猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

仕事の中で自分を俯瞰する方法

今の若い人たちは、色々言われますけど「仕事と割りきる」とか「組織のなかでの自分のポジションを把握する」のは、ワタシなどのアラフォー世代より上手いと思います。

「自分がやらなくて、誰がやるのだー!!」

と、意気込んでしまい、一人でナンデモカンデモ抱え込み、ぶっ倒れたりしているのは、ワタシ。

 疲れきって、そして

一度倒れてみて、わかったことを今日は整理してみたいと思います。

 

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自分時間は、いつだって「確保できない」と思い込んでいました。

それが思い込みだとわかったのは、体調を崩してお休みをもらってから。

フリーランスの方々には申し訳ないけれど、どんなに小さくても「組織」の一員ならば、必ず「風邪を引いて1日休む」くらいは!出来るわけです。

しかし、それさえ「でも、ちょっと難しいよね、ウチの場合」と思っていました。

「自分でやった方が早いし」

「少し頑張れば、終わるし!」

 

でも、この、あと少し、を実は何度も繰り返している。

 

1   狭くなっている視野を、何とかしよう!

・自分を振り替える時間

・今日の優先順位をたてる時間

 

これらさえも削って毎日の仕事を回していると、組織全体が見えなくなります。

よーく、よーーーく見てみると、あなたのポジションで求められている仕事と、そのオマケの仕事があります。

ところが、オマケまで常に頑張っていると、誰かの手間を省きます。

その人が、やたらと感謝してくれたり。

「感謝」は、キョウレツな力があり、ついまた「感謝」されたくて頑張ってしまう!

 

そのスパイラルは、実は自分が作ったというよりは、あなたを利用したい誰かが、こっそりそのスタートの「渦」を作っていたりするものだったり。

ワタシもドップリと「私がやりまーす」のスパイラルにはまっていました。

 

まぁ、いい歳してなにやってんだかって、今は笑えますが。

 「見えてない自分」に気づいてから、どうにかしたいともがいてきました。

 

組織全体を俯瞰するためによい方法は、いろいろ試しました。

ワタシ的にやり易かったのは、

その組織の「トップ」になったつもりで、全体を観ることでした、

 

そうすると、

「そこまで頑張らなくてもいいよ、自分」

なんて声が聞こえてくるかも知れません。

 

また、

「ここだけは、頑張りどころ。他の人には、頼めないから絶対自分がやるしかない」

という場面も見えてきます。

 

自己満足な部分で頑張るよりも、その場面に集中すると、貢献感も達成感もあるんです。

 

2  「仕事」と割りきるには?

「嫌な仕事は、やりたくない」

そんな言葉を給湯室なんかで聞くと、

「子供っぽい!」

と、思っていました。

でもココロの中ではワタシもそう思っていたからこそ、腹が立っていたんです。

 

しかし、実は職場ってトップの人たちがその仕事をさせる理由まで説明しないままで、下に降りてくることが、よくあるんですよね。

「いろいろ事情があって、詳しく言えないけど、やってもらうしかない!」

そう上司だってわかって言っています。

ココロにそう思いながらも、命令する側の人たちの気持ちってのも、汲み取れるようになると、本当に「使える」人になれると、最近わかりました。

 

「まったく、ウチの上の人たちは勝手だよ!!」

そう憤っていても、実はフカーい訳があったりするもんなんです。

 

だから、「まったく、もー」をとりあえず夜の晩酌タイムまで横に置いておく。

そして勤務中は、「仕事は、仕事だからね~」と、こなしてしまう。

それが数度続くと、「いや、じつはアレは、こんな事情があっんだよねー」

なんて言ってもらえるような、上との繋がりが出来てきます。

 

そんな「事情」を飲み下せる「器」がある、と判断された証拠です。

 

いつまでも、ブチブチ、ブーブー言ってばかりで動かない人には、一生涯望めない境地です。

 

でも、ワタシなどは「ブチブチ、ブーブー」組でした。

そして、自己満足なお仕事。

これでは、「頑張っているのに、どうにも評価されない」人、決定なのでした。

 

3  疲れを残さない工夫をしてみること

・自分が本当にやるべきコト

・自分に求められているチカラ

これを見極めるって、一瞬で出来そうに見えて、20年勤めていてもとても出来ないことでした。

 

実は、論理的に自分を分析するには、膨大な時間と体力が必要でした。

 

たくさん本を読んで、じっくり体を休め、ブログ書いて、日記書いて、やっと見えてきました。

 

そのため、それまでは割と反抗の対象であった上の人たちに助けられました。

「人って、こんなにいいもんなんだな」と、人生で初めて思ったり。

 

そして、別のポジションから見た景色が、同じ組織を全くのベツモノに見せることを体験できました。

 

休んで良かったなって思います。

一生涯、視野が狭いままだったら、と思うと、恐ろしいです。

 

4  まとめ あの頃の自分に薦めたいこ

まったく、回り道な人生でした。

体調を崩す前の自分に出会えたら、まず薦めたいのは、

「自分の気持ちを日記などに書き出すこと」

「ちゃんと夜、睡眠を とること」

「一人になれる時間を週1回でもとること」

「他人の課題を背負い込まないこと」

「自分がどうしてそんなに仕事に邁進するのか、人生の根本的な問題に向き合うこと(ワタシは自尊感情がものすごく低いせいで、仕事に執着していたのです)」

 

とにかく、立ち止まるって勇気が必要。

でも、人生の分岐分岐で、考えるべき場面ってあります。

でも、ワタシは、立ち止まるのが怖いから、考えないで「とりあえず、ゴー!」しちゃう。

本当は、もっと、以前から他の人からの意見からも、「考えるべき」時がありました。

 

結婚するとき、

子どもができたとき、

子育てと家事の両立ができなくなったとき。

 

何かを捨てたり削ったりすべきでした。

それを考える手間を惜しんで突っ走ってきました。

 

それは、実績にもなりましたが、「本当はものすごく寂しがりやな自分」をコーティングするため、という理由が大本にあるから、どこかしら独りよがりになります。

 

だから、認めてもらえない。

どこかしら達成感に欠ける。

さらに頑張る。疲れて、考えられなくなる。

とりあえず、誉めてくれる誰かのために、死ぬ気で 頑張る。

 

でも、それでは顧客のニーズにずれたものになってしまうのですねー。

 

 

 

仕事の中の自分を俯瞰する。

人生そのものの中の今の自分を俯瞰する。

本当にやりたいことは、何なのか。

何が本当は必要なのか。

 

 エラソーなことを言ってますが、まだまだ分かってない、ということが、最近わかった。

ただ、それだけです。

でも、立ち止まると、ちょっと見える景色が変わる。

まぁ、これ以上立ち止まりたくないし。

 

これからも、本を読んだり、アレコレと挑戦しながら、「本当に自分がやりたいナニか」に迫れればと思う次第です。

読んでくださるあなたと、一緒に勉強していきます。

 

 

どうぞこれからも、よろしく。

 

お疲れ様でした。

素敵な夢を見られますように。

では、また。

 

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