いかけてみましょう。
心の底では、治ると都合が悪い、と思っている可能性もあるのです。
たとえば、
「低血圧だから、朝起きられない」
「身体があまり強くないから、ハードな仕事はできない」
「痩せられない体質だから、ダイエットが成功しにくい」
など、「健康」に関する不幸せを言い訳にしていることはありませんか?
「不幸せ」がなくなったらいいと思いながらも、それがあるほうが「都合がいい」。
そうなったのは、なぜなのか解きほぐしていきましょう。
改善できずにいることの裏に隠されたメッセージは、ありませんか?
たとえば、
(なかなか改善されない現在の状況)体調が悪いことが多い
→(裏のメッセージ)周囲の人に心配してほしい/もっと大事にしてほしい
この「裏メッセージ」こそ、あなたが本当にお取り寄せしたいと思っている「幸せのかたち」なのです。
このように、「裏のメッセージ」つまり、「真のメッセージ」を拾い上げてください。
もし、それに気づいたら、「今まで守ってくれてありがとう、もう大丈夫です」とそれをノートにメモして、自分の中から手放しましょう。
そうして、健康を受け取れる自分へと歩み出しましょう。
そして、「もっと大事にしてほしい」という願いは、「心・精神」に関連する「幸せのかたち」です。
このように、「健康」に関する幸せを考えていたはずなのに、いつの間にか「心・精神」に関する願いだと気づく・・・というのは、とても自然な流れです。
願いをノートに書き出して「見える化」していくことで、本当の願いは何なのか、どのカテゴリに入れる願いなのか、徐々にすっきり整理されてきます。
表面的な願いと裏のメッセージを両方上手に見つけ出し、本音のオーダーをしていけば、幸せはすんなり届くはずです。
健康に関する幸せカタログ
ピンとくる「幸せ」は、どれでしょう?
言葉を選んで(アレンジして)ノートに書き出しましょう。
・いつでも元気!
・どんな時も体調万全
・いつも頭がすっきり!している
・基礎代謝が良い
・基礎体力がある
・〇㎏のスリムな体つき
・〇㎏を維持している
・何でもおいしく食べられる
・健康になることを全面的に受け入れている
・最適な治療法(治療薬)と出会う
・美しい筋肉がついている
・インナーマッスルが鍛えられている
・早寝早起きが身についている
・バランスのとれた食生活ができている
・運動を楽しめる身体を持っている
「真のメッセージ」が、「自分を大事にしてほしい」であれば、毎日の生活の中で「自分が楽しいこと」を中心にシフトするのも良い方法ですよね。
「最短距離で急いで帰る」ことばかり考えがちなのですが、「好きな花が咲いている、ちょっとだけ遠回りの道」を選ぶと、ちょっと嬉しくなったり。
「疲れたから、今日はブログを休む」とか、「しんどいから、午後から休みをもらう」とか、ちょっとした「自分優先」は、わがままじゃないです。
これを大切にしていないと、身体に影響が出ることがありますもんね。
特に、これからの寒い季節は。
気分も重くなるのが、ふつうですから。
このようなブログを見てくださるあなたが、頑張ってないわけがないと思うんです。
だから、来月新年の抱負に「〇〇を頑張るぞー!!」と、これ以上「頑張るぞ」を増やす前に、その裏に「真のメッセージ」がないか、いっしょに見直してみませんか?
ゆっくり休んで、すてきな夢が見られますように。
では、また。