猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

秋はお茶で恋をする~『恋に効くお茶 ラブティー』平野久美子

恋愛・・・・無いな~。清々しいくらい、無い(笑)

職場の若い子たちの話でちょろっと聞くくらいです。さびし~!

アルコールは日中飲めないから、もっと昼間っからちょっとハッピーな気分にさせてくれるものが欲しい。

そこで、「大人の恋に効くお茶」はいかがでしょう?

お茶は静やかな飲み物と思われていますが、実はお酒でなくても恋の効用を持つそうです。

ここでは、コンビニとかファミレスのドリンクバーにもあるお茶、もしくはドラッグストアまで足を運ぶことで見つけられる身近なお茶に注目。

効用を知って、この秋ひそやかに恋愛気分を楽しみたいと思います。

 

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お茶と一口に言っても、まず「カメリア・シネンシス」というツバキ科の茶の木からつくる緑茶や烏龍茶、紅茶があります。

薬草を使うハーブティ。

生薬を煎じる漢方茶。

ブレンドティーまで加えれば、無限にお茶の世界は広がります。

よくできた烏龍茶のように、色香が香りとともにゆらゆら立ち上がってくる艶っぽいお茶もあれば、古代から媚薬として用いられているハーブを使ったセクシーなお茶もあります。

たとえば、中国の艶書『金瓶梅』にはさまざまな種類のお茶が出てきますが、回春不老茶まで登場します。

これは、青菜やゴマ、スイカの種の中身、タケノコ、黒豆を上等な緑茶に入れ、さらに香りのよいモクセイとハマナスを加え、花の香りで全体を包んだミネラルたっぷりのお茶です。

 

心身のクールダウンに カモミール

ヨーロッパで古くから飲まれているカモミール

カモミールや中国で花茶の材料になる菊の花は、アジアから北ヨーロッパまでの広い地域で見られる生命力旺盛な植物です。

一般的に「カモミール(カツミレ)」と呼ぶものは、白い花の中心の黄色が盛り上がった「ジャーマン・カモミール」です。

黄色い部分が平たく、ちょっとリンゴに似た香りがするのは「ローマン・カモミール」。

古代ギリシャでは兵士の心身の傷をいやすために、古代エジプトでは病気治療のための薬として使われてきました。

 

ストレス解消に聞くので人間関係の修復に役立ちます。

消炎作用を持ち、胃の修復、不眠症や神経痛の緩和、不快な症状を和らげる効果があります。

 

同性でも異性でも、他人と暮らしていると、ささいなことに互いの気持ちがささくれ立つもの。

そんなときは、ちょっとはちみつを入れたあつあつのカモミール茶を飲みます。

ほの甘く晴朗な香りを湯気とともに吸い込むと、不思議なほど気持ちが落ち着いてきます。

 

お風呂に乾燥したカモミールをたっぷり入れると、疲れた神経をクールダウンします。

抗消炎作用があるアズレンをたっぷり含んだジャーマン・カモミール精油を希釈オイルで薄めて体に塗ると、さらに効果が持続します。

 

日本でも比較的簡単に栽培できます。

秋に種をまくと、翌年6月に花収穫できます。

ただ、葉や花粉にかぶれてトラブルを起こすことがあるので、注意しましょう。

 

異性との距離を縮めるときのエチケット ジャスミン茶

インド原産のモクセイ科の常緑樹。

ジャスミンが中国に伝わったのは漢代といわれるほど歴史が古く、福建省で大々的に栽培が始まったのは清代のころ。

いまでは世界一の栽培面積を誇ります。

 

ジャスミンのかぐわしい花の香りを緑茶につけたのがジャスミン茶

湯気とともに立ち上がるジャスモノイド類という香気成分は、大脳辺縁系に届く7つの香りのひとつです。

だから、リラックスした気分になれるのです。

 

茶葉の青々しさとジャスミンの香りの相性が良いので、緑茶ベースが一般的です。

開花しかけの半開きの花を緑茶の量3にたいして1になるよう用意し、茶葉の間に挟んで寝かせます。

すると、ジャスミンの香りがじわじわと茶葉に移って熱を帯びます。

それをかき混ぜ平らに茶の葉のやまを伸ばして放置します。

そしてまた花を加え、再び混ぜて平らにします。

乾燥させたら、干からびた花を取り去って出来上がり。

茶葉を球体にしたものでも、散茶状態のものでも、高級なジャスミン茶は花を混ぜてありません。

「外国人が喜ぶから」とわざと白い花を混ぜているのは、生産者が明かすように安物が多く、中にはスプレイで綱領を吹き付けているかと思うほど強い香りがする粗悪品があります。

 

愛のエスプレッソ マテ茶

南米大陸には、昔からシャーマンたちが宗教儀式に使ってきたミラクルハーブやキノコ類数多く自生しています。

そうした幻覚作用をもたらす植物とは別に、健康促進、不老長寿の霊験あらたかな草木が部族の間で伝わっています。

ブラジルからアルゼンチンにまたがるごく限られた地帯に自生するモチノキ科のマテの、木の葉や小枝を煎じるとマテ茶になります。

 

インディオたちの間で下痢止め、精力増強、利尿剤など、万能薬として飲み継がれてきました。

彼らは葉や小枝を細かく砕いて器に入れ、水やお湯を注いだところに先端に茶こしのついた専用のストローを差し込んで愛飲してきました。

 

マテ茶にはカフェイン、ぽるフェノール、カリウムのほか、烏龍茶の25倍のビタミンC、170倍のクロロフィル、緑茶の倍の亜鉛そのほか、鉄やカルシウムが多く含まれています。

結構を促進したりリラックス効果をもたらす「マテイン」というミラクル成分も見つかっています。

 

催淫効果もある バラ茶

ヨーロッパでは、そのグラマラスな芳香は媚薬代わりに長い間使われてきました。

イランやシリアが原産地とみられるオールドローズ種には、ゲラニオール、シトロネラールなどの300種以上の香気成分が入っているうえに、みずみずしい香気をたばねる調整作用を持つ独特のアロマが含まれています。

エジプトでは、咲きかけのつぼみに熱湯を注ぐか、または香りのよいダマスク・ローズの花弁を乾燥させたものをローズティーとして使います。

「王冠を付けた娼婦」とまで言われた古代エジプト嬢王クレオパトラは、ベッドに数十センチの厚さに花びらを敷いていたほど、バラをどの花より愛していました。

 

アントニウスクレオパトラに夢中になっていた傍らにあったはずなのは、オールドローズ

原題のハイブリッドローズより濃厚な香りです。

 

バラは末梢血管の血流を促進し、筋肉の働きを活発にします。

冷え性改善、皮膚のはりや潤いを取り戻します。

色素沈着の予防にも効果的。

解毒作用もあり、身体のモードを整えてくれます。

 

そのほか

・和製の伝統ハーブ ドクダミ

10種類の薬と同等の効能があることから「十薬」と呼ばれてきた、歴史の長い和製ハーブ。

あの匂いにはいくつもの薬効成分があり、便秘、水虫、腫物、湿疹治療、動脈硬化、高血圧改善、利尿作用が知られています。

デトックス効果抜群 ヨモギ

葉の成分はクロロフィル、各種ビタミン、カルシウム、鉄分など。

体内のインターフェロンを増やしてくれ、抗がん作用、抗菌作用が注目されています。

虫刺されにも効きます。

韓国では、生理痛、貧血、片頭痛に効くと女性に人気。

デトックス効果が高く、老廃物を出してくれるので、口臭や大衆が自然と収まります。

・クコ茶

クコの葉に含まれるベタインが、肝臓の働きを良くして老化を防止します。

血管を強化し血液をアルカリ性にする働きがあります。

ベタインは、脳の神経に作用してストレスを取り去り自律神経の動きを活発にしてくれます。

ホルモンの分泌が盛んになるので、快楽気分を伝える回路がスムーズに。

滋養強壮、回春不老に効くと言われています。

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カモミールを育てたいと思いながらも、「いつ種をまいて収穫するんだ?」と思っていました。

やってみようと思います。

 

お疲れさまでした。

ゆっくり休んで、素敵な夢を。

では、また。

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