猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

シロサギは何を食べるんだろう

日本には、たくさんの渡り鳥がやってきますが、関東にもアオサギとかダイサギが見られる季節。

寒くなってくるとみられるカモたちも、コミカルでかわいらしい!

ですがまだ温かさの残るこの季節に、くちばしの長い鳥たちが、磯とか田んぼとか干潟でカニなどをつつく姿も、何とも愛らしいですね。

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千葉県にある谷津干潟は、渡り鳥たちの貴重な中継地点です。

今週は、シロサギが10~20羽くらいいました。

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田んぼのある場所なら、いくらでもちょこちょことみられるサギたちですが、都市部ではなかなか見られないので、野鳥ファンたちが写真を撮ろうと集まっています。

おじさんたちがこぞってほほを紅潮させて嬉しそう。

仲間同士ウキウキと「撮れた?」などと話し合いながら、40センチ以上の長さのある望遠レンズを付けたカメラで野鳥たちを追いかける姿もイイ。

そのおじさんたちの様子をこっそり見て面白がるのも、これからの季節の醍醐味です。

 

葛西臨海公園などでは、かなりレアな鳥がやってきます。

その後を「アイドルの追っかけ?」と思う勢いで、自転車まで用意して追いかけまくるおじさんたちの笑顔が楽しめます。(←鳥よりも絶対おもしろい)

いつもは、仕事に追いかけられ、家庭では奥さんの尻に敷かれているであろう、ちょっと疲れた感じのおじさんたちが、キャッキャと鳥を追いかける姿は、じつにかわいらしいですよ~。

そうだ、今度はそっちの写真も(顔が映らないようにして)撮ってこようっと。(迷惑)

 

今回は干潮を観ることが出来ました。

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浅くなった干潟では、ボラの子たちがキラキラと腹を見せたり、パシャパシャと音を立てて泳いでいます。

もう、そこら中ボラだらけ。

 

今週はダイサギだとかシロサギだとか、シギの仲間とかがいました。

アオサを食べにくるカモたちとは違い、カニとか食べることをメインにした鳥たち。

くちばしの細い種類ばかりです。

 

わずかに水が通る道の脇には、サギか何かのかわいい足跡が。

 

ボラは15センチくらいとかなり大きくなってきたので、あれを捕まえて食べるのは大変そう。

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よくサギたちはカニを食べたりするそうです。

そして、カニを細いくちばしで捕まえると、ブンブン振り回してはさみと足を振り外して腹を食べるというんです。

なかなかドSなショットです。

 

ウミウたちも元気に活動中。

彼らは集団で海から突き出た棒にとまっていました。

羽を乾かす様子は、まさにバットマンマークですよね。

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シロサギたちは、個々に単独行動。

ボラの子たちを眺めつつ、長い脚でその群れの方へ優雅な足取りで進みますが、ボラの集団はすいすいとよけていきます。

水の下の土をつついているので、ボラよりもカニを狙っているのかもしれません。

 

干潟の干潮時は、「磯の香り」をはるかに通り越した「俺らは生きているぜ!」と生き物たちが主張しすぎたにおい。

干潟を囲むマンションがたくさん立ち並びますが、何百という部屋の中で、見える限りで1部屋しか洗濯物を干していません。

海沿いに住む人は、洗濯物に海のにおいがつく、とよく千葉では言います。

雨にも磯のにおいがついていることがあるなぁ、と思ったり。

まぁ、どちらかと言うと磯のにおいには慣れているつもりでした。

その千葉県民であっても、今回のにおいはすごい。

アオサをみそ汁にしようと鍋に入れた時の、特有のにおいが200倍になった感じ。

 

千葉に居ついてしまったのか、早めに来すぎたのか、カモの夫婦がワンペアだけプカプカと楽し気に泳いでいました。

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はるか遠くに、サギたちが群れのようでありながらもめいめいに餌を探しています。

ウたちのように「俺らは仲間なのだ!結束するのだ!」という集団意識のない、だらっとした集まりです。

 

これもまた、1か月もすると干潟にいるメンバーは変わるとのこと。

渡り鳥たちは、遠くはオーストラリアやニュージーランドから。

そしてアラスカやシベリアまで行くのだとか。

おいしいごはんをたくさん食べて、しっかり旅してほしいもんですね。

 

ゆっくり休んで、空を飛ぶ夢を。

では、また。

 

ピンぼけショットばかりでスミマセン。

ああ、望遠レンズのカメラが欲しいなぁ。

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