ワタシをはじめとするずぼらさん、というのは、汚い部屋が好きなのではないです!
「でも、片づけを始めたら時間と労力がかかるんだよね・・・」
というブレーキが、人よりも強くかかる(しかもそれを本人は自覚していない)だけだと思うんです!
だから、ずぼらさんは人一倍さまざまな断捨離や片づけの情報を持っていたりします。
ダイエットと一緒。
ワタシ自身、何度「断捨離」の本を読んでも、テレビで「すっきり収納特集」を見ても、雑誌で「きれいな部屋へ!ビフォー・アフター」を見ても、どうにもこうにも進まなかった断捨離。
もう、お盆明けや年明けに片づけが一切進んでいなかったりすると、自己嫌悪まで始まります!
ADHD傾向のあるワタシなので、どうにも「ごちゃごちゃをすっきりさせる」作業が苦手なんです(言い訳です)!
そこで、「自分に与える課題を失敗できないほど小さくする」というやり方でトライしてみました。
本当は、素敵な家にしたい!
友達の家に遊びに行くと、いつもすっきりしています。
子どもたちには、「いつもウチは片付いていないから、友達を呼べない」「玄関先が植物でごちゃごちゃしているから、恥ずかしい」と言われます。
本当は、見栄っ張りな性格ですから、美しい家にしたいんです!
でも、できない。
仕事が忙しいから、というのは言い訳です。
仕事のシフトが緩やかになって、多少はキレイになりましたが、どうにも「人が呼べるほどスッキリ」からは、程遠い・・・。
もう本当に「一気に片づけ」って、ムリ!
仕事先なら、できるんです。
でも、ちゃんと時間をとってやらないとムリですけど。
しかし、自宅になるとなかなか「よし、片づけをするぞ」の腰が上がらない。
そして、やり出したら、どこでやめたらいいか全くわからない。
今日テレビでやっていた「断捨離の達人」がやっていたのは、
「まず(棚とか引き出しとかの中身を)全部出してみる。実は世の中の人の必要なものは4割くらい。6割は捨てるのだ」
というもの。
ここで、すでに「棚とか引き出しとかの中身を、全部出してみる」のハードルが…高い。
そこで、今年の夏はこの本を参考にしました。
これを読んでまず、自分のなかで「根性がないから、片付かない」というムダな考えを捨てました。
「(捨てる)決断をする」には、エネルギーが必要だ、ということ。
疲れるのは、当たり前だということ。
とにかく、小さなことを「習慣」にしていくこと。
脳の仕組みは、そういう風にできているということも、確認。
自分に課するステップを「ばかばかしいほど小さくする」ことは、習慣化はできます。
そして、1度にチャレンジするのは3つくらいが良いみたいです。
これを読んで、自分のつけたい習慣を、「1日1個モノを捨てる」にしました。
「1日1個だけでOK」と自分に課す課題を小さくすると、それだけでココロにかかる「めんどくさい!」という感情によるブレーキがなくなりました。
しかも、たいてい「1個」というノルマを達成すると、そのキモチ良さから「もうちょっとやっちゃおうっと♪」となります。
脳は「同じ状態」が大好き。
その性質が好きだからこそ、片づけが苦手なんですよ、きっと(笑)!
「1日1個」作戦は何とか成功し(日によっては、片づけをさぼりました。でも、それでもOK)、この夏は、超プチ断捨離に成功!
ごみ袋で10袋くらい、ブックオフに本を40冊くらい、服のリサイクルの7着の服を処分することができました。
ブックオフでは、買い取ってもらえない本も3分の1くらいありました。
いつもなら、「じゃあ、もったいないから持って帰ってもう一回見ようかな・・・」となります。
これをぐっと抑え、「ここで処分をお願いします!」と決死の覚悟(?)で処分もしました。
実は、ブックオフに持って行ったついでに、買取価格査定を待ちながらブックオフでまた6冊の漫画を買ってしまいました・・・。ああ~!
でも本棚が、前より「お気に入り」状態になったわけで、それはそれで良し!
(ここで自己嫌悪を始めると、「1日1個」のモチベーションさえ、怪しくなる!)
ゆる~いゆる~い断捨離ですが、ちょっとずつ進んでくると、自分が好きになれるのが本当に嬉しいです。
ちょっとずつでも片づけの習慣がついて、いつか「引き出しをまず全部出してから・・・」ができるようになりたいです。
今日も1日、お疲れさまでした。
お盆明けで、ペースアップされたのではないでしょうか?
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。