山伏さんたちが山で1000日歩きながら悟り(?)を開くための修行、「千日回峰行」。
いよいよ落ち込んだら、帰り道に近くの公園で実施すると、気持ちが上向きます。
しかし、ちょっとはた目から見たら怖いらしくて、公園で明るくウォーキングや散歩している方々に道をあけていただいてしまうことも・・・。
しかし、お金がかからず、自分の好きな時間に、自分のペースを完全に守れて、好きなだけできます。
自分の世界に完璧に引きこもりながら、外で気分を変えることができます。
1人プチ「千日回峰行」を近所の公園で敢行する!
山で修行する山伏さんたちの修行方法として、「千日間寝るとき食べるとき以外は山を歩き続けて悟りを開く」というものがあります。
仏教の宗派によっては、やっています。
自然の中を黙々と歩くことで、考えはかなり前向きになりますし、考えもまとまりますよね~?
失敗して落ち込んでしまった日、そのままの格好でいいので、明るい道をガツガツ歩く、というものです。
帰り道の暗い公園は止めてください。
休日の昼間などの公園は特にお勧めです。
車などに気を遣わないので、正直言って「もう、好きなだけ何時間でもぐるぐる悩む」という作業ができます。
自然に囲まれながら、健康的に歩きつつ、思いっきり「ぐるぐるぐ~るぐるぐる」し続ける。
ワタシの場合、家や職場で数日間悩んでぐるぐるすることがあるのですが、公園であ「プチ千日回峰」をやると、数時間でぐるぐるが終了するんです。
「ああ、これは悩んでも仕方ないんだな」とか「こうするほかに手段はないんだ」という結論が出ます。
ウォーキングと一緒に見えるかもしれませんが、本っ気で悩みながら歩くと、出ているオーラが全く違います。
「これ以上考えても仕方ないんだよな」と半ばわかっている状態なら、音楽をかけながら歩いて、思考を整理して短時間で考えを仕上げることができます。
「はぁ、もう死にたい!もういやだあ!」というときは、「音楽は邪魔だ!」と思ったり。
そうなったらもう聴かないで歩きますが、こういう日は「独り言」に要注意です。
「もうだめ」「死にたい」「仕事辞めたい」などとブツブツ言いながら早歩きする人は、晴れた気持ちの良い早朝でもホラー。浮浪者もびっくりです。
大体、負のオーラを背負っているので、普通に独り言を言わずにふと曲がり角でランナーと出会っても「うわ、びっくりした!」などと言われてしまうことがあります。
しかし、気持ちが落ちているときは、本当に口に出してスッキリしたくなっているとき。
周りを見て、人がいないことを確認して独り言を言いましょう。
緑の多い場所だと、「ああ、死にたい」と言ってみても、なんだか何かのセリフみたいでおかしく思えます。
目の前のトンボとか桜の木とか花が、一所懸命生きているせいかもしれません。
落ち込んで視線がド真下を向いても、小さいのに精いっぱい働く蟻たちが目に入ります。
そうしている間に、ちょっと気分が上向きになってきます。
すかさずそこで音楽を自分に聴かせてあげると、「まぁ、いいか」の境地まで自分を持っていけます。
基本的には、ウォーキングの服装でやった方がいいみたいですね~。
いつも基本的には、多少気分がアガらなくてもクラブミックスの曲を流しながら(クラブなんか30年は行っていないし)、スマホでランニングアプリのNike+などを使いながらやってます。
歩いた距離であっても、Nikeのアプリが「〇㎞トレーニングしました」と言ってくれるので、楽しいです。
あふれる負のオーラを明るめのランニングウェアと目深にかぶったキャップで打ち消しているつもりですが、たまにすれ違いざまにびくっとする人がいるので、ぐるぐるが強い日はちょっと眼がヤバいのかもしれません。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。
やりかたは、簡単。
音楽機器と、イヤホン。それから歩きやすい靴です。
場所は、車にはねられる心配もなく、かつロケーションの良い公園がおすすめです。
耳にイヤホンをつけ大音量にして音漏れをしながら、すごい速さで歩く。
それだけ。
ずっとやっていると、自分の頭の中の本当に悩んでいることが、口から出てきたりしました。
独り言は、極力周りに人が居ないときにしましょう!
お年寄りに「うわ!びっくりした!」などと言わせてはいけないでしょう。
夕方にやっていることが多いのですが、すれ違う人にびくっとされたりします。
落ち込みがひどい時は、表情もかなり厳しいらしく、公園の浮浪者に道を譲られるほどです。
「とにかく歩く」は、落ち込んだ時にかなり効きました。
しかし、「イヤホン」「ちょっと独り言」「いやに速いウォーキング」は、ルックスが悪すぎ(笑)。
そして不審者情報として近隣の小中学校で流されたら困るので、とりあえずそれらしくウォーキングの格好をしておくことが大事です!
服装でアゲる
ウオーキングの格好がある程度かっこよいと、そのまま「ランニング」な気分になることもあります。
そうなると、爽快感がさらに増します。
本当に服装って大事ですよね~。
そして、「大音量のイヤホン音漏れ」も、それらしく見えるから不思議。
「いやに早歩きなウォーキング」が、「慣れてる人のウォーキング」に格上げ!
大音量と歩くことは、余計な考えを遮断する
とにかく「大音量」って、落ち込んだ時にいいですよね!
同じように落ち込みやすい友達は、「車の中でで大音量にして歌を歌う」と言っていました。
それも、楽しいですよね!
この音楽に、「歩き」をプラスすると、効果がありました。
気づかないうちに「グルグルと悩んでいた」のがいつの間にか「前向きに考える」になるのです。
なんせ、「歩く」という行為が、「前に向かう」だけですからね。
山にこもる修験者たちも、「1000日歩き続ける」とかいう修行があるとか。
ほんの1キロ2キロ歩いたくらい(30分未満)であっても、けっこう「何か修行した気分」になるから、不思議です。
帰り道に1駅分だけ歩くとか、スーパーまでに道のりをちょっとだけ遠回りするとかでもいいと思います。
ちょっと大きめに音楽を聴きながら(危険のない範囲の範囲で)、歩く歩く歩く。
歩きながら自分が真下を向いていたら、たまに意識をして上を向いてみると、さらに気持ちがぐわっと上を向き始めるので、面白かったです。
関東は、お盆だというのに涼しい日が続いています。
曇天って、落ちるから困るんです。
本当は歩きたいのですが、雨まで降っているので、困っています。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。