先週も仕事と家事で失敗。
ダメ出しが繰り返されると、自信がまったくなくなってしまいますよね~~。
「自信を持たなくちゃ!」「元気を出さなくっちゃ!」
と、自分を鼓舞しても・・・自信も元気も湧いてきません・・・・。
そんなとき、こっそり自分で自信を育てる方法があるのです。
あなたの人生で一番幸せな瞬間を、何とか1つ思い出してみましょう。
ワタシは仕事で最高にうまくいった瞬間や、家族との時間でした。
心理学者のアブラハム・マズローはこうした瞬間を「ピーク・エクスペリエンス」と定義しました。
最高の瞬間をつかむ
こうした最高の瞬間は、「やったー!!」と大歓喜する割には長続きしませんよね~。
しかし、この瞬間を体験することで、私たちは長期にわたって影響されます。
この体験から私たちが得られることは、2つ。
1つ目は、自分が何者で、これから何をしようとしているのかという洞察。
そして2つ目は、将来の困難を切り抜けるための自信です。
また、今まで決してしようとも思っていなかったことをするきっかけも与えてくれます。
より幸せになるだけでなく、失敗から立ち直りやsクモなります。
あなたが経験したピーク・エクスペリエンスを1つか2つ、思い出してみてください。
生活の中でもっとピーク・エクスペリエンスを体験するためには、どうしたらいいと思いますか?
アクション:ピーク・エクスペリエンスを体験する
ピーク・エクスペリエンスとは、変化を引き起こし、人生を全く別のものにしてしまう可能性もあるものです。
そして、ピーク・エクスペリエンスの効果を一時的な気持ちの効用以上のものとするために、心理学者のチャド・バートンらは実験を行いました。
この研究の被験者たちは、3日間、1日15分間、自分のピーク・エクスペリエンスを書き出す作業をしました。
その結果、この作業を行わなかったグループに比べ、心も体も非常に良い状態を示すようになりました。
被験者が出された指示は、次のようなものです。
「人生で最も素晴らしい体験を考えてみてください。
最高に幸福な瞬間や、恍惚や至福を感じた時間のことです。
それは、恋愛しているときや、音楽を聴いているとき、または本や絵画に衝撃的な感動を覚えた瞬間や何かをつくりだしている時間かもしれません。そのうちのひとつを選び、その時感じた感覚や心の動きに意識を向けながら、もう一度その瞬間にいるかのようにイメージしてみてください。
そのあとで、感覚や考え、感情を含めて、できるだけ詳しくその経験を書き出してみましょう。
できるだけ感情を再体験してください」
今週、一緒に毎日ちょっと時間を見つけてこのワークをしてみませんか?
ノートなどに好きなだけ書き出せばよいそうです。
2日目、3日目も初日と同じ経験を書いてもよいそうですし、別の体験を書いてもよいそうですよ。
心理学者のウィリアム・ジェイムズは言っているそうです。
「自分と言う人間について考える最良の方法は、どんな精神的、道義的考え方をしたときに、いちばんいきいきと生きていることを実感できるかを探ることだと思う。
人はそうした瞬間、心の中の声が聞こえる。
これこそが本当の自分だ、と」。
ワタシもやってみましたが(目を閉じて、「最高の瞬間」を思い浮かべただけですが)、確かに「最高の時間」を感情丸ごと再体験してみる時間を持つと、「こんな自分なら、きっと何でも出来そう」という気持ちに不思議となってきます。
毎日繰り返したら、確かに何か自分の「核」の部分が強くコーティングされていきそうです。
あなたは、土日も忙しいのかもしれません。
頑張りすぎると、この暑さにやられてしまいますから、せめて夜は一休みしてくださいね。
自分を大切に。
素敵な夢が見られますように。
では、また。