映画や漫画、小説などをを見ると
「自分もあんなふうになりたい!」
「あんなことが言えたらいいな」
「あんなスタイルっていいな」
「あの生き方いいな」
と思うことがありませんか?
そんな「ときめき」。
これほど、強力な効果をもたらしてくれるものはないのです。
たとえば、カッコいい主人公を見たら、「これからは、外見に気を配ってみようかな」 と決心する。
そんな気持ちを持てることは、今の時代では非常に貴重なことだと著者は言います。
あなたをあげてくれる重要なもの。
その他にも、誰かモデルがなかったとしても、ちょっと気づく瞬間も大事にしましょう。
スマホを見てばかりいると気づいたら、「スマホを暫く控えよう」と意識する。
引っ込み思案だと自覚したら、「できるだけ積極的になろう」と決意する。
話し合いでぶつかったら、「冷静でいよう」と意識。
プレゼン前に緊張していたら、「自信を持ってやろう」と意識。
言葉遣いの悪さに気づいたら、「きれいな言葉を遣おう」と意識。
すると、必ず素晴らしい現象が起きてきます。
はじめの頃は、こんな声が心のそこから聞こえます。
「見せかけだけだな」
「詐欺だな」
「友達をなくしそう」
けれども、あなたが凛とした生き方を目指すなら、そんな囁きは無視すること。
凛とした自分の人生を生きている人を見つけると、私たちはハッとします。
凛としている、ということは、ツンツンしているということではありません。
凛とした人は、決して慌てたりしないとか、全く腹が立たないとか、迂闊なことをしないといっているのではありません。
自分のことをわかっていること。わかろうとしていること。
自分の信念に従って生きようとすること。
気持ちの平安を大切にすること。
自分自身に対して高いレベルを求めていること。
人生のさまざまなシーンで、そうしたことを意識していくこと。
そんな主人公にあなたをちょっとずつ変えていきませんか。
あなたの人生を芸術のように磨いていく
本著は「どうやったら凛とした魅力が手にはいるか」ではなく、「どうやったら凛とした魅力を身につけ、磨いていくか」について考えていきます。
凛とした魅力は、一生をかけて磨いていくものです。
アーティストが一生をかけて自分の技を磨き続けるように、私たちもじっくり凛とした自分を磨いていくのです。
もちろん、凛とした自分になったら、いつでも落ち着いて対処できたりするわけではありません。
人生の思いがけないところで、私たちは試されます。
運転中、後ろの車が強引な追い越しをかけてきたとき、おもいっきりクラクションを鳴らして悪態をついて、窓から拳つき出したりしてしまったり。
そんなときも、やってしまったことは、仕方ない。
でも重要なのは、みっともない個とをしてしまった、と自覚すること。
朝起きてから、凛とした態度や振る舞いをちょっと心がけてみること。
ついだらしなく座りそうになったら、スッと姿勢を戻すとか。
パートナーにきついことを言いたくなったら、グッとこらえる。
誰かの悪口に同調しない。
ランチタイムの噂話に席をはずす。
人に都合よく利用されそうになったら、きっぱり断る。
誰かが誉めてくれたら素直に喜ぶ。
「あの人なら、こうするかも」なんて、ちょっとお手本も気持ちにあったりすると、凛とした生き方が身に付きやすいですよね。
今の時代は、誰もが自分を発信しすぎるし、くだけすぎた言葉に満ちてしまっていたり。
そんななかで、ちょっとだけ昨日よりも素敵なあなたを選んでみませんか?
取り敢えず、今日はちょっと好きな服を部屋着にしてこちらを書いております。
休みだからといっても、1日パジャマはシックじゃない(ははは、当然ですね)。
今日は少しはゆっくりできましたか?
あなたの明日からの一週間が素敵な日々になりますように。
では、また。