ほかの人より傷つきやすい自分を、「自分は、弱くて努力不足」と昔から思っていました。
でも、最近そうした傾向の人が、5人に1人くらいの割合で居ることがわかってきましたね。
HSP、「Highly Sensitive Person」の略で知られる、日本語に訳すなら「とても敏感な人」。
性格の問題ではなく、生まれ持った気質に根本原因がある可能性があるのです。
チェックリストで、こちらの性質に思い当たるならば、一緒に改善の具体策を読んで見ませんか?
今日は、まずチェックリストを使ってみましょう。
気にしすぎるのは、「とても敏感な気質」のせいかも?
人の言葉に敏感だったりするタイプ、大きな音強い光が好きになれないタイプなど。
環境や出来事などに対して、自分でも「嫌だな」と思うほど 過敏に反応してしまうことがありませんか?
実は、そうした性質の人が世の中に一定数いることが、アメリカでの研究でわかってきました。
意気地無し
根性がない
臆病すぎる
そう批判されたり、自身をそう評価していたり。
でも、HSPという性質ならば、根性論を振り回すのではなく、それに合わせた対処法を覚えしまいましょう。
HSPチェックリスト
次の質問に、いくつ「はい」があるか、数えてみましょう。
自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づく方だ
他人の気分に左右される
痛みにとても敏感である
忙しい日々が続くと、ベットや暗い部屋などプライバシーが守られ刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
カフェインに敏感に反応する
明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
豊かな想像力をもち、空想に耽りやすい
騒音に悩まされやすい
美術や音楽に深く心動かされる
とても良心的である
すぐびっくりする(仰天する)
短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
人が何かで不快なとき、どうすれば快適になるかすぐ思い付く(例えば電灯の明るさを調節したり、席を変えるなど)
一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ
ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける
暴力的な映画やテレビは見ないようにしている
あまりにたくさんのことが自分の回りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
空腹になると、集中できないとか、気分が悪くなると言った反応が起こる
生活に変化があると混乱する
デリケートな味や香りを好む
動揺するような情況を避けることを、普段の生活で最優先している
仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できない
子供の頃親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
12個以上に「はい」と答えたあなたは、おそらくHSPです。
ただ、「はい」が1つしかなくても、それが非常に強い傾向にあれば、HSPの可能性があります。
ワタシは12個が「はい」でした。
この生きづらさをなくすためには、3つのことが大切です。
知ること、対応すること、心構えを作ること、です。
明日は、それらについて読んでいこうと思います。
今日もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。