自分に対していっぱいご褒美をあげる癖をつけておくことも、人生をなんでも楽しくするコツであり、「引き寄せ」を成功させるためにとても大切なことです。
高いご褒美をあげる必要は全然ありませんが、少量のお花やお気に入りの食べ物を買うとか、そんなことでも実は十分嬉しくなるものではないでしょうか?
人生を楽しむこと、毎日をハッピーに過ごすことは、ビジュアライゼーションをうまくしていくためには、とても重要なことです。
なんでも「楽しい時間」にする方法
著者はアメリカで生活している間に、アメリカ人の楽天的な性質がうつって、その傾向が強くなったといいます。
「引き寄せ」でアメリカ人の伴侶を得た著者。
結婚式をアメリカで行うとき、英語での「誓いの言葉」にとても緊張します。
アメリカ人の神父さんも厳かに誓いの言葉を読み始めましたが、旦那さんのパートが読み終わり、著者のパートが始まったとき神父さんが・・・。
「汝は、この〇〇を夫とし、良きときにも悪しきときにも、富めるときにも貧しきときにも、病めるときにも健やかなるときにも、そしてこの夫がハゲになったときにも・・・・」。
著者が「ん?何?ハゲになったとき?」とわが耳を疑って顔を上げると、神父さんがゲラゲラ笑っているのです。
そして、
「明日は、このハゲの部分は言わないから・・・」
と。
思わず著者も大爆笑してしまいました。
本当にアメリカ人は面白い!と感動して、この神父さんを大好きになった著者。
緊張も抜けて、このときを「楽しい時間」にすることができました。
また、アメリカでアミューズメントパークに遊びに行った時のこと。
どうしても乗りたいアトラクションに並び始めたのですが、いつ順番が回ってくるともしれない長蛇の列でした。
ため息交じりで待っていると、しばらくして突然誰かが何かをうたい始めていました。
すると、列に並んでいた大勢の人が歌い始め、踊り始める人もでてきました。
著者はこの経験の後、それまで以上になんでも楽しめるようになったそうです。
例えば、仕事を毎日「やっつけている」人も多いようですが、著者はその経験の後は、大変な仕事でも「ゲーム感覚」でやるようになりました。
「よしっ!この仕事は5時までに絶対仕上げる!」
と自分で決めて、「よ~い、ドン!」でスタートし、達成できた時は
「すご~い!できちゃった!」
と自分んを称賛し、おまけに仕事帰りにご褒美まで買ってあげるとか。
また家の中の日常的な掃除や雑事も、大好きな音楽を聴きながら、ノリノリになって掃除機をかけてみたり。
トイレ掃除のときは歌を歌いながらやってみたり。
「今日は何人の方に会えるかなぁ~?目標10人!」
と勝手に目標を立てて、自治会費の徴収に回ったり。
そして、たとえ小さなことでも、自分が「これをやる!」と決めてできたときや目標をたっせ視したときには、もちろん自分を「偉い!偉い!」とほめ、場合によってはまたご褒美を出すそうです。
自分に対してご褒美をあげる習慣を持つことは、人生が楽しくなるための秘訣です。
著者は、大好きなアイスクリームやチョコレートをときどき買い置きしておいたりして、それを「ご褒美」に使ったりもしています。
多くの人は、日常の雑事を我慢しながら、あるいは必死で頑張ろうとする傾向があったりします。
しかし、そんなことをしていてもちっとも楽しくなかったりします。
そこで、「どうしたら、なんでも自分が楽しめるようになるのか?」を本気でじっくり考えを巡らせてみることを著者は勧めています。
ちょっとモノの見方を変えるだけで、なんでも面白いことに見えてくるそうです。
そして大事なのは、たとえ小さなことでもあなたが決めたことができた時には、あなたをたくさん褒めること!
また、ご褒美も頻繁にあなた自身にあげること!
あまり自分へのご褒美に慣れていない人は、まず「ご褒美リスト」を先に作ってしまうのも、著者おすすめの方法です。
いっぱいご褒美を考えておくというのも、楽しいかもしれませんね!
あなた自身へのご褒美ひとつで、あなたの人生はとたんに面白くなるのです。
ウイークデーを頑張ったあなたに、今日はご褒美をあげてみませんか。
そういえば先週の勉強で、「安いからと言って、あんまり代用品でご褒美をごまかさないように」という注意書きもありました・・・。
高価でなくても、好きな飲み物とか好きな花とか。
ちょっとしたご褒美をリスト化してみるのも楽しそうですね。
少しはゆっくりできましたか?
この週末、まだあなたにご褒美をあげていないならぜひ1つご褒美を。
では、また。