猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「引き寄せ」がうまい人は、「この世にライバルや敵が存在しない」と思っている?~『「引き寄せ」に成功する人がやっている 小さな習慣』水谷友紀子

私たちひとりひとりの潜在意識は、宇宙と直接つながっていて、そして宇宙が私たちの思考を「現実」という形に変換してくれて、私たちの人生に返してくれています。

私たちだけでなく、地上に住むすべての人がそうです。

 

引き寄せの法則」に気づいている人は、他の人の存在が「自分の望んだものを自分に届けてくれるありがたい経路」だと知っています。

だからこの認識ゆえに、「他人=自分の仲間」と解釈します。

他人を好意的にいつも見ているので、他人とのトラブルに巻き込まれることが非常に少ないのです。

 

それゆえ、またポジティブな信念を深めます。

「ああ、やっぱり世間は私に優しいな」と・・・。

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一方、往々にして「他人=ライバル」ととらえてしまっている人は、他人とのトラブルが当然高くなります。

実際にそのようなトラブルをたくさん経験する中で、他人に対してネガティブな自分の心情をますます深めてしまうのです。

 

著者はある友人家族と17年ぶりに再会しました。

著者の住む三重県まで県外から来てくれることになり、せっかくなのでお土産を買っておくことにしました。

普段なら著者自身が好きな甘いものをとっさに思うのですが、この日だけは「いや、ちがう!」と思ったのです。

「そうだ!梨だ!」

と思い付き、その時期旬でその地方でおいしいと評判な梨を買いました。

友人家族と会ってすぐに、梨を渡すと、友人の横にいたその高校生のお兄さんがげらげら笑いだしました。

聴けば、このお兄ちゃんはサッカーをしていて、甘いものを食べるのは禁止されているけれど、果物だけはオッケー。

しかも、前の晩、ちょうど梨を食べ終えたところで

「お母さん、また梨買ってきてよ!」

と言っていたのだとか。お兄ちゃんは

「わ~い!引き寄せの師匠から梨を引き寄せちゃったよ」

と、それはそれは喜んでくれました。

引き寄せがうまい人は、自分の限界を設定していない

昔、テレビ番組で「あなたの夢を叶えます」というものがありました。

待ちゆく人誰かに突然声をかけて、「スタッフがあなたの願いをなんでも叶えるから、あなたの夢を聞かせてください」と尋ねます。

 

1人目の人は「世界一大きなハンバーガーが食べたい!」と言いました。

2人目の人は「世界一周旅行!」と言いました。

スタッフは1人目の人に直径1mくらいの巨大ハンバーガーを届けました。

しかし大喜びする1人目の人に、番組スタッフは

「2人目の人は『世界旅行』でしたよ」

と伝えると、

「え~?しまった!」

とそれは悔しそうにしていました。

 

人間は、特になにも心の準備ができていないときに突然のことが起きれば、「心の中でいつも考えていること」が思わず出てしまいます。

つまり、とっさのことでありのままのその人の中身が見えてしまうことです。

「世界一のハンバーガー」もユニークで面白いのですが、「世界旅行」に比べたら、発想が小さいことにお気づきになるでしょう。

 

つまり、こういう突然降ってわいたような幸運さえもしっかりキャッチできるような幸せな人は、普段から「物事を大きく考えている」人なのです。

「こんなことを考えても叶うはずがない」「どうせ無理に決まっている」などと考えを「制限」したり「限界」を設定しないため、いつものびのびと自由に発想を広げています。

そのため、知らないうちに「自分の器」わえも自分で大きくしていて、従って幸運が降ってきたときにも、しっかり受け入れられるようになっているのです。

できるだけ最高の未来をのびのびとビジュアライゼーションする

ある日著者がコーチングの最中に、こんな出来事がありました。

パートナーを求めていたクライアントの人が、

「デートの場面を『ビジュアライゼーション』していても、全然楽しくないんです」

と言うのです。

なにかがおかしいと思った著者がその場面を聞いてみると

「え~っと、未来のパートナーと近所の神社に家で作ったお弁当を食べて・・・」。

 

彼女はディズニーランドが好きなはず。

なぜディズニーランドしないのか、と聞くと驚いたように

「え?ディズニーランドでもいいんですか?」

と驚いていました。

そこから、彼女は笑顔になって

「私、いつかイタリア旅行もしてみたい!」

と言い出したので、デートの場面をイタリアに変更したところ、喜びの声をあげながらビジュアライゼーションできました。

 

つまり、なぜ彼女のビジュアライゼーションが楽しくなかったかというと、彼女は過去に経験したことに基づいた未来化、過去のちょっとだけ延長線上にある程度の未来しか描けていなかったから。

同じように

「自分の過去に経験のないことはビジュアライゼーションできません」

と言う人は、ときどきいます。

今まで経験したことしかビジュアライゼーションできないとしたら、これまでの人生と何一つ代わり映えすることはありませんね?

「まだ見ぬ素晴らしき未来」「まだ体験したことのない素敵な未来」を先に心の中で見るからこそ、その素晴らしく素敵な未来に到達します。

著者も、自分が選挙に出るまで、候補者として選挙を経験したことはありませんでした。

自分で本を出版するまでは、出版の経験なんて、当然なかったのです。

でも、のびのびと自分の想像力を駆使してビジュアライゼーションをしました。

著者のビジュアライゼーションの多くは、まだ見ない未来を想像しているのです。

そんなビジュアライゼーションこそが、新しい未来をどんどん切り開いています。

 

初めて訪れる国に旅行することを考えてみてください。

どうやって胸を膨らめせて行きますか?

パンフレットを集めたり、ネットで調べたりできますね。

次に、その国のガイドブックを買うかもしれません。

そこにはもっと具体的な写真があります。

つまり、資料集めをして、自分なりのイメージを作り上げ、その中に自分を組み込んでしまえばいいのです。

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品種によっては、桜も咲き始めています。

桃の節句も近づいてきましたね。

 

この春に、あなたにとって素敵な出会いがきっとありますように。

では、また。

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