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猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ちょっとすてきな「ひとりごはん」の流儀~『自分を磨く「ひとり時間」レッスン』

年末は人と会う機会が多いもの。

わいわいした食事も大好きだけれど、たまにはひとりになりたくなりませんか。

でも、ひとりでお店に入るのには、度胸が必要だったり。

年末年始のちょっとした時期、「ちょっとひとりで居心地よいごはんができる場所」を1つ見つけられたらいいと思いました。

そこで、「ひとり時間」の中級編、「ひとりごはん」に向いている場所の探し方をレッスンです。

 

著者は、「おひとりさま」で2005年流行語大賞にノミネート。

「ひとり時間」のエキスパートとして、「ひとりごはん」「ひとり飲み」についてたくさんのエッセイやメディアでのコメンテーターとして活躍する葉石かおりさん。

 

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ひとりごはんをするのに最適なお店の条件

カフェならわかりますが、ごはんを食べるとなると、ハードルはぐっと上がりませんか?

ワタシもひとりでも牛丼屋に入ったことはあります。

ファミレスで一人で食事もしました。

でも、なんとなく落ち着かなくて、スマホとにらめっこして食べる羽目になりました。

 

実は食事を楽しんでひとりで食べるには、結構お店のチョイスが肝心なようです。

著者はお酒や食べ物について書くことが仕事です。

取材で見知らぬ街を訪れた時、時間が開くとプライベートとして、ふらりとその地域のお店に入ることがあるそうです。

その時にはガイドブックやネットの情報ではなく、自分の目と勘だけを頼りに店を選ぶそうです。

初めて訪れた場所で「ふらっと」店に入るなんて、考えただけでドキドキしますが、ちゃんと見る目を育てておけば、「ひとり時間」を楽しめる店を発見できるそうです。

 

「ひとり時間」が楽しめるお店選びのポイントとは?

有名店より地域に根付いたお店

「ひとり時間」に向くお店の第一条件は、こぢんまりとしたつくりであることだそうです。

理想を言うならばカウンターが7、8席で、2~4人掛けのテーブルが2卓程度だそう。

この手の店にはたいていひとり客の常連客がついていることも多く、お店側もひとり客の対応に手慣れています。

料理の量を半分に調整してくれるなど、ちょっとしたわがままも聞いてもらえることも。

だからこそ心地よい。

同じ小さなお店でも、誰もが知る有名高級店だとそうはいきません。

アラカルト料理がなくコースだけとか、なかにはメニューに値段が書いていなかったり。

こうなると常連はお金に余裕のある年配カップルがほとんどです。

お店も、お金を倍以上落としてくれる年配カップルを優先することが多いようです。

 

「ひとり時間」ビギナーには、お店選びが大切です。

そこで、2つのポイントがあります。

①お店の間口が狭い。

間口の狭いお店の大半はカウンターがあります。

そういったお店は団体客をターゲットにしていないので、ひとり客の受け入れ態勢も万全です。

でも、奥に広いという場合も。奥行きをチラ見しましょう。

②商店街に位置

昔からある商店街に長年のれんを掲げるお店は、地域の人に愛されている証拠。

安心して通えることから、ひとり客の常連も多くついています。

始めていった場所ではわかりづらいけれど、地元でお店を見つける場合は大いに有効です。

 

初めて入るお店はドキドキしますが、また楽しいもの。

まずは地元でホームベースになるようなお店を探して見る目を養い、徐々に行動範囲を広げるのが、おすすめ。

カウンター席があることは、「ひとり時間」をすごすのに向く必須条件です。

大人数だと話しづらいカウンター席ですが、「おひとりさま」には上席。

自分のペースでゆっくり食事ができます。

エンターテイメント性が高いし、店主との会話もあります。

適度なプライベート感とコミュニケーションがあって、ひとりでグラスを傾けていてもりりしく見えます。

 

ただ、常連ばかりが集うお店は一見アットホームで楽しそうですが、はじめて訪れる客には疎外感があることも。

こういうお店は外観だけで判断するのは、まず不可能だそうです。

入ってから見分けるには店主と客がニックネームで呼び合っていないか、店主が客席に座っていないかの2点に注意するとよいそうです。

小さな空間で疎外感を味わわされてはたまりません。

著者も入ってから「しまった!」と気づいて踵を返すも、女将につかまって、う~んという思いをしたこともあるそうです。

そのようなときは、ちゃっと飲んでぱっと逃げたそうです。

最初は連れ立って

家族や友達と「ひとりでも来たいな」という店に入れたらベストですね。

そんなときにチェックしたいのは、以下の4つのポイントです。

①客層

カップルの割合。客と自分の年齢層がかけ離れていないか。

スポーツバーのように、ひとつの趣味を核にして、お店と客が密接な関係を結んだようなところも、趣味が合わないならやめておいたほうが無難です。

品のいい「おひとりさま」がゆっくり楽しんでいれば、合格。

②お店やスタッフの雰囲気

音楽のジャンルやボリューム、落ち着く内装かどうかも大切な要素。

スタッフが常連に対しても、敬語を使っているかどうかも見極めどころ。

③料理の量

最近は、料理の量をハーフとレギュラーに分ける店も多くなりました。

メニューになくてもハーフサイズにしてくれる店があったら、最高ですね。

④周囲の治安

お店を出た時に、周囲を見渡してあなたが歩いても怖くない場所かどうか、確認。

いくら「ひとり時間」を過ごしやすくても、帰り道が怖いのはおすすめできません。

ランチタイムでディナーの予習

今は、有名店でもランチを提供することが増えました。

優雅でありながら、気楽にリーズナブルに楽しめます。

まずはランチタイムで、「ひとり時間」をデビューするのも雰囲気もしっかり楽しめてすてきです。

 

お店に行く時間は、なるべく空いている時間がとてもねらい目。

企業の昼休みを外して、開店直後や13時以降などのことです。

この時間はスタッフに余裕があるので、話しかけても嫌がられません。

オーダーするときに、ディナーメニューを見せてもらうこともできます。

ランチはカジュアルでも、ディナーになるとドレスアップした客が多くなることもあるので、店員さんにちょっと聞けたら最高ですね。

上客って、どんな客?

かつて女性のひとり客が歓迎されにくい理由のひとつに、「長く居座る割には客単価が低い」というのがありました。

しかし、女性が社会進出しお酒を飲むようになり、客単価が男性と大差がなくなって、お店側の対応もだいぶ変わってきました。

しかし、ひとり客は、食べるのはしょせん一人分。

お金を使うにも限りがあります。

でも、ちゃんと扱ってもらえたら嬉しいもの。

 

「おひとりさま」でもきちんと扱ってもらうためには、こんなちょっとした配慮があると良いそうですよ。

①店の状況を察することができる

お店の混雑状況は日々異なります。

予約なしの客がどっと入ってくることもあります。

混雑してきたら、はじめての客に席を譲ってあげる。

大人の配慮をしながら、臨機応変に楽しみましょう。

②時間に正確

お店にとって遅刻常習犯はかなり迷惑とのことです。

5分程度ならともかく、30分以上は営業妨害になってしまうかもしれません。

遅刻しそうなら、電話を入れることは、とても大切だそうです。

③後日、ほかの客を連れてくる

もしできれば。でも、注意したいのは、連れていくメンツだそうです。

自分と価値観の合う常識人を選んでこそです。

 

店員さんの気持ちになってみれば、お店にとって、金銭的利益のある人だけが「上客」とは限らないですよね。

お店の人に対して、どれだけ大人として思いやりをもって行動できるかが、上客になれるか否かの判断基準なのですね。

蕎麦屋で過ごす流儀ってあるんですね・・・

江戸時代から庶民に親しまれてきた蕎麦屋には、ちょっとした流儀があるそうです。

あくまでも雑学、と著者は言っていますが。

 年末、行けたら素敵ですよね。

①初めてひとりで行くなら、週末の開店直後がねらい目

平日の営業時間は、たいがいあわただしい蕎麦屋

休み時間の少ないサラリーマンとか、タクシードライバーが入れ代わり立ち代わり訪れたり。

夕方も仕事帰りのサラリーマンが多いのです。

穴場の時間帯は週末の開店直後。

お店にのんびりムードが漂っているそうです。

②基本のお酒はビールより日本酒

炭酸系のビールは少量でもおなかがふくれてしまうので、やはり日本酒。

蕎麦みそやだし巻き卵など淡白な蕎麦屋の肴は、素材本来のうまみを引き出す日本酒と合います。

③蕎麦を頼んだら、お酒はストップ

江戸時代、お酒は「蕎麦前」と呼ばれていたそうです。

その名の通り、お酒はそばを食べる前に飲むとされていたからです。

居酒屋やバーのようにチャージをとらない蕎麦屋で、だらだらとお酒を飲むのは無粋。

蕎麦を注文したら、お酒は追加しないことが大切です。

蕎麦屋では「潔い飲み方」をすることです。

シメ蕎麦は必須

蕎麦屋に行ったんだから、蕎麦を注文するのは当たり前と思われがち。

ですが、蕎麦屋さん特有のおいしそうなカモ肉とか天ぷらなどのメニューにウキウキしてしまい、「あれこれ頼んでおきながら、うっかり蕎麦を注文しない人」も多いのだそうです。

食べたくなりますが、蕎麦屋さんではちょっとがまん。

主役の蕎麦ために、肴は必ず腹八分なのです。

蕎麦屋の店主にとって、蕎麦はこだわりと努力の結晶でもありますもんね。

そんな大切な蕎麦を食べずに帰るなんて、お店側からするとあってはならないこと。

粋に蕎麦屋さんを楽しみたいですね。

 

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地元の小さいけれど実は高級なレストランに間違って入ってしまい、居心地が微妙だったりしたことも数回ありましたが、これを読んで理由がわかりました・・・。

ひとりで入るお店って、どこでもいいわけじゃないし、お客が店を選ぶように、お店に合ったお客というのがあるんですね。

お店側に対して思いやりをもって過ごすことが、何よりなのかも知れません。

あれこれ考えると面倒くさくなって、「いいや、いつものところで」となりがちです。

でも食に対してのプロであるこの著者でも「しまった~!」はあるくらいですから、失敗を恐れずチャレンジしてみようかと思います。

 

本著では中級編として他に、「女性のひとりラーメン」「女性のひとり定食屋」「ひとり焼肉」を提案しています。

年末にちょっとした冒険ですね。やってみたい。

 

寒いですね。おいしいものを食べて、元気になりたいですね。

では、また。

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