猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

素敵な大人になるための心意気

同窓会がありました。

卒業して20年たってみると、まるでそれぞれの人生のありかたが違ってきます。

学生時代にはいつも恋愛していて、絶対卒業後すぐ結婚するんだろと思った人が、大手企業の管理職として独身でがんばっていたり。

そんなに勉強が得意じゃなかったはずの人が、その後自分で学んですごい地位についていたり。

もう一度学びなおして、独立していたり。

 

昔のなじみの顔でありながらも、卒業後のことをあれこれ話してみると、それぞれの人生がまったく違っています。

 

これって、どんな違いがあったのかな?と考えてみました。

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自分の置かれた場所でしっかり咲く

同じ学校の仲間が集まった割には、みんなまったく違う人生を歩んでいました。

人生をそれぞれに楽しんでいる中で、「自分の置かれた場所」でしっかり自分の花を咲かせることって大事だな、と感じました。

 

一流企業に就職するも、失敗があって出向になり、そこでまたひと頑張りして本社に戻った人もいました。

社会人になってから、もう一度勉強しなおして資格を取り、最終的には独立した人もいました。

自分なりの働き方と部署を見つけて、自分の時間を大事にしながらも働き続けている人もいました。

ご主人の家の仕事を継ぐことになり、地方に移住した人もいました。

 

社会に出てから、安穏として順風満帆だった人は一人もいませんでした。

特に女性陣は結婚相手と一緒に地方に行くことになったりするなど、自分の要素以外のことで、人生の方向を大きく変えている人が、半分以上でした。

結婚するまで積み上げてきたキャリアを捨てていくことにもなり、しかも望んでもいない分野の新しいスキルを身につけなければなりません。

 

それでも柔軟に生きていくこと。

自分のできることを精いっぱいやること。

そうした人たちは、新境地でキャリアを再び積み上げていました。

無理な人とは、家族でも一緒にいてはいけない

ワタシと同じように、家族に対して強い痛みを感じて生きてきたタイプの人もいました。

ワタシは結婚を逃げ道にさっさと家族と距離を置いたのですが、彼女は一度離れながらも、また家族に必要とされたときに戻ってしまいました。

しかし、戻ったからと言っても彼女に対してかなり厳しい言葉をかけてくる父親は、やっぱり変わることはなかったようです。

ずいぶんと家族に尽くしましたが、近くにいればまた痛みを感じてしまうものでした。

憎しみを伴う親子関係は、大人になったからと言って改善された様子はあまりないようでした。

きっと、彼女なりの優しさからまた近づいたのであり、「大人になったから親子関係が改善されるかも」という淡い期待もあったのかもしれません。

 

時間を置けば、または大人になれば、何とか改善するかと思われる親子関係。

でも残酷ですが、無理。

 

人は変わらないし、身内への対応なら、なおのこと変わらないんですよね。

 

親はさっさと捨てていいと思います。

子どものためを思うなら、親は喜んで捨てられるべきです。

しがみつくとか、ありえない。

今時、それなりのケアさえしておけば、孤独死は避けられます。

(大体、娘の人生を食いつぶすようなお父さんは、孤独死があったとしても自業自得)

無理しちゃいかんです。

 

「あんなお父さんをお母さんひとりに任せるのは、あまりにお母さんがかわいそう」といって家族のドツボにはまる人もありました。

でも、お母さんというのは「自分を助けるために子どもを犠牲にする」のは、本来苦手な生き物です。

 

同窓生ではありませんが、頼みの綱として家庭を明るくしてくれた子が独立してしまった人がいました。

その子がいなくなり、彼女の旦那は1日中家事にケチをつけたり、彼女の料理に嫌味を言ったりするのが日課になりました。

一度は具合が悪くなりましたが(そうしたときは、よくありますが婦人科系が悪くなります)、彼女は負けませんでした。

「趣味に打ち込んで、昼間はできるだけ出掛ける」「近所に友達を増やし、いろんな友達に話してスッキリする」などの社会的スキルを手に入れました。

今は、超イキイキと毎日を過ごしています。

その旦那は、家に引きこもっていますが。

 

人間、どっこい生き抜けるようになっていますもんね。

そんな夫婦を見て、「他人の課題」を引き受けてはいけないと思いました。

パートナーが不機嫌なのは、「パートナーの課題」です。

自分まで不機嫌になったり、相手のご機嫌をとってはいけないんです。

と、アドラー先生も言っていました。

 

understandlove.hatenablog.com

 

 

どう自分を幸せにするか。自分の幸せは自分で決める

アラフォーになって、幸せそうに生きている人は、自分で自分の幸せを決めている人でした。

誰と結婚したから幸せだとか、どこに勤めているから幸せだとか、お金があるとか、そんな安い幸せは実社会では存在しませんね。

ドラマの中や漫画の中だけの話。

 

自分の今の置かれている場所をよく見ること。

現状の良さを知り、感謝すること。

改善点を自分で見つけて、勇気をもって改善すること。

 

ついワタシは、人のせいにしてしまいます。

けれど、自分の幸せを自分で決めて生きている人たち、自分の意志で立ち上がって咲いて生きている友達を見て、素敵だなぁと思った次第です。

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今日も1日、お疲れさまでした。

暑さもまだ残っているので、身体には十分気を付けてください。

せめて、夜はゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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