夜遅くまで仕事が出来なくなったり、集中力が長続きしなくなったり、疲れやすくなったりしたとき、「年をくってしまって嫌だな」と思います。
でも、現実は、現実。
あごのラインをリフトアップする２万円のコロコロ・ローラーは買っちゃいましたけど（しかも使っていない）、重ねていく年齢は「嫌なもの」ではなく「素敵なもの」にしていきたい！
「成熟」として齢を重ねる方法について勉強したいと思います。
成熟する
もっと幸せで健康的に長生きをする人生にするためには、現実をあるがままに受け止め、老いについての考え方を変える必要があります。
望むと望まないとにかかわらず、年齢を重ねると変化があり、ある部分は良くなり、ある部分は衰えます。
肉体的には、齢をとれば動作が遅くなり、機敏には動けなくなります。
性的衝動は少なくなり、しわも増えます。
しかし、その一方、齢を重ねることで、知的に感情的に、そして精神的に大いに成熟することが出来ます。
著者は齢をとることを過度に美化するつもりはありません。
ただ良い面も悪い面もあることを、あるがままに伝えています。
老いには、時に病気のような困難が予期せぬ形で伴うこともあります。
しかし、年齢を重ねることが大きな利益をもたらすことも事実です。
６０歳、８０歳のころと、２０歳や３０歳のころでは、私たちが見たり、理解したり、ありがたいと思うものは違います。
感情や精神が成熟するのに近道はありません。
知恵や分別、知性、洞察力は時間と経験により磨かれます。
健康的に老いるとは、加齢によって起こる問題を前向きに受け入れながら、年齢とともに増えてくる真のチャンスを享受することです。
あなたは、年齢を重ねることで、どのように成長しましたか？
今後、どのようにその成長を続けますか？
アクション：年配者に話を聞く
年上の人、または何かの分野であなたより豊かな経験を持つ人と話をしてみましょう。
人生について語ってもらってください。
失敗や誇りに思っていること、そしてその体験から何を学んだかを尋ね、その話に心から耳を傾けてください。
彼らが話しくれたことをよくかみしめた時、あなたはそこから何を学べるでしょうか？
相手が若い人であれ、年配の人であれ、他の人からのアドバイスに批判的な精神を持つな、と言っているわけではありません。
ですが、経験によってしか得られない知恵にただ心を開いて耳を傾けてほしいのです。
人生について非常に多くのことが学べるだけでなく、年配の方を正しく評価できるようになり、齢を重ねることに対して前向きな考え方ができるようになります。
心理学者ウィリアム・ジェイムズは言っています。
「若くありたいとか、やせていたいという思いから解放されるのはなんと心地よいことだろう」。
最近、年上の方に話を聞く機会があったのですが、確かに経験を重ねて生きてきた人の体験談を聞くと、歳を取っていくことが少し楽しみになりました。
（人間ドックに向けてダイエットは必要だからやりますが）「若くありたい！」と鏡に向かって努力するよりも、成熟を楽しみにしたいですね。
そのために、チャンスがあったら様々な人の体験談を聞いていくことを意識したいと思います。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
水分、たくさん摂りましょうね。
では、また。
