人生で「余裕」があった時期なんか、一時もありません。
「余裕」!!
喉から手が出るほど、恋焦がれているワードです。
本日は「心・時間・お金」に対する余裕を身につけるスキルです。
余裕を身につける方法
「心」「時間」「お金」、それぞれの余裕の中で一番重要なのは、もちろん「心の余裕」です。
それは、簡単なことで、自分の心が決めます。
単純ではありますが、「私は豊かだ」と思った瞬間から、心の余裕が持てます。
多忙な生活を極めている人は、ほんの少し、数分の時間だけでも、意識を外に向けてみましょう。
1日の中のほんの少しだけ。
自分が得られている豊かさに目を向けてみると、それが心の豊かさにつながっていくものです。
至福の時間、好きな時間、心と身体をゆるめる時間、笑う時間・・・・など。
「心地よい時間」を過ごすことは、とても重要なのです。
常に「心地よい状態」をキープすると、経済的なゆとりにも繋がっていきます。
いわゆる「引き寄せの法則」です。
心地よい状態は、いい波動や周波数を発するので、心の豊かさを感じているときは、いろいろな意味で豊かさを引き寄せ、欲しいものが手に入るのです。
お金の豊かさと心の豊かさ
お金の豊かさを手に入れるポイントは、
「あなたは、自分の持っている最高のものを周りに与えていますか?」
ということ。
時間、お金、人脈、スキル、知識、知恵、価値・・・・さまざまなものです。
これらは、あなたの資源(リソース)。
資源を本気で周りに与え続けると、お金を生みます。
たとえば、ある人が本気で心理学を勉強して、カウンセラーの資格を取りました。
その勉強したスキルや知識を周りに一所懸命与え続けました。
そして、その信念や価値観を伝え続けたことで、賛同する人が集まり、カウンセリングを受けたいという人や、指導を受けたい人、セミナーがあれば参加したい人が増えてくる。
価値を提供し続ければ、お金が生まれます。
また、目の前の仕事を一所懸命にやっていくことで、信頼と敬意を勝ち取ることもあるでしょう。
上司の目にとまり、もっと責任ある仕事が与えられたり、昇給があるかもしれません。
時折、会社でのエネルギーをケチって、自分の趣味ややりたいことにエネルギーを使う人もいますが、それが豊かになれない原因だと気づいていない、と著者は言います。
すべての状況で100%の自分を与えていると、いつしか違ったサイクルに入ることに気づくのです。
地味に見えるし、まじめに生きることへの価値に疑問を感じる人もいるかもしれません。
でも、違うのです。
本当の忠実さは、より小さなことにも忠実でなければ発揮できません。
お金もエネルギーも循環するもの。
一所懸命与え続けると、それだけのものが戻ってくる。
それが「宇宙の法則」なのです。
あなたが最高の自分を与えられる場所はどこですか?
どうやって、それをしますか?
すべての行動に「15分前」を意識する
さらに心の余裕を生むのは「時間の余裕」です。
これは、みんな24時間与えられているので、お金の余裕より簡単です。
外出するのもいつもギリギリな人は、せわしなく、あわただしい波動が体から出ています。
それが表情や行動に出て、優雅さとは程遠い状態になります。
もし、待ち合わせの時間の15分前までに到着していたら、トイレに行って身支度を直したり、普段できない読書の時間をとったり。
すてきな大人になるには、そうした時間の取り方が大切なのです。
待ち合わせ場所に15分前に尽きたいと思ったら、準備の時間を15分でなく、30分~1時間ほど多くするくらいの心積もりでいましょう。
その時間で、コーヒー一杯飲んでから落ち着いて外出できることでしょう。
このようなちょっとした時間の余裕が、心の余裕につながるのです。
また、時間がないという多くの人の原因は、「やることが多すぎる」「生活が複雑すぎる」。
やることが多いのは、何でもかんでも駆け込んでいるから。
自分より他人を優先し、自分が見えなくなっている状態です。
ここで解決するためにつけたいスキル。
「人に任せる能力」「人をマネジメントする能力」です。
優れた経営者ほど、自分の能力の限界をわきまえていて、他人に委託するのがとても上手だという共通点があります。
そうすることで、自分が最も能力を発揮できる分野に力を注ぐことが出来ると知っているからです。
私たちも、この委託する能力を生活の中で使いましょう。
自分の限界を超えて人に与え続けていることと、何でも自分で抱え込むことは、突き詰めて考えれば、「自分でなければ」「自分が一番うまい」と思い込んでいること。
謙虚さと真逆の行為になってしまいます。
身近な例でいえば、家族で家事を分担する、業者のサービスを使って効率化する・・・などいろいろな方法が考えられます。
そのほうが自分の分をわきまえていることにもなります。
あなたにかかわってくれている人いも感謝の気持ちがわき、人間関係もより良くなります。
キッチンタイマー
仕事以外の時間は、食事や、読書、くつろぎ、娯楽、勉強などに費やしますが、予定は立てにくく、他の時間を奪う傾向にあります。
特にネットサーフィン、テレビは時間を忘れがち。
そんな時に便利なのは、キッチンタイマー。
だらけがちな時間には、タイマーを使ってみましょう。
「15分だけネットの時間」
「今から30分だけテレビを見る」。
もちろんときには、時間に縛られない日も大切です。
とことんダラダラを決め込んで過ごすのも大切。
でも、やることが重なっている日は、著者はこのキッチンタイマーに助けられています。
これは、負の感情が頭の中をグルグルしてしまったときにも役立ちます。
リセット機能を果たしてくれるのです。
自分が「あ、悩んでる」「落ち込んでる」と思ったら、
「よし、8時まで悩んだら、他のことをしよう」。
キッチンタイマーの音が脳にスイッチを入れるので、スムーズに別の作業へ切り替えることが出来ます。
負の感情に入ること自体は、別に悪いことではないのですが、それに浸りきって長い時間になることが問題なのです。
著者が言うには、多くの人は自分に厳しくなる傾向があるとのこと。
こういったタイマーなどのわかりやすい区切りを設けることで、自分に負けやすい状況を回避する確率が上がるそうです。
このほかにも、
・手間暇をかけて「女性脳」を満足させる
・今日から「お金がない」を禁句にする(言葉が潜在意識にインプットするから)
・過去より未来に視点を変える
などが紹介されていました。
人に任せるのが苦手だから、一人で全部を抱え込んで、結局余裕をなくしていたんだな~と反省しました。
任せるには、スキルが必要です。
これから磨いていかねば。
明日から週末ですね。
お疲れさまでした!
夜はゆっくり休んでくださいね。
では、また。