人や環境に過敏に反応してしまう性質を生まれつき持っているHSP。
昨日は、そのチェックリストを読みました。
この性質をもつ人の対処法として、こんな方法が提示されています。
1 人の気分に左右されやすい
落ち込んでいる人には、近づかないなど、極力接触を避けましょう。
用件や話に集中して、相手のマイナス感情に心を引っ張られないようにすることが肝心。
会った人がたまたま落ち込んでいて、モロに受けてしまったら、その人と別れたあと、一人になれる場所に行き、嫌な気分を架空のゴミ箱に捨てる。
これは、「ライオンの吐き出し」という心理技法。
目の前にゴミ箱があると想像し、前屈みになって一気にウェーと声を出して吐き出します。
マイナス感情に引っ張られやすいのは、境界線が薄いためです。境界線の強化トレーニングも有効!
目をつぶり、自分の回りに境界線が張り巡らされている場面をイメージします。
1日5分でも有効です。
2 大人数の飲み会、会合が苦手
外向型のHSPならば、たくさんの人がいる場面は得意ですが、圧倒されてたちまち敏感センサーが働く場合。
どうしてもという会合以外は、お断りするのもいっそ1つの手。
断れない会合ならば、話す内容をあらかじめ準備し、練習しておくと安心。
天気、世間の話題、何でもオッケー。
また、「無理して話さない」もよいチョイス。
にこやかに笑って、相手の話に耳を傾け、生まれ持った「聞き上手」の性質を生かすと、かえって信頼を集めます。
3 予定変更にパニック
予定の急な変更、直前キャンセル、出掛け前の子供のタダコネ。
こんなことに爆発しそうになったら。
「タイムアウト法」があります。
突発的興奮は6秒で収まるとされています。
カッときたら、深呼吸。
その場を離れてトイレに行く。
とにかく、6秒待ちます。
根本的な方法としては、感情の記録をとること。
心の混乱の多くが「べき思考」から生まれていることが多いことに気づくかもしれません。
約束や予定を守るべき、は「べき思考」です。
「予定通り、行かないことってあるよね」。そう意識してみると、少しずつ変わっていきます。
他の方法は、後日読みます。
今日もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。