「自分はなんて悪いことをしたのだろう」
と、過去に起こった出来事に対して罪の意識に悶々・くよくよとすることがありませんか?
ワタシはかなりあります。
うっかりすると、それでうなされています・・・。
でも、この罪の意識、苦しいばっかりで何の役にも立っていないというか、現状は全くかわりませんよね。
謝罪しても、それを受け入れられても、まだもやっとしてしまうことがあるのは、なぜでしょう?
いつまでも考えていても、仕方ないな~とわかっているのですけどね・・・。
何で消えないのかな~!?
そんな感情を今日は片づける方法を勉強したいと思います!
自己嫌悪から抜け出せず、自分を罰してしまう
罪の意識の堂々巡り・・・・。
これを続けていると、あなたの心の中に「自分が悪い」の声が鳴り響き、ついには「自分を許せない」になります。
自分を罰すればこの苦しい堂々巡りから抜け出せるはずだと、マインドは考えます。
つまり自罰で、最悪は自殺に至ります。
他人から罰される前に、先回りして自分で自分を罰して、もう罰を受ける必要はないと言い訳できるようにしているのです。
これが自罰に隠れている利己的な欲の正体です。
後悔の堂々巡りから、他罰の扉を開けるか自罰の扉を開けるかの違いは、過去にあります。
悪いことをしたときに、親から「謝りなさい」ときつく叱られることが多かった人が、そうなのです。
これは自罰に走りやすくなります。
つまり、自分があまり悪いと思っていなくても、謝れば現状のつらい状態から解放されると、とくに幼児期に学習を重ねた結果なのです。
しかし、自分でいくら自分を罰しても、現状の不幸な状態は変わりませんから、マインドは罰したりないと思って自罰を続けるわけです。
恐ろしい!自罰を続けて、うっかりすれば自殺です。
これもマインドの不調なのです。
「許す」心の動きは、すべてのことに効く
まず、自罰から後悔のループに戻りましょう。
自罰が多くなっているとしたら、あなたは「自罰すれば許してもらえる」と(小さい時に間違った学習によって)思いこんでいます。
長らく自罰の態勢が習慣になっているのです。
が、自罰していても誰からも許しがもらえませんし、もしもらえたとしても、現状の不幸が幸福に変わるわけでもないので、さらに自罰を続けることになっています。
そこで、自罰傾向になってしまった自分をそのように育てた親、といっても自分の心の中のイメージの親ですが、それに対して、自分がひそかに持っている恨みを手放します。
つまり、イメージの親を許します。
「親も未熟だったのだ。
そのような育て方しかできなかったのだ」
と理解し、未熟ながらも頑張って子育てしてくれた親を許します。
感謝すると、さらに大きく温かく許せます。
優しい母親のように、相手のなにもかもを温かく抱くような気持ちになれたら、その
『許す』という愛の力は、自分の凝っている「こうしなければ生きていけない」「謝らなければ愛されない」などという冷たい縛りにも効いてきます。
癒されます。
つまり、他人も自分もすべてを『許す』ということになります。
その瞬間に自罰から抜けているそうです!
自罰から後悔に戻ったら、あとは、ありがたいことを数えるなどで、自分が幸福だと思いなおせれば、それも抜けることができます。
罪の意識って、そんなシステムだったんですね~。
自分の親の育児方法には、気持ちがいろいろあるんですけど、手放すことで、「こうでなくちゃ!」という自分自身からの縛りから抜けられるのか~。
ちょっと試しに?と思って、過去の親に対して「仕方なかったんだね・・・。」と心の中で優しい母親口調で言ってみました。
すると何だかずっと固まっていた「罪の意識」がなくなりました。
結構効きました!
連休を少しのんびりできたでしょうか?
それとも、いつものようにがんばっちゃったでしょうか?
今夜くらいはおいしいお茶など飲んで、いつもよりはゆっくり過ごすのもよいかもしれませんね。
あなたが今夜素敵な夢が見られますように!
では、また。