ここでいう「ハマる」は、多動力とは異なる、いくつものことに次から次へとハマる力のことです。
では、この力を身につけるためにはどうすればいいのでしょう。
最初からいくつのことにも手を出すのではなく、まずは「何か”1つのこと”にサルのようにハマる」ことが大事だそうです。
著者もたくさんのことにハマって生きてきました。
どんなことにハマってもいいそうです。
野球でも、ヒッチハイクでも、ナンパでも。
何か1つのことに夢中になれれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされます。
日本の「バランス教育」は、子どもの集中力と好奇心をそぐようにできているのではないか、と著者は思います。
よく大人になってから「好きなことが見つからない」「やりたいことが見当たらない」という人がいますが、ここに原因があるのです。
子どもが1つのことに異様なほどハマると、周りの大人はドン引きして、「お前大丈夫か」と揺り戻そうとする。
せっかくサルのように集中している子どもの肩に手をかけ、バランスが取れたつまらない人間に矯正しようとする。
著者自身は他の本でもあるように、大人が押し付ける「バランス教育」を無視して生きてきました。
余計なことを考えずに、とことんまで好きなことをやってみること。
著者はRPGはそんなにやっていませんが、「イース」や「ソーサリアン」にはとことんハマった経験があります。
だから、それ以外のゲームがなぜヒットしているのかがわかるし、著者がスマホゲームを作るときにはいろいろなアイディアが自然とわいてきます。
何もゲームだけでなく、グルメアプリやサロン運営にも応用できたりします。
何か1つのことを根っこまで掘り下げることで、そのジャンルの真髄が分かり、どんなことにだって応用できるのです。
まずは何だっていいので、1つのことにサルのようにハマってみませんか?
本日の「やってみよう!」
・もし、明日から会社が1か月休みになったとしたら、何がやりたい?
1つ思い浮かべよう。
・そして、今日からそれを実行しよう。
・ハマりすぎて、アポを飛ばしてしまっても、会社を休んでしまっても構わない。
・それで会社をクビになったら、そのハマっていることを仕事にしよう。
明日は、「飽きっぽい人ほど成長する」ということについて。
ポケモンGOも飽きたしな~。
でも、飽きるということは良いことだそうです。
今日も1日、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。