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猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ストレスとうまくつき合う~『スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール』ケリー・マクゴニガル

著者が「ストレスとうまく付き合う方法」というテーマで著者が講演したとき、ストレスにうまく適応できていると考える米国人がたった29%であることはわかっていました。

加えて、ほとんどの米国人は、自分が感じているストレスの量は、健康に良くないと思っているのです。

例えば、米ハーバード公衆衛生大学院が2014年に行った調査によれば、およそ85%の米国人が「ストレスは、健康や家庭生活、仕事に悪影響を与える」と考えていることが分かっています。

ストレスを感じていると回答した人の74%は、ストレスがその人に直接的に害を与えていると考えています。

さらに、回答者のおよそ80%が

「ストレスがその人の健康や家族関係、コミュニティーとのかかわりに対して、何かしら良い影響を与えるとは思えない」

と回答しています。

 

ほとんどの米国人が、「ストレスを減らそうと努力している」と答えていますが、大多数の人は「ストレスの量が変わらないか、年々増えている」と言っているのです。

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ストレスを「多く感じる」+「体に害だと考える」 この2つの組み合わせが問題?

だから結果として、私たちは普通ではない状況に陥ってしまっています。

誰もがストレスを感じ、ストレスは自分にとって悪いものだと思っているのに、ストレスを取り除くことができている人は、いないようです。

これは、米国に限ったことではありません。

世界中の人々がストレスを多く感じると訴えていると同時に、「ストレスは健康によくない」と考え、「ストレスを取り除くことは難しい」とも言っているのです。

 

「ストレスは悪いものだが、取り除くことができない」と考えていること自体が、不安や憂鬱を引き起こす「特に有毒な処方箋」になってしまっているのです。

 

米エール大学の研究によると、「ストレスを害だと思っている人」は、「ストレスがポジティブな力になりうると思っている人」よりも、気分が落ち込む傾向があることが明らかになっています。

そういう人は同時に、腰痛や頭痛のような「ストレスからくる健康問題」を、他の人より多く抱えているといいます。

 

別の研究では、「ストレスは健康に害を与える」とやはり信じている場合に、「ストレスを感じることは、心臓病にかかったり、死亡したりするリスクが高くなることと関係がある」とわかっています。

言い換えれば、「ストレスを多く感じること」「ストレスは体に害だと考えること」、この2つの組み合わせによって、心身の問題を引き起こすリスクが高まる、ともいえるのです。

 

これとは対照的に、「ストレスを多く感じながらも、ストレスには何らかのメリットがあると思っている人」、例えば、ストレスが集中力を高めるのに役立つとか、ストレスの多い状況を経験することで自分を強くすることができると思っている人は、より健康的で、幸せで、仕事でもいい結果を収めています。

「ストレスにもいい面がある」と気づく

だから、「ストレスとうまく付き合う方法」という著者の講演は、「ストレスにもいい面がある」ということに気づくのを助ける、つまり、気づきを与えることが目的でした。

ストレスは、モチベーションと活力を与えてくれます。

ストレスには、人と人とのつながりを深める働きもあります。

私たちの意志を試し、力を伸ばす手助けをしてくれます。

そうやって私たちは学び、成長するのです。

「ストレスには良い面がある」と言うことだけでなく「ストレスの良い面を見ようとする」ことが、私たちにとっていいことなのです。

ストレスにさらされている状況で、「ストレスのメリット」を見つけることができたら、深い不安を感じたり、気分が大きく落ち込んだりすることを防げる可能性が高くなるのです。

 

もう1つ、理解していただきたいのは、ストレスは避けられないものだということです。

ストレスをたくさん感じている人があまりにも多いということは、その人自身、もしくはその人の生活に何かしらの問題があるということを意味しています。

私たちが生きている世界では、ストレスは普通のことで、必ずしも悪いことではないのです。

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「ストレスを何とかしなくちゃ~!」

と思うことこそが、かえって体に悪い、ということなんですね。

多少のストレスは、当たり前!と笑い飛ばしていけたら、と思います。

そのためには、毎日自分をご機嫌にさせていくことも大切かもしれませんね。

 

明日は、あなたにもっと素敵な1日がやってきますように。

では、また。

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